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コンコルディア:バレアリカ

Concordia: Balearica

評価:8/10

魚ボードが追加された新マップ。

エッセン新作。

船2隻から始まる海主体マップ。

全てのマップで使用可能な魚ボードが追加された。

手番開始時に、魚トークンを使用して魚ボード上のアクションを実行できる。

魚ボードは環状になっていて、反時計回りにしか動けず、多く移動するには、お金が必要となる。

これは、まさにロンデル!

ロンデルを捨てた「コンコルディア」にロンデルが帰ってきた!

ゲルツ作品にロンデルが合わないはずがない!

魚トークンの獲得方法は長官アクションのボーナス。

「生産エリアの一番価値の高い資源1つ」から「魚トークン1つ」に変更された。

カードのコスト変更ボード(これは前の拡張と同じもの)もあって、布の価値が下がっている。

非常に狭いマップなので、後置きのコストが高い布都市は早めに置きたくなっているので、トントンというところか。

ゲルツは拡張と言えど、手を抜いていない感じで良いね!

チケット・トゥ・ライド:ポーランド

Wsiąść do Pociągu: Polska

評価:8/10

「チケット・トゥ・ライド」のポーランドマップ。

2~4人用。

様々な国に囲まれたポーランドらしく、外国との接続がキーとなる。

各国毎に接続ボーナスカードがあり、外国同士をネットワークで繋ぐと、双方の国のボーナスカードを獲得できる。

このボーナスは先に取るほど得点が高い。

列車カードの貯め込み防止に一役買っている。

更に面白いのは、AとBの国をつないだら、AとBのボーナスを得られるのだが、そのネットワークがCの国につながった場合、再びAとBとCのボーナスカードを得られる。

とりあえず、一回獲得したらOKでは無く、さらに先を狙えるっていうのは緊張感が途切れず良い!

列車駒は35個と少なめ。

先手番有利を許せるギリギリのラインで、追加ルールも少ない。

狭いマップなので、他プレイヤーの動向に注意を払う必要もある。

短時間で遊ぶチケライとして一番良いバランスなんじゃないだろうか。

マップコレクションなのだが、No.6と1/2という中途半端なナンバリング。

フランス/オールドウェスト(6)と日本/イタリア(7)の間。

どういう経緯でこうなったのだろう。

ザ・クルー

評価:8/10

宇宙飛行士となり困難なミッションに挑む。

協力型トリックテイキング。

今年のエッセンスカウトアクション1位。

4スート1~9と

切り札スート 1~4。の計40枚。

いたって普通のマストフォローのトリックテイキングなのだが、全員が目指すべき目標がある。

「Aさんは緑3を含むトリックを取り、Bさんは青7を含むトリックを取る」みたいな目標。

言葉でのコミュニケーションは禁止だが、通信という制限されたコミュニケーション手段がある。

各自が1回ずつ手札1枚を晒すことが出来、更に情報も付け加えられる。

「このスートの最高ランク」「このスートの最低ランク」「このスートはこのカードのみ」のいずれか。

ルールとしてはそれだけ。

切り札ありマストフォローに、制限あるコミュニケーション手段を付けただけ。

それだけなのだが、カード構成であったりコミュニケーションの制限の付け方が絶妙。

最小限のルールで今までにないアプローチでトリックテイキングの魅力を表現している。

「花火」や

「ザ・ゲーム」 のような、他プレイヤーの考えを察っすることが大事なゲームなのだが、この「察する」って部分がトリックテイキングとめちゃくちゃ相性が良い!

トリックテイキングという下地があるからこそ、他プレイヤーの行動の機微を感じ取ることが出来、それが上手くいくと気持ちいい!

通好みなゲームであることは間違いなさそうだが、トリックテイキング初心者は初心者同士で遊べば楽しくトリックテイキングが学べそう。

フランチャイズ拡張セット

評価:8/10

「フランチャイズ」のミニ拡張3点セット。

1つ目は「マイルストーン」。

基本では最初から3枚持っていたボーナスタイルが「4エリアに駒を置く」や「8コストルートを2回使う」のような目標を達成することで獲得することに。

普通にやっていればゲーム終了までに全員が3枚とも手に入れる難易度だが、最初の1枚のタイミングは重要かもしれない。

2つ目は「ブーム」。

未決算の都市を移動するブーム駒。

これがある都市では収入値が2倍になる。

倍と言っても、金額的には1金増えるぐらいなので大差はつかないかな・・・

3つ目は「エリアボーナス」。

基本のエリア得点は「1位が8点、2位が6点、1個でも置いてれば3点」みたいにわかりやすかったが、1位が特殊トークンを得られたり、点数じゃなくてお金が手に入ったり、3位以下は失点だったりと、バリエーション豊かに。

セットアップ後は運要素が無いゲームなので、セットアップバリエーションが増えるのは良いね。

総じて、劇的な面白さは生み出していないが、バリエーションが増えてリプレイ性が増した感じ。

元から完成されているので、この拡張の出し方は正解では無いでしょうか。

フランチャイズ

評価:8/10

98年の「胡椒袋」をクイーンがリメイク。

舞台が北ドイツから60年代アメリカに。

エッセン新作。

多くの変更が施されている。

「都市タイルをプレイヤーに配らず、最初から全部置かれている」

これが、最初「それって、胡椒袋の肝の一つじゃないの?」と思ったのだが、問題なかった。

展開幅が狭まっているのかもしれないが、それ以上に見通しの良さによって戦略に集中できるようになっている。

「紙幣の価値が上がっている」。

「胡椒袋」では「収入で48金」みたいな細かい収支が面倒だったが、今作の収入は最大でも7金。道も最大で8金。

掛け算や細かい計算がなくなって単純に有難い。

「エリアマジョリティの追加と、それのトリガーボーナスの追加」

エリア内の全てのマスが埋まると、駒の総数でエリアマジョリティを行う。

この変更が一番大きい!

「胡椒袋」では、エリアに1個でも駒を置いておけばエリア得点が貰えたので、ダラダラすることがあったのだが、今作は常に緊張感が持続。

更に、エリア最後の駒を置いたプレイヤーはボーナス得点を得られる。

これが収束性を良くすると共に、このボーナスを狙う動き方も大事になる。

他にも「ボーナスアクションタイル所持数の増加」「ゲーム終了条件の変更」「手番の流れの整理」「小都市の得点」「少人数プレイでの調整」等々・・・

全てゲームの肝が見えやすいように調整されているように感じられる。

唯一「プレイヤー人数が5人までになっている」という改悪があるが、3人以下だとマップ調整が入るので少人数でも楽しめるようになっている。

古いゲームのリメイクとしては、会心の出来。

「レーベンヘルツ」のリメイクに並ぶレベルじゃないだろうか。(あれを良いリメイクと思う人であれば)

僕は「胡椒袋」を直前に1回遊んだだけなので、「胡椒袋」に精通している人がどう感じるのか興味深い。

(追記)

大都市決算で駒を除去するルールが抜けて遊んでいました。

正しいルールの方が、エリアマジョリティが悩ましくなって良い!

より傑作になった。

評価7→8にアップ。

グレート ウェスタン トレイル:北方への鉄道

評価:8/10

「グレート ウェスタン トレイル」の鉄道周りに新たなボードを追加。

シカゴやニューヨークといったアメリカ北部へ鉄道網を広げる。

メインボード上部に新たなボードを配置して、メインボードを拡張。

追加ボードの線路は通常ゲームの線路と違って、記者駒は関係なくて線路沿いに家を配置していって鉄道網の拡大を表す。

これによって「即時アクション」や「ディスクを置ける街の解放」等々が得られる。

「オーマイグッズ」や「スカイ島」の拡張から、「プフィスター拡張下手」疑惑を勝手に持っていたのだが・・・今回は良い!

シンプルな要素追加で、戦略の幅を広げている。

違和感のない拡張。

拡張と言えど、主軸は大きくずらしておらず、守りの拡張と言う印象。

元から完成しているゲームだと思うので個人的には有難いバランス。

逆に、大きな変化を望む人はガッカリかも・・・

(追記)

ノンリプレイ派の僕でも、毎回楽しい。

評価7にとどめて置けない。評価アップ!

プエルトリコ

評価:8/10

近年ボードゲームの名作五指に入る傑作ゲーム。

発売当初に2回ほどやったが、まわりにプロ達が溢れかえりだしたので遊ばなくなって以来久々にプレイ。

えらい面白い!!

役職選択システムが秀逸!

あんまりゴチャゴチャ書くとプロに襲われそうなので控えておこう・・・

ブラス:ランカシャー

評価:8/10

ブラス新版。

3時間級ってことで避け続けていたのだが、新版が出たので初プレイ。

結果、今まで遊んで無かったのが悔やまれて仕方ない。

手札から組み立てる計画性。

運河時代、鉄道時代の切り替わり。

ネットワークが共有物でもあり個人のものでもあることから生まれるプレイヤーインタラクション。

全てが新鮮で全く古さを感じない。

例外が多いと聞いていたが、全て意味のある切り分けなので、一回理解できれば苦にならないだろう。

唯一、仮想ネットワークのルールだけが説明コストに対する面白さの効率が悪く感じていたのだが、新版では選択ルールとなっている。

あと、個人ボードが付いたことでタイル構成が一目でわかるようになっているのもグッド。

何よりも、アートワークが綺麗になっているので旧版が発するワレス圧が軽減されているのが素晴らしい。

ブラス:バーミンガム

評価:8/10

「ブラス」の新マップ。

ルールが調整されている。

僕が感じるワレスの奇妙さを取り除いた「ブラス」という印象。

具体的には、綿花の国外輸出のタイルめくりや、リバプール・バーケンヘッドの仮想リンク。

元の「ブラス」自体、ワレス作品の中では奇妙さは少ない方なのだが、それを完全に消してきた。

さらに、セットアップにバリエーションを付けて多様な展開が生まれるようになっている。

「ブラス」をやりこんでいるわけじゃないので、大した比較は出来ないがバーミンガムの方がより洗練されている印象を受けた。

ランカシャーは天才。バーミンガムは秀才って感じか。

ロレット

評価:8/10

「BONK」のリメイク元。

違いは

・大きさが縦横2,3センチほど大きくなっている。

・発射台が木製。

・盤面の傾斜が違う(?)

文字だけ見ると大した違いは無さそうにみえるのだが、遊んでみると違いがあった!

恐らく傾斜が緩くなっているのが原因で、すんなり勝負がつくことが稀でラリーが続くようになっている。

相手のゴール付近の木球を弾いてゴールしないと簡単に打ち返されてしまう。

個人的には「BONK」のスピード感も気に入っていたのだが、ラリーが続く「ロレット」も捨てがたい!

見た目は「ロレット」の方が高級感があって良いが、重量的には「BONK」の方が軽くて持ち運びしやすい。

うーん、どちらを手元に残すか悩ましい・・・