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ヴィンテージ(ジル・ドーレイ)

Vintage

評価:4/10

ポルトガルのポートワイン醸造テーマ。

ワーカープレイスメントで土地の購入、ぶどうの植え付け、生産、船による輸送、販売等を行う。

非常に地味なゲーム。
渋いって感じではなく、ただただ地味・・・
そんな中カード効果にバラツキがあるので、そこを起点に勝敗が決する感じ…

ワインテーマは雰囲気でごまかされがちだが・・・

スープぎらい

Suppenkasper

評価:4/10

食事を押し付け合って太らないようにする。
サンクト・ペテルブルグ」のカール=ハインツ・シュミール作。

リードプレイヤーと同じ色のカードを出すか、場に溜まったカードを全て引き取るか。
引き取ったカードの総カロリーによって体重が増加する。

ルールとしては「インフェルノ」が近いのだが、「スープぎらい」には特殊カードがてんこ盛り。
フレーバーには魅力があるが、ゲームとしては「インフェルノ」の方が優れているかな。

グラフィティ

Grafiti

評価:4/10

トンネル内にグラフィティを描く。
「フレスコ」のデザイナー。2023年。

デザイナーが同じなので、「フレスコ」のリメイクっぽいが、共通点は「絵具を集めて絵を描く」っていう部分だけで、別物と捉えた方が良さそう。

非常にオーソドックスなワーカープレスメント。
強いアクションは決まっているし、やることは明確だし、(終盤までは)いくらでも選択肢があるのでサクサク進む。

が・・・流石に、ちょっと工夫が無さすぎる気はする・・・

スーパー

Super

評価:4/10

スーパーヒーローを集めてミッションを解決してフォロワーを増やす。
BGAでプレイ。

場からヒーローカードを1枚取って、マイボード上に配置。
マイボード上のヒーローカードを消費することで、ミッションカードを獲得出来る。
このミッション達成がメインの得点源。

ヒーローごとに色んな能力があって、「右側のカードをワイルドカラーにする」等の位置関係が重要なものもあるので、若干のパズル要素がある・・・(パズルっていうほど大それたものじゃないか)

ヒーローカードの強弱に差があって、強いヒーローを取れた人が有利になる。
そうなってきたら、個人攻撃カードを使ってバランスとってください!っていう苦手なタイプのゲーム。

ファラウェイ」や「ピクシーズ」のデザイナーが作ったってことで、期待して遊び始めたのだが、見事に裏切られた・・・

エモマン

評価:4/10

状況と表情の一致具合をシンクロ。

「前世占いで武士と判断されたとき」
「UFOから両親が降りてきたとき」
「久しぶりの同窓会の案内が来たとき」
等々の状況カードと表情カードを1枚ずつ場に公開。

全員が、その表情がその状況にどれぐらいマッチしているかを%で決定。

他のプレイヤーと一致すれば良い!

っていうパーティーゲーム。

決してつまらなくは無いが、流石に新味が無さすぎる・・・

ガルム

Garum

評価:4/10

ガルムとは古代ローマの魚醤。
ピラドラスのタイル配置ゲーム。

2×2のマスを有するエリアが4×4のグリッド状に並んでいる。
ラウンド毎にランダムで1エリアが指定され、そこに順番にタイルを置いていく。

目的としては同じ列に自分の色がたくさん置くこと。
プレイヤー人数ピッタリしかマスが無いので、後手番プレイヤーは思った場所に置けない。
そんなプレイヤーは他プレイヤーを妨害しない理由が無いので、そこまでギスギスしない。

上級ルールだったり3人プレイルールの方が捻りがあって面白そう。

スーパーマリオブラザーズ:パワーアップカード

Super Mario Bros. Power Up Card Game

評価:4/10

カンピオ(クク)」にスーパーマリオのテーマをのせてアレンジ。

手札1枚ずつ配られ、1回ずつ交換できるっていうルールはそのまま。
ただ、数字カードの特殊能力は無くなっていて、代わりに、アイテムカードを別に保持して置き、示されたタイミングで発動できる!

「任意のカードの数字を+2」みたいなシンプルなものから、「任意のカードの数字を0にする」とか「任意のプレイヤーのライフを1奪う」みたいなとんでもないものまで!

この効果が大味すぎて、「カンピオ」のシンプルな面白さが無くなってしまっている・・・

ラ・フルール

La Fleur

評価:4/10

ロココ様式の庭園を造ってゲストに来てもらう。

一応、ワーカープレイスメントだが、どのエリアも何人でも入れるので、単純なアクション選択。

花を集めて、その花をコストとして払って庭園を造る。
ラウンド毎にゲストが公開されていて、お気に入りのステータスが高い庭園を持つプレイヤーが獲得できる。

ステータスが減らないので、序盤に良い感じの庭園を取れたプレイヤーがかなり有利になりそう。
システム的には荒い印象。
雰囲気を楽しむゲームっぽい。

シルク

Silk

評価:4/10

カイコを放牧してシルクを作る。

カイコは室内で育てているイメージだけど、このゲームの世界では土地を食い荒らしてシルクを作るみたい。

ダイス2つを振って、その出目に対応するアクションを行う。
カイコを配置して、カイコを移動させることで移動元の土地を荒廃させて得点っていうのが基本の流れ。
カイコ以外にも人駒と番犬駒と共用の狼駒がある。
人→番犬→狼→人という三すくみになっていて、弱い駒を押し出せるようになっている。
あと、どの駒もカイコを押し出すことが出来、盤外に押し出すことで除去できるので、これで妨害しあうことになる。

他にも柵によるエリア形成、早取り目標等がある。

中々意欲的なデザインだが、各要素が嚙み合っているとは思えないかな・・・
あと、妨害・攻撃要素も多いのも人を選びそう。
ダイスで行動を決められたっていう言い訳が効くのが救いか。

扇子

Sensu

評価:4/10

シンプルなラミー系ゲーム。

3スート、1~9。

1枚ドローして、手札が6枚以上なら1枚を個人捨て札に捨てる。
ドローは山から引くか、いずれかの捨て札から引くか。

カードを引かずに、手札のカードを得点化することも出来る。
ちょうど20になるカードを出して、その中で一番「扇子の中骨」が多いカード1枚を得点化できる。
この時、出したカードで「同じ色が3枚以上」「同じ数字が2枚以上」を達成することで、得点化カードを1枚増やすことが出来る。(ただし、一番中骨が少ないカード)

得点化したカードは自分の前に扇状に並べて、扇子っぽくする。
同じ色で10本の中骨が揃うと扇子完成。
別の色の扇子を2つ完成させたプレイヤーの勝ち。

2本完成させると勝ちなので、各自1色不要な色が出来るっていうのが肝だろうか。
決して悪いゲームでは無いが・・・あえてこのゲームを遊ぶ理由が見つからない。