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ウォック・スター

Wok Star

評価:4/10

中華料理屋を協力して切り盛り。
スパイを追え!」のデザイナー。

多分ルールが何回か変わっていて、今回は第2版ルール。

全員で協力して客の注文した料理を作る。
キッチンラッシュ」にそっくりのテーマ。

注文カードが1枚ずつめくられ、その料理を作る。
料理の作り方は簡単で、レシピに示された材料を消費するだけ。
その材料の補充がゲームの肝。
ラウンド開始時に振ったダイスを自分の担当する材料カードの上に置くことで、材料を補充できる。
各プレイヤーは自分が担当する材料しか補充出来ないので、「卵が足りんぞ!」「肉補充してくれ!」とワーワーやることになる。

ラウンド最後に、収入を消費して新たなメニューを開発したり、材料補充の効率を上げたりする。

1つの注文につき15秒しか余裕がないのだが、やることは単純なので、あんまりミスすることはない・・・
「キッチンラッシュ」の方が混乱と笑いがあって、圧倒的に面白い!

ならべてカンブリア

評価:4/10

変形ブースタードラフトでセットコレクション。
ゲームマーケット新作。

手札8枚ずつ。
全員が同時に1枚を選びとって、残りの手札を左隣に渡すんじゃなくて、とりあえず自分の前に置いておく。
時計回り順で、いずれかのプレイヤーの前のカードセットを取っていく。
っていう変形ブースタードラフト。

これが思いのほか混乱を生んで、何がどこにいったのか全然把握できない・・・
1つのカードに最大で4種類の要素が描かれていることもあって、記憶はゆるゆるに・・・

何か似たゲームをやったことあるなぁと思いながら遊んでたんだけど、「ビッグモンスター」だった。

語彙の王様

評価:4/10

場の条件にあう物を言いながらやるゴーアウト。

手札からカードを1枚場に出して、場の条件にあう物を言う。
写真の例だと、「レモン」とか。
思いつく物がなければ、カードを1枚交換するだけなので減らせない。

ゴーアウト系だからってことで、安易に「ターン」や「スキップ」を入れているけど・・・これの運不運で勝負が決まりがち。
普通にリアルタイムで早く思いついた人がカードを出すって方がゲームとしては真っ当な気がする。
みんなに平等に考える機会を与えたいっていう意図だろうか。

アムリトサル

Amritsar - The Golden Temple

評価:4/10

インドのアムリトサルにある黄金寺院の建設がテーマ。
新人デザイナーのエッセン新作。

外周コースは自分の象駒を進め、内周コースは共通ワーカーでマンカラする。

色んな要素を組み合わせた意欲的なゲームではあるのだが・・・
共通駒でマンカラさせる意図がわからなかったり、ゲーム開始時に配られる目標カードの組み合わせで有利不利が大きかったり・・・
色々とツッコミどころが多いバランス。

見た目は豪華なんだけどね・・・

ドッグファイト

Dogfight

評価:4/10

複葉機同士のドックファイト。2人用。
大勝負」カルロ・ロッシの新作。

15枚のタイルから6枚を手札にする。
そこから1枚を同時だし。
タイルに示された数字分だけ自駒を進める。
駒は常に時計回りに移動して、相手の後ろにつけた方が射撃してダメージを与える。

5枚使ったら5枚補充して、仕切り直し。

相手を撃墜できた方の勝ち。

同シリーズのコンセプトを守ってライトな作りにしたんだろうが…あまりに心理戦過ぎる!
機体ごとにタイル構成が違うので、そのあたりを把握して心理戦してくださいってことだろうが・・・

いろんなシナリオも付いているので、そこに期待したいが・・・期待できない・・・

1902メリエス

1902 Méliès

評価:4/10

元祖宇宙映画と言われる「月世界旅行」の制作がテーマ。
ルーピングゲームの19xxシリーズ。エッセン新作。

基本システムはワーカープレイスメント。
だが、他プレイヤーの駒が置かれていても、無料で押し出せる。
むしろ、自分の手番に手元に駒が残っていないと駒を回収するだけで手番が終わってしまうので、他プレイヤーに押し出してもらうことが重要となる。

脚本を手に入れ、舞台を整え、キャストの位置を調整し、特殊効果を準備し、撮影してフィルムにし、白黒のフィルムに着色し、フィルム同士をつなぎ合わせる。

流れ自体は良いのだが、舞台やキャストの位置や特殊効果は他プレイヤーと共通の場を操作するってのに、デタラメさを感じてしまう。
他プレイヤーがピックする脚本をよく見ておいて、それに合わせるっていうのが面白どころなのだろうが・・・それが、そんなに面白くない!

「19xx」シリーズは小さい箱ながらボリュームのあるゲームを出していて注目していたのだが、ちょっと今回は捻りが無さすぎるかな・・・

アンボックスド

Unboxed

評価:4/10

古代遺跡から発掘されたボードゲーム。
ルールブックは朽ちて無くなっているので、ルールを予想する。
っていう設定のゲーム。

コンセプトはかなり期待できそうなのだが・・・
結局は、謎解きゲームみたいになってしまっている。

そして、何よりも問題なのは「正解のゲームがどれもつまらない!」ってところかな・・・

まぁ、面白いゲームが出来たら、こんなまどろっこしい事せずに普通に発売するだろうからね・・・

これを製品として成立できるのは、無尽蔵に傑作バリエーションを生み出せるクニツィアぐらいだろうか。

コロッチ!

Korocchi!

評価:4/10

パターン認識カルタ。
同人ゲーム。

ダイスを振って、指定されたカードを早取りカルタ。

こういうゲームは、ハバやツォッホのゲームで経験済みの我々には既視感しかないし、それらと比べてしまうとどうしても見劣りしてしまう・・・

シンコ

Cinco

評価:4/10

チーム戦の5目並べ。
BGAでプレイ。

1~90のカード。手札4枚。
手番では手札を1枚プレイするか、山から1枚ドローするか、手札を4枚持っている場合手札全交換の3択。

手札をプレイした場合は、出したカードの数字「以上」のマスに駒を配置できる。
どこにも配置できなくなった数字のカードはジョーカーとなるバリアントで遊んだ。

そこまで深みは感じられず、結局は手札運という印象。

ウィッシュランド

Wishland

評価:4/10

遊園地建築がテーマのワーカープレイスメント風カードドラフト。
Tabletop Simulatorでプレイ。

場には5種類×4枚ずつのカードが並ぶ。
手番では、取りたいカードの種類のエリアにワーカーを置く&コストを払ってカードを獲得。
ワーカーは直前のプレイヤーよりも1個多く置く「炭鉱賛歌」式。

カードを集めて収入を上げたり、特殊能力を得たり、セットコレクション得点を作ったりしていく。

遊園地テーマのゲームなので雰囲気は楽しいし、ルール自体も真っ当なのだが・・・
とにかく、長い・・・
7ラウンドあるのだが、4ラウンドで終わらせて「もうちょっとやりたかった・・・」って思わせるぐらいが丁度良かったんじゃないだろうか。