ヒョコヒョコ変わる収入源に翻弄されつつの陣取り。
ドラ+ホワイトゴブリンのエッセン新作。
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ボード上部に5種、13個のアクション。
手番では、ここから1つを選んで実行。
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「資源を払って自分の建物建設」
手番プレイヤーだけが実行するんじゃなくて、「プエルトリコ」みたいに全員が実行する。
ただし、上書き出来ない陣取りなので早めに動けることにはメリットがある。
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「資源を払って共有建物建設」
これは手番プレイヤーのみ。
ゲーム終了時に自分の建物が接していると得点を生み出す建物。
「共有」の建物なので、他プレイヤーが頑張って建てた物に後乗りで群がるのもアリだ。
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「資源産出」
石切り場タイルに接している自分の建物ごとに資源を算出。
これも、全員が実行するのであまり自分でやりたくないアクションなのだが、資源が心もとないときは仕方がない。
産出の後に石切り場の更新があるのだが、このシステムが面白い!
というか、このゲームの肝かもしれない!
石切り場タイルを1枚めくって、盤面にあるより小さい値の石切り場タイルを上書きできる。
数字が大きい石切り場程、産出量が少なくなっているので自分においしくない石切り場を上書きして価値を下げていく。
盤面のどの石切り場よりも小さいタイルを引いた場合バースト。
盤面の一番大きな石切り場が閉鎖され、めくったタイルは石切り場予定地へ配置。
その後、次の石切り場予定地を決定することも出来る。
石切り場タイルは4枚までめくれる(バーストしない限り)のだが、下手なタイルを引くと自分の石切り場の価値を下げちゃったりするので、どこまでチャレンジするかの判断が悩ましい。
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3人プレイだと4アクションずつ選んだらラウンド終了。
3ラウンド終了後、得点計算に入る。
・自分の最大グループのマス数。
・自分のグループが接している共有建物からの得点。
・共有建物を建てたときにもらえる指輪からの得点。
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システム自体は陣取りだし、得点経路も少ないし・・・古臭いことは間違いない。
ただ、全てのルールに意味があってプレイ中は非常に悩ましい。
重くなりがちな陣取りにハプニング性を取り入れつつもうまくまとめ上げているのは見事!
今回の展開がたまたま面白かっただけかもしれないが、古臭いシステムに活路を見出してくれてありがとうの7点。