盤面に敷き詰められる木製の落ち葉タイルが特徴のキック発ゲーム。
葉っぱの先同士が触れ合うことでアクションを決定するのだが、それが楽しめるかどうかが肝かな・・・
個人的には、単なる確認作業が増えているだけに感じてしまった。
見た目は華やかだから、その辺にグッとくる人にも良いかも。
ボードゲームメモ
盤面に敷き詰められる木製の落ち葉タイルが特徴のキック発ゲーム。
葉っぱの先同士が触れ合うことでアクションを決定するのだが、それが楽しめるかどうかが肝かな・・・
個人的には、単なる確認作業が増えているだけに感じてしまった。
見た目は華やかだから、その辺にグッとくる人にも良いかも。
難解にした「ブロックス」。
コンピューターのコピー&ペーストがテーマになっていて、自分の色のグループをコピーして、線対称にペーストする。
「ブロックス」と違って大ジャンプが可能なので盤面の読み解きが難しい。
誰でもパッと見で要所が見えるわかりやすさは「ブロックス」の強みだったんだなと感じた。
この読み解きにくさ&ダイナミックさは多人数プレイには向いてない気がした。
2人プレイとかだと大胆な手が打てたりして楽しそう。
カードを重ねて1山にすることを目指すパズルゲーム。
BGAでプレイ。
エッセン新作。
各プレイヤーの前に1~12のカードが4×3に並ぶ。
山から1枚カードがめくられて、そこに示された数字のカードを全員が移動させる。
移動は「隣のカードの上に重ねて置く」か「任意のカードの隣の空きマスにワープ移動」のいずれか。
カードは重なっていくので、見えなくなる数字が出てくるわけだが、そういう数字がめくられると移動不可!それを嘆いて「グワグワ!」と鳴くっていうルール。
これを繰り返して、誰かがカードを1山に出来たらラウンド終了。
運要素が高いゲームなのだが、山に含まれる2枚の特殊カードが少し戦略を生み出している。
「自分の場の一番大きい数字を移動」と「直前のカードと同じ数字を移動」。
特に「自分の場の一番大きい数字を移動」が良い味を出している。
サンゴ礁の保護。
「ウィッチストーン」デザイナーと「トリスメギストス」デザイナーの共作。
エッセン新作。
船を移動させて移動先の島に示されたアクションを実行する。
移動の前に、経路上のリーフボールを配置することが出来る。
リーフボールは経路の移動コストを無料にする上にエリアマジョリティで重要となる。
かなり情報量が多い盤面で最初困惑するが、2枚ずつ任務カードが配られていて、それが行くべき島の指針となる。
あと、序盤はリーフボールがあまり置かれていないので、島の選択肢が狭いが、徐々に広がっていき、中盤以降はほぼノーコストでどこにでも行けるようになる。
この辺の流れ作りが上手いね!
あと、移動せずにリチャージすることも選択できる。
リチャージすると、自分の得点駒が通過済みのアクションがすべて実行できる。
序盤は、大したことが出来ないので文字通り「リチャージ」する感じなのだが、終盤はかなり色々出来るようになり、移動するよりもリチャージする方がお得になってくる。
この変化の付け方も上手!
とにかくゲームの流れを作るのに秀でたゲームデザインで、ストレス無く遊べる。
ただ、このゲームならでは!っていうエッジが感じられないので埋もれそう・・・
「バルセロナ」の拡張。
グラシア通りという別ボードが追加される。
グラシア通りは上りと下りの2トラックある。
ここを各プレイヤーの歩行者(ダイス)が移動する。
歩行者は出目がその歩行者の幸福度を表している。
トラックの各マスには条件が設定されていて、通過する際に条件達成できていれば歩行者の幸福度が1上がる。
歩行者がゴールした時点での幸福度に応じたボーナスや得点が貰える。
歩行者は再びスタートに戻るので、一度条件を整えたら連打可能!
ボリュームとしてはこじんまりした拡張だけど、見る部分が増えて個人的には基本だけで十分に感じた。
「バルセロナ」に物足りなさを感じた or やり込んだ人向けの拡張って感じかな。
「グランドオーストリアホテル」の拡張。
客は部屋に泊まらず、夜通し舞踏会で踊りあかす。
基本では、食事を用意できた客は対応する色の部屋に泊める必要があったが、新たに追加されたシャンパンを消費することで舞踏会ボードに送れる。
舞踏会ボードはマジョリティ等の得点を得られる他、多くのシャンパンを消費することでボーナスが貰うことも出来る。
あと、ゲーム開始時から持つ個人能力も追加、スタートプレイヤールールの変更。等々・・・
基本ゲームもカード能力を上手く繋げていくコンボゲームだと思うのだが、よりその傾向がブーストされる拡張。
元から好みでは無いゲームなので、あまり合わなかったが、元が好きな人には良い拡張なんじゃないかな。
特殊効果ありの「ハーツ」。
ラウンド毎に適用されるルールと、ラウンド毎に1回使える個人能力。
どちらの能力もなんとなくで作られた感じで「ハーツ」好きな人ほど文句が出そう。
逆に「ハーツって地味だよなぁ・・・」って思ってる人には良いかも。
ブースタードラフトとマジョリティ。
「手荷物検査」のデザイナー新作。
BGAでプレイ。
2~6,6スートのカラーカードを6枚ずつ配る。
それとは別に同じ内容のアクションカード5枚を各自が持つ。
カラーカード1枚とアクションカード1枚を選択。
選んだカラーカードをアクションカードが指す場所に配置する。
アクションは「自分の前に表向きに置く」×2枚、「自分の前に裏向きで置く」「左隣のプレイヤーの前に表向きで置く」「右隣のプレイヤーの前に表向きで置く」。
手札に残ったカラーカードは隣のプレイヤーに渡すブースタードラフト。
これを5回繰り返すとラウンド終了で、色ごとのマジョリティ争い。
各色の1位と2位は他プレイヤーの前にある同じ色のカード1枚を得点として獲得できる。
他プレイヤーのカードっていうのが肝で、6のカードはマジョリティを取りやすいが、ほぼ他プレイヤーに取られてしまうことになる。
6を渡しつつ、2位までに入るのが上手い動きになりそうだ。
3ラウンド制で、最後自分の前に並んでいるカードは得点化できるのだが、得点化するのに必要なカードがあって、それを確保しておくことも大事になる。
なかなか凝ったルールで興味深いのだが、ブースタードラフトはBGAと相性が悪い感じで、イマイチ状況が把握しきれない・・・
実物でも遊んでみたい!
昔、オンラインで遊んで「絶対、リアルで遊んだほうが面白いやつだ!」という思いがようやく実現!
確かにリアルの方が面白い!そして、難しさは変わらず!
複数のルールを同時に頭の中だけで実行するのは困難を極める!
これは、持っておいて損が無さそう!