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1902メリエス

1902 Méliès

評価:4/10

元祖宇宙映画と言われる「月世界旅行」の制作がテーマ。
ルーピングゲームの19xxシリーズ。エッセン新作。

基本システムはワーカープレイスメント。
だが、他プレイヤーの駒が置かれていても、無料で押し出せる。
むしろ、自分の手番に手元に駒が残っていないと駒を回収するだけで手番が終わってしまうので、他プレイヤーに押し出してもらうことが重要となる。

脚本を手に入れ、舞台を整え、キャストの位置を調整し、特殊効果を準備し、撮影してフィルムにし、白黒のフィルムに着色し、フィルム同士をつなぎ合わせる。

流れ自体は良いのだが、舞台やキャストの位置や特殊効果は他プレイヤーと共通の場を操作するってのに、デタラメさを感じてしまう。
他プレイヤーがピックする脚本をよく見ておいて、それに合わせるっていうのが面白どころなのだろうが・・・それが、そんなに面白くない!

「19xx」シリーズは小さい箱ながらボリュームのあるゲームを出していて注目していたのだが、ちょっと今回は捻りが無さすぎるかな・・・

Published in ボードゲーム