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ラパヌイ(ジャイアント)

Rapa Nui

評価:6/10

「ジャイアント」のリメイク。
公称プレイ時間が半分(45分)になっていて、かなり簡略化されているみたい。

「ジャイアント」は未プレイなので正確な比較はできないのだが、BGGのフォーラムだと「『協力してモアイを運ぶ』という大枠は同じだけど、ルールがかなりかわってるから別のゲームだよ」と説明されている。

遊んでみた感じだと簡略化は成功しているんじゃないだろうか。
序盤は協力してモアイを運んで、みんなホクホク。
徐々にそれぞれの思惑がシビアになっていく推移が面白い。
手続きがシンプルなので思考の邪魔にならない。

ただ、元の「ジャイアント」が好きだった人には物足りなくてイマイチって可能性はありそう。

プロフティア

Profiteers

評価:6/10

舞台は南北戦争。
プレイヤーは武器商人となって暴利をむさぼる。

南軍、北軍それぞれに武器を提供して債券を獲得する。
提供した武器で、戦況をコントロールすることで債券価値を上下していく。
戦争が終結すると勝利した陣営の債券価値は上がり、敗北した陣営の債券は紙切れとなる。

最終的に一番金を儲けたプレイヤーの勝ち。

武器の提供以外に、葬儀屋や酒場を経営することも出来て、葬儀屋は激戦になって死者が出るほど儲かり、酒場は戦闘が起こらず兵士が余るほど儲かる。
これらの商売を重視するプレイヤーは債券が出回る前に早期終結させるか、引き分け終了として債券価値を下げることを目指すことになる。

戦争テーマだけど、プレイ感は株ゲームっぽい。
そう捉えると、銘柄が2種類だけなのだが、上記「葬儀屋」や「酒場」等の特殊カードが単調にならない工夫として効いている。

少し変わったシンプルゲームが好きな人に受けそう。
もう何回か遊んでみたい。

パンタレイ

Pantareï

評価:6/10

駒をスタックして7段以上のスタックを作ることを目指す。
Cosmoludoの2人用アブストラクト。
「ホキト」と同じデザイナー。

一直線に並んだ黒と白の駒。(一つだけ中立の木目駒)
各駒の上には1~3のシンボルが示されていて、これが移動歩数となる。

手番では「隠れていない自分の駒1つを移動する」だけ。
この時、下の駒も一緒に移動できるのだが直下の駒しか一緒に移動できない。
つまり、最大で2駒までしか一緒に移動できない。

これを繰り返して7段以上のスタックを作れたプレイヤーの勝ち。

基本的に見えている相手の駒を減らして選択肢を潰していくのだが不用意に5段を作ると、ヒョイッと、7段作られて負けてしまう。

駒の移動以外に「自分の駒(スタック)同士の位置を丸っと交換」という選択肢もある。
手詰まりになった時に、思い出して窮地を脱せることも。

終盤はニムっぽい思考になってくるのだが、それに集中していると、重なって隠れた駒の数字がいくつだったかっていう記憶要素が急に飛び出てくる。

Cosmoludoの他作品同様、程よいボリュームのアブストラクト!
序盤、中盤、終盤にかけての思考の移り変わりも面白い!

ブルゴーニュプラス(チーム戦)

The Castles of Burgundy

評価:6/10

ブルゴーニュの新バージョン。
8種類のミニ拡張が付属。

拡張の中でも一番期待していた「チーム戦」を試してみた。

2vs2のチーム戦となる。
チームごとにボードが1枚。
2人で協力して1つのボードを埋めていく。

リソースのほとんどがチームで共用なのだが、タイルの保管場所だけ個人用2マスずつと共用2マスに分かれている。

「ブルゴーニュ」の欠点はダウンタイムの長さ。
最初に「ブルゴーニュ」を遊んだのが4人プレイですごく時間がかかって、それ以来苦手意識が有る。

2人プレイがベストと言われていることもあって、チーム戦だとそこら辺が解消されるかと思ったのだが・・・
結果としては、余計に時間がかかる!
二人で相談して行動を決めることになるので、人によっては中々まとまらない・・・

面白いは面白いが、結局少人数で遊ぶのが良さそう。

イベリアン・ゲージ

Iberian Gauge

評価:6/10

キャップストーンゲームズのアイアンレールシリーズ第3弾。
リメイク元は2017年発売。
現在プレオーダー中。
Tabletop Simulatorでプレイ。

デザイナーは第1弾の「アイリッシュゲージ」と同じデザイナー。
他だと、「ノーザンパシフィック」も同じ作者。

プレイヤーのお金と会社のお金が別になっているタイプ。
そうなると複雑そうに思えるが、もろもろ簡略化されていて1時間級の鉄道ゲームとなっている。

株を購入することで、その鉄道会社の鉄道を敷く権利が得られる。
普通の鉄道ゲームだと株を一番持っているプレイヤーが代表して敷設するが、このゲームでは、毎ラウンド、株を買った順に1マスずつ線路(鉄道駒)を置いていく。

株を多く持っていると置ける数が多くなるわけだが、1株だけ持っている奴が変な配置してきても誰にも反対されない!
貴重な資産を使って無謀なロングトンネルを作り出したりしだす・・・

あと、他の鉄道会社の線路と接続するとその線路を借りることも出来て、新たに線路を敷くよりも安く済む。
この時に、鉄道会社間で金のやり取りが生じるので、これをうまく使うことも大事になってくる。

肝だけを残してギリギリまでそぎ落とした感じでワクワクするゲームデザイン。

1回遊んだ段階だと、プレイ幅が狭い気がしたが・・・どうなんだろう。
本道から外れたプレイングが可能かどうかを確かめたい衝動には駆られる。
でも、変な動きしてハブられると脱落する怖さがあるからな・・・

乗り間違い

Auf falscher Faehrte

評価:6/10

勝利条件が徐々に明かされるトリックテイキング。
2001年。

0~12、4スート。配り切り。
マストフォロー、切り札有り。

カードが配られたら、各自カードを1枚伏せて出す。
これを混ぜて山にしておく。
2~5トリックの後に、山のカードを1枚ずつめくっていく。
これが4枚めくられたあとに、合計値が24以上なら、「トリックを取るゲーム」そうでなければ「トリックを取らないゲーム」になる。
「トリックを取るゲーム」にしたければ、トリックを取り易いハイカードを捨てなければならず、逆もまたしかり・・・ニクい設定だ。

ここまででも十分面白いのだが、もう一捻りが効いている!
ラスト4トリックになった時点で一番負けているプレイヤーが切り札を変更できる。
これによって、読みが外れても逆転の目が残るようになっている。

少ないルールでオリジナリティあるゲームに仕上がっている。
デザイナーはこのゲームしか作ってないみたい。もったいない・・・

クロストーク

Cross Talk

評価:6/10

「デクリプト」をシンプルにしたようなお題伝達ゲーム。
「ストックパイル」のデザイナー。

2チーム制。
各チームから1人ずつが親プレイヤーとなる。

親プレイヤーは共通のお題を見て、それを仲間に伝えることを目指す。
最初に、各親は自分の仲間にだけヒントを1つ伝える。
その後、親が交互に全員に対してヒントを1つずつ出していく。
ヒントを出した後に解答チャンスがあるのだが、ヒントを出したのと逆チームにしか解答権が無い。
最初に伝えた秘密のヒントをうまく生かして、仲間にのみ伝わるヒントを出すことが大事になる。

あと、上手いのはヒントボードの存在。
もちろん、親プレイヤーは子プレイヤーと会話してはダメなのだが、ヒントボードを使ってコミュニケーションが出来る。
各ヒントの関連性や重要性を記号で伝えられる。
親プレイヤーが孤独になるっていう問題を多少なりとも解消している。

尖った部分は無いけど、勘所が理解しやすくて良いパーティーゲーム。

ウェルカム・トゥ・ニュー・ラスベガス

Welcome to New Las Vegas

評価:6/10

「ウェルカムトゥ…」の続編。
色々拡張が出てたみたいだけど、今回はカード類も一新した独立新作。

3組のカードから1組選ぶっていう基本ルールは同じだけど、得点形式が大幅に複雑化している。
説明は大変そうだけど、各ルールに不思議な部分は無いので、一回聞けば頭から抜けることは無かった。

やりごたえは十分。
終了タイミングを読み間違えると大量失点を負うバランスになっているので、真剣に勝負するなら他プレイヤーのシートをちゃんと確認しないとダメっぽい。
「ウェルカムトゥ…」も良かったけど、今回も良いね。

今ならBGAで無料で遊べるよ。

ホキト

Hokito

評価:6/10

スタック合戦で相手の駒を踏みつける。
2人用アブストラクト。
Cosmoludoによるリメイク。

1~3がマークされた白駒と黒駒。
手番では、自分の色の駒単体か、自分の色の駒が一番上になっているパイルを移動させる。
移動歩数はその駒に示されている数字。
空きマスはスキップして移動、駒があるマスでは移動方向を90度回転可能。

単体駒は単体駒の上にしか移動できず、スタックはスタックの上にしか移動できない。
これが、このゲームの最大の特徴。
少し先を見越してスタックを作っておかないと、他のスタックの上に乗れないようになっている。

どちらのプレイヤーが移動不可能になったらゲーム終了。
自分が一番上になっているスタックの(一番上の駒の数字)×(そのスタックの駒の数)が得点となる。

ガチガチのアブストラクト。
序盤の選択肢は多いけど、そこまで先がよめないので、とりあえず相手の高めの数字を潰していけば良い。
そうしていると、徐々に選択肢が狭まってくる。
どこから真剣に先読みしだすかは貴方のアブスト力次第!
この感じは「カモン」と似ている。
ちょっとガチ度は上だけど、遊びやすさは許容範囲内。
Cosmoludo!程よい!イイネ!

トレック12

Trek12

評価:6/10

登山テーマの紙ペンゲーム。
カタラのエッセン新作。

2つのダイスを振って、結果をマイシートに書き込んでいく。
至って普通なダイス紙ペン。

と油断させておいて、ちょっとした工夫で新鮮さを生み出している。

ダイス結果が単純に足すだけじゃなくて、「加算」「乗算」「減算」「大きい方」「小さい方」という5種類の方法がある。
更に、各種4回ずつしか使用できない。
使いやすさに差があるので、いつ使うかが肝となってくる。

得点方法もちょっと変わっていて、単純に大きなグループを作るのが必ずしも良いわけでは無いようになっている。

あと、2つのダイスのうち1つはダイス目が0~5になっている。
ちょっとしたことなんだけど、0の存在がアクセントとしてすごく効いている。

衝撃的な面白さっていうことは無いんだけど、すごく良いルール。
鑑賞に耐えうるルールとでも言おうか。
これまでのセオリーが通じない部分に新鮮さを感じるのかな?

3種類のシートが用意されているんだけど、それとは別に封筒も用意されているキャンペーン式。
フランス語なので二の足を踏んでいるんだけど、頑張って訳してみようかな。