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アルチュリアの市場

Der Markt von Alturien

評価:4/10

「シティー」のリメイク。アドバンスルールが追加されたのかな?
クラマー。2007年。

お客を自分の店に呼び込んでお金を使わせる。

ダイスロールして客の1人をダイス目分移動。
移動先のマスにお店を開いているプレイヤーがお金を得る。
お客は消費金額が違ったり、同じマスに二人は入れなかったり、方向を変えられなかったりするので、自分の店が沢山あるエリアに客を導くことが有効。

獲得したお金で新たな店を建設したり、既存の店をアップグレードしたりしていく。
また、勝利点カードも購入することも出来て、この勝利点カードを3枚集めると勝ち。

少し考え所はあるものの、基本はダイスロールでワーキャーの旧世代ゲーム。
イラストは綺麗だけどね・・・

リーフ

Leaf

評価:4/10

盤面に敷き詰められる木製の落ち葉タイルが特徴のキック発ゲーム。

葉っぱの先同士が触れ合うことでアクションを決定するのだが、それが楽しめるかどうかが肝かな・・・
個人的には、単なる確認作業が増えているだけに感じてしまった。
見た目は華やかだから、その辺にグッとくる人にも良いかも。

レベル・プリンセス

Rebel Princess

評価:4/10

特殊効果ありの「ハーツ」。

ラウンド毎に適用されるルールと、ラウンド毎に1回使える個人能力。

どちらの能力もなんとなくで作られた感じで「ハーツ」好きな人ほど文句が出そう。

逆に「ハーツって地味だよなぁ・・・」って思ってる人には良いかも。

ギリギリ

GIRI GIRI

評価:4/10

ノイ」とかと同じカウントアップ系。
ダイソーの100円ゲーム。

数字をカウントアップしていって、特定の数字を超えると失点。
あと、他プレイヤーに失点を渡せる数字もある。

数字が0,1,3,5,7しか無くて、絶対に数字が上がることしかないのが特徴かな。
あと、特殊カードがドッサリ。

ワチャワチャじゃれ合うタイプのゲーム。
海外ゲームを買っている人たちには響かなそう・・・
まぁ、100円ゲームだから、完全にターゲット外だろうしね。

クニツィア博士の脳ジョギング:ドラゴンの迷宮

Dr.Knizias Gehirn-Jogging:Allein im Drachenlabyrinth

評価:4/10

クニツィア考案の1人用パズル。

既定枚数の壁が描かれた透明シートを重ねて条件を満たす。
・各騎士が宝を1つだけ取れる状態にする。
・ドラゴンがどの騎士とも出会わないようにする。

難易度が低いものは透明シートを1枚しか使わないので簡単だが、透明シートを2枚使うレベルになると選択肢が一気に増えて全然わからなくなってギブアップ!

ヴェネツィア(クイーン)

Venezia

評価:4/10

ヴェネツィアの鳩となって、マジョリティ争い。
2001年。

基本は、カードプロットでキューブを分配してマジョリティ争いっていう心理戦のゲーム。
なんだけど、そこに2つの強烈な要素が追加されている。

1つめは、キューブ補充ミニゲーム。
広場と呼ばれるグリッドにキューブを配置。
ランダムな場所に観光客が登場するので、自分のキューブを近寄せることでキューブを補充する。
観光客とは別に鳩狩り駒もランダムに登場して、そのそばにいるキューブは除去される・・・
さらに、プレイヤー同士でも除去しあうことも出来る。

2つめは、アクションカード。
「任意のプレイヤーの1エリアのキューブ全てを除去」「各エリアから1個ずつキューブ除去」等々、かなり強烈な効果。
しかも、攻撃対象を選べるものがほとんど・・・

これら2つの要素が全然合わなくて、楽しめなかった。
無茶苦茶なものだと割り切って、ワーワーやりあうのが正解なんだろうな。

ウィザーズ・アンド・カンパニー

Wizards & Co.

評価:4/10

ハイネクロマンサーの残した財宝を取りにダンジョンに潜る。
エジツィア」「アルマ・マータ」等のアッキトッカ新作。

各自、同じ構成の個人デッキを持つ。

手番では、カードを1~2枚、ダンジョンに配置する。
「表向きで1枚」配置した場合は2枚ドロー。
「裏向きで1枚 / 2枚を別のダンジョンに」配置した場合は1枚ドロー。
「2枚を同じダンジョンに」配置した場合はドロー無し。

ダンジョンのスロットが全て埋まると決算。
裏向きのカードを全て表向きにしたうえで順番にカード能力を適用していく。
最終的に残ったカードの数字合計が高いプレイヤー2名が財宝をゲット。
財宝は得点になる上に今後有利になる効果が付いている。

裏向き配置の競り&カード能力っていう、個人的に苦手と苦手が組み合わさったゲーム。
「アッキトッカ!しかもフルメンバー!」ってことで飛びついたが・・・早計だったか・・・

ザ・ボス」や「陰謀」みたいな心理戦が好きな人には刺さるかも。

キーウェスト

Key West

評価:4/10

リゾート地への交通手段の確保とホテル経営。
キーと名乗っているが、リチャード・ブリーズのキーシリーズでは無い。

握り競りをして、タイルを獲得後、2つのアクションを実行。
基本システムはシンプル。

競りが少し変わっていて、一番高額を付けたプレイヤーが、一番低額を付けたプレイヤーに「低額プレイヤーの競り値」を支払う。
この競りに、一瞬「おっ!?」と思うのだが、そんなに面白さに繋がってはいない。

4つほど得点行動があるのだが、そのうち3つはダイスロールかめくり運に大きく左右されるようになっている。

3つある島への橋が完成するか否かで出来るアクションが制限されるのだが、結局5ラウンド目あたりで全ての島が接続される&その辺りで得点を稼いでいるトッププレイヤーは盛大にいじめられ、得点は均等化され、最後はダイスロールとめくり運が勝敗を決することになる・・・

それを知っても、それまでの過程を楽しめるかどうか、ボードゲーマーとしての力量が試される。

エレメンツトリックス

Elements Tricks

評価:4/10

オフスートが切り札になるトリックテイキング。
ゲームマーケット新作。

4スート、1~9。
各カードに得点が記されていて、獲得したカードの得点を獲得。

マストフォローで、リードしたスートに応じて各スートの強さが決まる。
リードスートは最弱扱いなので、フォローできない場合は自動的にトランプ扱いになる。
この時、出来るだけ弱いスートを出さないとダメっていうルールがある。

今回遊んだ限りだと、これらのルールが窮屈なだけに感じて、デザイナーの意図が計り知れなかった。

カードの得点分布もイマイチピンと来なくて、とりあえず8で小銭を稼いで(ラッキーで大量得点もありえる)、終盤は変化し続けるスートの強さに翻弄され続けることとなった・・・

コンポーネントはすごい豪華!

エイジオブタタール~大侵略時代~

Age of TATAR

評価:4/10

資源を集めて土地を侵略していく。
サザンクロスゲームズ。2016年。

手札を調整したり、駒を位置を調整したりして侵略の準備をしていく。
いざ侵略を開始すると、カード3枚を山からめくって、その3枚と手札を使ってカードを獲得していく。

侵略が成功しても失敗しても手札は全部捨てなければならないので、手札0枚でギャンブル侵略するのはそこそこ有効。

やらせたいことはわかるのだが、共通盤面で次々入れ替わるテキストカード、それでいて運寄りのプレイ感はちょっと合わなかった。
カードテキスト効果が苦にならない人には良いかも。