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バラージ:拡張 遠方の企業

Barrage: The Far Companies

評価:8/10

新しい国「日本」と「ブラジル」の追加。

「日本」はダムを2段(基礎+上部)までしか作れない。
ただし、基礎無しで上部を直置きできる。
結果、多くの場所にダムを建てられるのだが、これが特殊能力「連結発電」に効いてくる。
1つ1つは弱い発電でも、上手く連結を作れば高火力が出せるようになっている。

「ブラジル」は各建物を左からでなく、どこからでも建設できるのが特徴。
その分、右側の建物は追加コストが必要になっているのだが、序盤から「ホイール回転」や「重機駒獲得」収入を得られるのは大きなメリットとなる。
特殊能力はメインボード上の契約を即達成できる能力。
終盤は契約の獲得まで手が回らないことがあるので、地味に助かる能力。

今回「日本」でプレイしたが、広く展開するっていう個人的に今までしなかったプレイスタイルを楽しめた。

国ごとに独自の駒セットが必要となる謎の「バラージ」縛りによる割高感は否めないかな・・・

今年発売予定の中国が最後の国みたい。
新マップと合わせ売りのようなので、今から楽しみだ。

デワン

Dewan

評価:8/10

BGAで遊んで即購入を決めた「デワン」。
有難いことに日本語版がすぐに発売されたので、早速プレイ。

BGAでのプレイ以来だが、変わらず面白い!

豪雨バリアントも遊んだが、ちょっとしたルール追加に加えて得点形式も変わるので、十分な味変となった。

評価7→8にアップ!

沢山売れて「チケライ」ぐらい拡張を出してほしい!

バラージ:拡張 コロラドコネクション

Barrage: New Lands – The Colorado Connection

評価:8/10

バラージ」の新マップ。
新要素は「橋」!

各ゾーンに橋タイルと、開拓地タイルが追加され、それぞれにアクションエリアが設定されている。

橋タイルを購入すると自分のダムの上に配置し、ボーナスを獲得できる。
橋を置いてしまうと、そのダムをそれ以上増築できなくなるのだが、後述する開拓地を使用する際に有利になる。

開拓地タイルは、そこにワーカーを置いて示されたボーナスを得られる。
起動コストはお金で、額も中々高いのだが、同じエリアに橋タイルがあるとコストを軽減できる。
自分の橋は無料で利用でき、他プレイヤーの橋もお金で借りられる。

開拓地タイルのアクションが強力で「とにかく発電!」という感じでもなくなっている気がする。

開拓地タイルのバリエーションも豊富(1ゲームでは24枚中10枚しか使わない)なので、長く楽しめそう。

通常マップよりも、お金の利用価値が上がっている印象で、重役のパワーバランスも変わってくるんじゃないでしょうか!

チケット・トゥ・ライド・レガシー: 西部開拓記

Ticket to Ride Legacy: Legends of the West

評価:8/10

「パンデミック・レガシー」のデザイナー陣と(とアラン・ムーン)による「チケット・トゥ・ライド」のレガシー。

「パンデミック・レガシー」と異なり、今作はプレイヤー間でスコアを争う競争ゲーム。
全12ゲームで、ゲームを進めるごとに盤面や要素が増えていく。

「パンデミック・レガシー」程の物語性は無い。
よりゲームに集中できるようになっているので個人的にはこっちの方が好み。

「チケライ」自体、ある程度、運要素に翻弄されるゲームではあるんだけど、12ゲームも遊ばせることで、運が平均化させるっていうトリックテイキング的手法。

色々と要素は追加されるんだけど、他の追加マップと全く同じシステムは無かったんじゃないかな?(もちろん、似たシステムはあるんだけど・・・)
この辺りはこだわりが感じられて良かった!

コンコルディア:ローマ

Concordia: Roma

評価:8/10

コンコルディア」の新マップ。
エッセン新作。

船駒用の水路がなくなり、船駒専用のトラックが追加された。
船駒は1移動分で好きなだけ先に進めて(ただし戻ることは禁止)、ついた先の報酬をもらったり、家を建設することが出来る。

そんなに変わらないかな・・・、と思って遊び始めたのだが、思った以上に変化があった。
建築家カードでも(船駒で)リソースを生み出すことが出来るようになって価値が上がった。
また、船トラック上の都市には同じプレイヤーが何個でも家を置けるようになった(上限3個)上に、それらの家は普通の長官カードでは生産できないので、ミネルヴァカードの重要度が増した。
逆に、エリア数が少ないので、サトゥルヌスの価値は下がってるかな?

いくつもマップを出しているのに、しっかり新しい面白さを提供してくれる。
やっぱりゲルツはスゴイ!

テラミスティカ:革新の時代

Age of Innovation

評価:8/10

バリエーション激増の「テラミスティカ」。

ランダムセットアップのバリエーションが増えたのと、砦の能力が砦を建てた順の早取りなのと、革新タイルという名の能力タイルとそれを獲得するための本という新リソース。

基盤が盤石なので安定した面白さ。
「テラミスティカ」ファンは研究が捗るんじゃないでしょうか。

要素はモリモリなので、手練れのヘビーゲーマーじゃない限り普通の「テラミスティカ」から入るほうが良さそう。(手練のゲーマーで「テラミスティカ」やってない人の方が珍しいだろうけど)

グレート・ウェスタン・トレイル:ニュージーランド

Great Western Trail: New Zealand

評価:8/10

グレート・ウェスタン・トレイル」三部作の第3弾。
今回は牛ではなく羊に!そして、その毛を刈る。

カウボーイと建築士はいつもと一緒。
鉄道がなくなって、「北方拡張」っぽいマップを船で移動するように。

第4の人物は毛刈り職人。
ゴールしなくても、手札を捨てて換金&ディスク配置が出来る。
羊カードには出荷時の値と毛刈り時の値があるので、どちらを重視するかで取る羊も変わってくる。

あと、羊以外の特殊カードがデッキに入るようになった。
新リソースである金塊の消費や、災害タイルの除去で手に入れることが可能。
「2金を得る」とか「証明書トラックを1マス進める」とか単純なものから、「建物を1段階アップグレードする」や「この手番で手に入れたカードをデッキの上に置く」等、トリッキーなものもある。
今までは、デッキ構築といっても、牛しか入っていないリソース管理的な使われ方だったが、「ドミニオン」的な真のデッキビルドに近づいた感じ。(といってもやりすぎてはいないが)
10種類の特殊カードの中から4種しか使わないランダムサプライにしたことで、リプレイ性も上がっている。

今回も違った面白さを提供してくれているのは流石の手腕。
アルゼンチン」の穀物は制限として存在していたが、「ニュージランド」の金塊は取らなくても別に良いし、ゴールした時に鉄道が進んでいないときのペナルティ等もなくなっていて、苦しさを排して楽しくなるように調整されているっぽい。
人によってどのバージョンが好みか分かれそうなので、その日の気分やメンバーを見て出し分けていきたい。

バラージ:ナイルの情勢

Barrage: The Nile Affair Expansion

評価:8/10

灌漑っていう新要素が追加される「バラージ」の新マップ。

各段に灌漑地があって、そこに隣接する盆地にダムを建てて、そこにたまった水を消費することで灌漑タイルを獲得できる。

灌漑タイルは手番にフリーアクションで実行できるうえに、結構強力なものも多いので、コンボ的な動きが可能になっている。
とは言え、手番毎に使える枚数を1枚に制限してくれていて、超絶コンボが発生しないようにしてくれているのが何よりも有難かった。

ひたすら新作を追い続ける我々ノンリプレイ派にとって、拡張マップは傑作を遊び直す口実になるのが良いね。

イワリ

Iwari

評価:8/10

前にTabletop Simulator上で遊んだけど、ようやく実物でプレイ。
中々見ごたえがあるコンポーネント。
今回は「道なき道」マップ。

中央にエリアが密集していて激戦となるマップ構成。
あと、NPCのトーテム(枢機卿)を置ける追加ルールがあるのだが、自分のトーテムを置くよりもコストが高いので、誰も使わなかった・・・
3人プレイだとトーテム切れで使うことがあるかもだが・・・

前回の偉業ヴァリアントはイマイチだったけど、今回の追加ルールは無だった。
このメーカーのコンポーネントには絶対の信頼を置けそうだけど、システムの調整はダメっぽい・・・(変に元ルールをいじってないので問題ないと言えば問題ないが)

枢機卿がトーテムになっていて、枢機卿は高さ、家は広さで得点がわかるようになって見やすい!
豪華なコンポーネントが面白さに結びついている。
裏側が見にくくなるっていうデメリットもあるけど・・・

フードチェーンマグネイト:ケチャップ

FOOD CHAIN Magnate Ketchup

評価:8/10

「フードチェーンマグネイト」の拡張。
15以上のモジュールが付いている。

今回はルールでオススメされている「新マイルストーン」と「コーヒー」を入れてみた。

「新マイルストーン」はマイルストーンカードが総入れ替え。
全体的に効果が派手になっている印象で、序盤の加速感がスゴイ!
基本ゲームだと、最初は若干苦しい感じがあったんだけど、それが一切ない!いきなり面白い!
更に基本のマイルストーンよりも幅が広がっているように感じる。

「コーヒー」は、他の商品と違って需要と紐づいて売れるわけじゃない。
他の商品を買いに行く客が道すがらのコーヒーショップでコーヒーを買っていく。
他と違う独自戦略が組めるんじゃないだろうか。

多くの拡張の根底にある「売れるだろうから作った」感が一切なくて、本気でより良いゲームにアップグレードしたかったんだろうなと言うのを感じる。
まぁ、スプロッターは元から商売っ気ないからってのもあるんだろうけど。

他にも膨大なモジュールが入っているんだけど、それぞれちゃんと調整してるだろうと思わせる出来。
色々、遊んでみたい!

「この拡張はマストバイ」史上トップクラスの「マストバイ」。