Skip to content →

シャクルトン・ベース

Shackleton Base: A Journey to the Moon

評価:6/10

月の南極付近のシャンクルトンクレーターに基地建設。
ロピアーノのエッセン新作。

ラウンド開始時に6つのワーカーを取り、1手番に1ワーカーずつ使って6手番行う。
3ラウンドでゲーム終了なので、合計18手番。

アクションの選択肢は5つ。
・メインエリアに建物を建設
・企業カード(特殊能力)獲得
・サブアクションを3回起動
・メインエリア外周に置いて、そのラインからリソース獲得。
・色々ちょっとずつ貰える補助アクション。

他のロピアーノ作品同様、建物が重要な要素となる。
リソース獲得時に自分の建物があるマスは無料になるし、ラウンド終了時にラインごとのマジョリティに勝っているプレイヤーはそこに置かれたワーカーを獲得し、自分の建物で働かせることができる。

ここまでだと中量級ゲームだが、ここに3枚の企業ボードが追加される。
7つの企業から3つを選んで導入することでゲームバリエーションを生み出している。
得点バランスが違うだけとかのチンケなものじゃなく、それぞれに独自コンポーネントがありルールも異なる。
渋い印象のロピアーノのゲームを華やかにする良いアプローチ!

要素モリモリで嫌になると思ったが、そこはさすがのロピアーノ!
各要素が露骨過ぎず綺麗に繋がっている。

ダウンタイムを誘発する作りで、プレイ時間は3時間は超えるので、それなりに覚悟して挑んだほうが良いだろう。

Published in ボードゲーム