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Board Game Memo Posts

ウフバッセ!

Uffbasse!

評価:4/10

強烈な弱者救済が特徴トリックテイキング。
エッベス」「ドゥッベ」のメーカー。エッセン新作。

5スート、1~14。(5人プレイ時)
マストフォロー。切り札有り。

手札9枚。
共通場にも9枚のカードが表向きで置かれる。
共通場で最も枚数が多いスートが切り札となる。

トリック毎に共通場から1枚カードが得点として取られていくので、切り札がコロコロ変わることになる。

ラウンド終了時に、獲得した得点カードのセットコレクションでレシピカードを獲得できる。
得点札は3枚までしか持ちこせないので、場のレシピカードを見てセットコレクションしていく。

とにかくトリックに勝たないとダメなので、手札運が大きいゲームなのだが、それを打開する大胆なルールが「ウフバッセ!」カード。
単独最下位のプレイヤーが持つことになり、これを持っているプレイヤーはトリック終了時に「ウフバッセ!切り札は〇〇!」といって、強制的に切り札を変えられる。
さらに、ラウンド終了時のレシピ獲得でも、任意の1枚として使用できる。
とにかく、弱者に甘いルール!

単独最下位じゃないとダメっていうのが肝で、同点最下位がいると誰も「ウフバッセ!」出来ない。
これによって、最下位同士はちょっとした協力関係になるのが面白どころ。

とにかく荒いゲームであることは間違いない。

どこどこアニマル

Spot That Animal!

評価:6/10

カードが行ったり来たりするメモリーゲーム。
ゲームマーケット新作。

犬、猫、豚、うさぎ、象が描かれたカードをプレイヤーに配る。
内容を公開したうえで手札に入れる。
配られるカードは不平等でも問題なし。

手番ではお題カードがめくられて、そこ示された動物を集める。
自分の手札にあれば、手札から出せばいい。
そうでない場合は、動物を指定しながら持っているプレイヤーを指定する。
無事、動物を集めることができればお題カードと公開された動物カードをどちらも手札に入れる。

最初のお題カードは動物2種なので簡単なのだが、後半になると動物の種類が3種、4種、5種と増えていく。
後半になると、手札にある動物2種のカードもお題達成に使用できる。

カードが行ったり来たりするので、記憶が大変!
後半の獲得お題カードは自分の前に表向きで積み上がっていくので、それが程よいヒントになるのがさりげなくも有効な調整でオシャレ!

あふれかえるメモリーゲームの中、また新しさを見せつけてきた!

フレームレット!

Framlet!

評価:6/10

空白を目的の形にするタイルパズル。
「スカウト!」のデザイナー。ゲームマーケット新作。

場に公開されるいくつかのブロック形状から1つを選んでマイシートに書き込む。
ブロックに囲まれた「空白」がお題と同じ形状になったら得点!
ブロック配置は自由なわけじゃなくて下限は地面もしくは別のブロックに触れている必要があるので、落ち物パズルっぽい感覚で置いていくことになる。

空白に注目するタイルパズルは過去にもいくつかあったけど、ここまでフィーチャーしたのは珍しい。

ボーナスも上手くて効いていて、程よくストレスを軽減してくれて、達成感を感じられる作りになっている。

十分、商用レベルの出来だと思うけど、紙ペンゲームは「紙ペン」ってだけで一括りになっちゃうから激戦かもね。

カミング・オブ・エイジ

Coming of Age

評価:6/10

幼少期から成人までの子供の成長がテーマ。
バルセロナ」のデザイナー。エッセン新作。

ダイスを振って、出目の場所に行ってアクションを行う。
最初は4面ダイス1個で行ける場所が4個所(自宅、学校、ピザ屋、ゲームセンター)しかないし、選択肢もない。
終盤は10面ダイス3個になって、場所の種類も選択肢も広がっていく。

アクションを介して友情を育んだり、場所に存在感を残したり、モチベーションを上げたりして、個人目標を達成していく。

システムも中々よくできているけど、そこに対するテーマの載せ方が上手い!
親しい友達の目標をマネッコできたり、感情トラックが成長に応じて2種類から5種類に徐々に増えていったり、時には感情を悪い方向に進めるのも大事だったり・・・
(元)ティーンエイジャー向けの映像作品に有りそうな教訓が散りばめられている。

時台設定を(おそらく)70〜80年代にしていて、40オーバーのおじさんゲーマーの心をくすぐってくる。

オレンジとレモン

Oranges &Lemons

評価:6/10

「オレンジとレモン」という童話をモチーフにしたボードゲーム。
ロンドン大火」のデザイナー。

ワーカー配置とアクション実行のフェイズが分かれているタイプのワーカープレイスメント。

アクションを実行した順がそのまま、次の手番順になる。
「キングドミノ」式手番順システムをワーカープレイスメントに適用したのは初めて見たかも。

色んな得点要素があるんだけど、そのほとんどにマジョリティ点をつけることで特化戦術にブレーキを掛けている。
これも単純だけど、うまく作用していて他プレイヤーの動向を注視する必要がある。

派手なシステムがあるわけじゃないけど、手堅くまとまっている。

ボーナスタイルのめくり運が悪い時の救済が無いのは気になったけど、当時の貿易のギャンブル性を表現しているってことでご愛敬かな・・・

リコール

Recall

評価:6/10

リバイブ」の続編(?)。
エッセン新作。

大枠は似てるけど、端々が違っているので別のゲームとして捉えた方が良さそう。

アクションがカードメインでは無くて、スロットメインになっているが大きな違い。
6種類のスロットから1つのキーを差し込んでアクションが行う。
このメイン/サブ関係が「リバイブ」と逆になっているので、デッキビルド感は薄まり不平等感が無くなっている。

その分、種族能力&ガジェットでプレイヤー差が出るようになっている。
あと、トラックを進めることでNPC種族の能力を獲得できるようになっている。(「セティ」から影響を受けたと思われる)

あと、マップ構成が中央から四方に散る形から、下から始まって上に進んでいく感じに変わっている。

「リバイブ」を時代に合わせて調整してきた感じのゲーム。
全ての重量級好きゲーマーが楽しめる仕上がりになっている。

ただ、個人的には終盤のコンボの長さは爽快さよりも面倒さが勝ったので「リバイブ」の方が評価は高い。


エッセンの有名どころを大体遊べたので、個人的なエッセンランキングを記しておこう。

1. キングダム・クロッシング
2. テイク・タイム
3. アンツ
4. リコール
5. キーサイド
6. アヤ:太陽の子供たち
7. フェヤーズスワンプ
8. 天下
9. エドラのドルイド
10. パピリア

重量級ゲームはどれも一定以上の面白さはあるんだけど、最近では珍しい窮屈なプレイ感の「アンツ」、尋常じゃないまとまりの「リコール」、新しく破綻の無いシステムの「キーサイド」、ロピアーノがあの頃を取り戻しつつある「アヤ」あたりのインパクトが強かった!

カードゲーム系は、既に日本の同人ゲームの方が先を進んでいる感じはあるんだけど、そんな中唯一ランクインできたのは「テイク・タイム」。相談して作戦を立てるっていうアナログゲームっぽい部分に着目していて、我々がボードゲームに何を求めていたのかを思い出させてくれた。

「キングダム・クロッシング」は、1時間に過不足無くトレンドの要素を詰め込みつつ、「一筆書きムーブ」っていう軸をブラさず調整できるていて完璧!


去年のエッセンランキングはタイミングを逃して載せれてなかったけどメモが残っていたので、とりあえず掲載しておきます。

1. スチームパワー
2. セティ
3. シヴォリューション
4. イノリの谷
5. エンデバー:ディープシー
6. シャクルトン・ベース
7. ロアリング・トゥエニーズ
8. スペキュタキュラー
9. インジーニアス3D
10. 7エンパイア

コヴェナント

Covenant

評価:5/10

ドワーフたちの聖地奪還。
ビトク」のデザイナー。エッセン新作。

メインシステムは個人ボードへのワーカープレイスメント。(なのでどちらかと言えばアクション選択)
アクションの種類は4種類。
「掘削」(リソース獲得&盤面開拓)
「輸送」(建物獲得)
「建設」(建物配置)
「敵撃破」

4アクション×3ラウンド=12アクションしかない。
が!
1つのアクションで「リソース獲得して、トラックが進んで、それによって新しいアクションタイルを獲得して、それを配置することで、別のトラックが進んで・・・とコンボしまくっていく。

最近、「少ない手番数ですよ!シンプルですよ」詐欺の長時間ゲームが多いけど、今作もソレ。

個人的に、コンボは少なめで手番が短いゲームが好みなのでこの評価だが、まとまりは良さそうなのでコンボが苦にならない人には良さそう。
(敵の移動による先手番回避不能の直接攻撃は気になったが・・・)

捕込

評価:5/10

捕込で「とっこめ」と読む。
少し変わったラミー風ゲーム。

基本的に同じ数字のカードを3枚集めるのが目的となるのだが、手札に残ったカードは失点になるので、無駄な手札を減らすことも大事。

カードの動きが少しマニアックで、最初ピンと来なかったのだが、1ゲーム遊ぶと何となく見えてくる。

でも、このマニアックさが上手く楽しさに繋がっていないようにも感じるが・・・
単に僕がくみ取り切れてないだけかも。

メッセ・マシーン

Mess Machine

評価:4/10

1つのタイルパズルで対戦!

タイルが4×4に並んでいる。
2つのタイルを交換して、正しい位置にできれば1点獲得。

自由にタイル交換できるわけじゃなくて、
A.同じ段の1つ目と3つ目か2つ目と4つ目を交換
B.同じ段の1つ目と2つ目か3つ目と4つ目を交換
C.同じ列の1つ目と3つ目か2つ目と4つ目を交換
D.同じ列の1つ目と2つ目か3つ目と4つ目を交換
のいずれかを実行し、対応するアルファベットチップを獲得する。

ゲーム開始時に各自「自分が獲得すると得点となるアルファベット」と「他プレイヤーが獲得すると得点となるアルファベット」を選択する。

パズルを完成させるか、アルファベットチップが尽きるとゲーム終了なのだが・・・
全員が勝利を目指すと恐らくパズルは完成しない・・・
なんともざんない終わりを迎える。