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ねこカフェ

Café del Gatto

評価:4/10

ねこのバリスタとなってコーヒーを提供する。
ビス20」や「きらめく財宝」のデザイナー(ブルクハルトの娘?)。
エッセン新作。

麻雀牌のようなタイルを購入してセットを作ってコーヒーを完成させる。

タイルの購入方法が特徴。
タイルが黒と白の列になって積み重なっている。
いずれか1つのタイルを購入するのだが、同じ段の逆側のタイルの数字が購入コストとなる。
なんとも不思議なシステムで、何か面白い動きをするのかと思ったのだが・・・
今回遊んだ限りだと、特に関心する部分は無かった・・・

他も至って平凡な作り。
可愛さ以外に訴求ポイントは無さそうだ・・・

ネクスト・ステーション:東京

Next Station:Tokyo

評価:7/10

ネクスト・ステーション:ロンドン」の東京版。
BGAでプレイ。

基本ルールは同じだが、得点形式が変わっている。
一番の特徴は山手線の存在。
最初からシートに書き込まれていてる第5の路線。
これによって、ラインが引きにくくなるわけだが、それを補う形でワイルドシンボルは複線(既存のラインと並走)可能になっている。
複線をワイルドにまとめているあたりやらしくて、複線として使うか、自由なシンボルとして使うか、非常に悩ましい選択を迫ってくる。

「ロンドン」よりも難しく、やりごたえがある。
複線ルールによって、自主的な「パス」が有効なシーンが増えている気がして、上級者向けになっている。

舞台が東京なので、「田端人気ないなぁ」とか「副都心線が変な伸び方してる!」とか、勝手に盛り上がれるのは良い。

「ロンドン」がSDJノミネートされたみたいだし、この調子で色んな都市バージョン出してくれ!

ナバダ・シティー

Nevada City

評価:5/10

ナバダシティに住む家族となり街を発展させていく。
インカ帝国」のデザイナー。

父、母、息子、娘のカードを持ってスタート。
手番では、1人を選んで、そのキャラクターが持っているワーカーを全て使ってアクションをしていく。
プレイヤーが建物を建てて、それをみんなが利用するっていう「ケイラス」式のワーカープレイスメント。
アクションの実行には基本的にお金が必要で、その費用を建物の所有者に払う。

資源を集めて、それを使って建物を建てたり、ミッションを達成したりして得点を稼いでいく。

と、概要を聞くと中々面白そうなのだが・・・
手番が1周するごと発生するイベントのデタラメ具合だったり、せっかく建物を時代分けしているのに、そのアクション効果が変だったり・・・
実績ある良い素材を変な味付けでメチャクチャにしている。

ネクストステーション:ロンドン

Next Station:London

評価:6/10

地下鉄テーマの紙ペンゲーム。
BGAで遊んで面白かったので実物を入手してみた。

改めて遊んでも面白かったのだが、デジタルで遊んだ方が面白い気がする。
線が綺麗に描かれるし、得点計算を自動でしてくれるし、出たカードの状況もわかるので・・・

ボードゲームは絶対対面で遊んだ方が面白い!と思ってたけど、ソロプレイゲームはオンラインの方が楽で良いかもね・・・

ネクスト ステーション:ロンドン

Next Station:London

評価:6/10

地下鉄がテーマの紙ペンゲーム。
エリジウム」「コスタリカ」「スパイコネクション」のダンスタン&ギルバートのダンスタン単独作。
BGAでプレイ。

共通の山札からカードをめくって、カードに示されたマークの駅に向かってラインを引く。
いわゆる、フリップ&ライト。
ラインは基本的に両端のいずれかからしか伸ばせない。
これを赤いカードが5枚できるまで続けるとラウンド終了で得点計算。

そして、次のラウンドに移るのだが、色ペンを隣のプレイヤーに渡して、ラウンド毎に異なる路線をつくっていくことになる。
異なる色の路線が同じ駅に接続すると「乗り入れ」となり、ボーナス点が貰える。
が、他の路線と同じ場所にラインを引くことは出来ないし、地下鉄なのに交差も禁止!
攻めてボーナスを狙いに行くか、無難にラウンド点を取りに行くか。

面白い!
似たようなテーマ&システムの「セブンブリッジ」の後に遊んだから面白く感じたのか、単に僕がフリップ&ライトに甘すぎるだけなのか・・・

1回目はとても面白かったが、2回目で少し底が見えた感じもある・・・
目標にバリエーションがあるとは言え、コツを掴むと似たような動きになりそうな気もする。

BGAでソロプレイも出来るので、気になった人は試してみると良いだろう。

ネプチューン

Neptun

評価:5/10

道順プロットって貿易航海。
デュルク・ヘン。

5枚の目的地を1枚ずつ選び取って、今回の道順を決定していく。
その後、カードプレイによって道順をなぞっていく。
上手くプロット通りに移動することで、得点源となるトラックを進めたり、交易の助けとなる金を得たりする。

航路決定パートは一捻り効いていて面白いのだが、その後の航海部分が単調。
まぁ、プロットの答え合わせみたいなもんなんで、これが正解といえば正解なんだけど・・・
「旅は計画している時が一番楽しい」って感想が出たけど、正に!

ねぶたビート

評価:5/10

「せんだみつおゲーム」のようなリズムパーティーゲーム。

ゲームマーケット新作。

ねぶた踊りがテーマ。

「らっせーらー!らっせーらー!」のリズムと共にカードに示された人がステップを踏む。

黒地は「指定プレイヤー以外」がステップを踏んだり、直前と色が同じだと「全員」がステップを踏むっていうルールがあって、混乱を誘う。

一見、簡単そうに思えるのだが、想像以上に混乱する。

最初の内は、間違い判定すらおぼつかない。

みんな知っていてステップが簡単な「ねぶた踊り」に目を付けたのが上手い!

ネタ・タンカ

評価:6/10

隣接アクションでボーナスが貰えるワーカープレイスメント。

「シェイクスピア」デザイナーの新作。

基本はオーソドックスなワーカープレイスメントなのだが、盤面の線で繋がっているアクション2つを同じプレイヤーが実行するとリンクアクションと呼ばれるボーナスが得られる。

このリンクアクションの付け方が上手く、しっかり練られていることがうかがえる。

細かいアクションの積み重ねなので、地味な動き。

チマチマしているので、カードやタイルの巡り運が勝負を決する気がしなくは無いが・・・

今回、3人プレイだったのでたまに気持ちいい瞬間があったけど、4人プレイだとワーカーが減るみたいなので、爽快感はほぼ無いかもね・・・

前作「シャイクスピア」も地味な印象のゲームで拡張で少し派手さが出て面白くなったが、今作も拡張入れると化けるのかも・・・

作者は慎重な性格と見た!

ネイティブ

評価:5/10

ネイティブアメリカンの生活。

ロシアのパブリッシャーが2017年に発売したものをコスモスがリメイク。

場から1種類のカードを取ってきて、自分の前に配置する。

人カードを取ると、「酋長」「シャーマン」「農夫」「漁師」「狩人」等のどの役職にするか決める。

これによって「1手番で獲得できるカード量を増やすことになる」

例えば「漁師」を追加すると、1手番で獲得できる「魚」の数が増える。

中でも、「酋長」は1手番で獲得できる「人」の数が増えるので早めに集めたい!

これを山札から「冬」カードがめくられるまで続けるだけ。

人には元からプレイヤーカラーが示されていて、自分の色の人カードはプラス点、そうじゃない人カードはマイナス点となるようになっている。

シンプルなルールだが、他プレイヤーの動きや残り札の割合から戦略を考えるのは中々面白い。

リメイクの際に、拡張ルールが3種類追加されているようだが、どれぐらい変化が付いているのか興味深い。

元版は、男は結婚しても部族が変わらないから1色、女は部族が変わるから2色ってことになってたみたいだけど、リメイク版では男女の区別は無くなっている。

ネオム

評価:6/10

「セブンワンダー」+「シムシティ」。

エッセン新作。

冒頭の「セブンワンダー」+「シムシティ」という説明だけで事足りる。

それぐらい「セブンワンダー」への憧れというか、流用が随所に。

ドラフト、ワンダー的な初期手札、隣プレイヤーからの資源購入等々・・・

臆面無くパクっているので当然ながら楽しいのだが、頭の片隅に「ずるいよぉ~」って気持ちが浮かび続ける。

7年かけてテストプレイを3500回したっていう情報で、その雑念を打ち消したい。