国旗でやる反射神経ゲーム。
3つの国旗が描かれたカードを均等に分けて個人山にする。
同時にカードを1枚めくり、同じ国旗があれば国名を言ってその2枚を獲得。
それだけのゲームなのだが、国旗っていうチョイスが意外と良い。
みんな見たことあるし、似通った物が多くて混乱する。
国旗の横に国名も書かれているので、知識勝負だけにもならない。(もちろん国に詳しい人の方が有利だが)
ボードゲームメモ
国旗でやる反射神経ゲーム。
3つの国旗が描かれたカードを均等に分けて個人山にする。
同時にカードを1枚めくり、同じ国旗があれば国名を言ってその2枚を獲得。
それだけのゲームなのだが、国旗っていうチョイスが意外と良い。
みんな見たことあるし、似通った物が多くて混乱する。
国旗の横に国名も書かれているので、知識勝負だけにもならない。(もちろん国に詳しい人の方が有利だが)
インドネシアの森に花や樹木を植えて動物たちが住める環境を作る。
「ヒート」や「ディープ・ブルー」のデザイナーコンビの新作。
場にプレイヤー人数×2枚分のカードを並べて、1枚ずつピックしていくオープンドラフト。
カードに示された花をマイボード上に良い感じに配置していく。
っていう概要だけ聞くと平凡すぎて全く惹かれないのだが・・・
遊んでみると、気づきの連続でとても面白い!
同じ花を重ねると樹木になって得点化されるのだが、樹木になってしまうと花の配置の邪魔になってしまう。
それなら「最初は花だけを広げて置いて、後で樹木にしていけば良いじゃない!」となるのだが、同じ色の樹木でエリアを完成させることで配置できる動物は総数が決まっていて、モタモタしていると無くなってしまう!
ボードはいくつかのエリアに分かれていて、エリア内を同じ色の花(or樹木)で埋め尽くすことで得点化される。
ただし、手を付けたのに、上手く出来ないと手痛いペナルティ!
最後まで気が抜けない!
テーマや概要から、プレイされず埋もれそうなゲームだけど、パズル好きな人は一度は遊んでほしい。
(単に僕がこのデザイナーコンビと相性が良いだけの可能性は高いが・・・)
共通デッキでデッキビルド。
「ザ・ループ」「大いなる狂気の書」のデザイナー新作。
サプライからカードを購入してデッキについかするデッキビルドゲーム。
が、今作は全員が同じデッキにカードを入れる。
誰のカードが分かるようにプレイヤーカラーのスリーブに入れるっていうのが発明!
全員が1枚ずつカードを追加したらシャッフルして、1枚ずつめくってアクションを実行していくだけ。
デッキにはイベントカードも含まれているので、それがめくられると状況に応じたメリットデメリットが発生する感じ。
共通デッキビルドっていうのは、かなり面白くなりそうなアイデアなんだけど・・・
アクションのほとんどが直接攻撃な上に対象プレイヤーを自由に選べる・・・
結果、みんなでなんとなく点数をならすだけのゲームとなってしまっている。
せっかくなんだから、めくられる順番で対象プレイヤーが決まったり、プレイヤー間でトレンドを作れたり、共通デッキビルドの面白さを生かす方法があると思うのだが・・・すごくもったいなく感じた。
「エバーデール」の独立拡張。
ワーカープレイスメント&カードプレイっていう基本の流れは同じ。
船トラックが追加された。
進めることで得点とリソースが貰える。
「エバーデール」は一回遊んだきりなので、ほとんど覚えていないけど、プレイ感は大きく変わってなさそう。
僕みたいな「エバーデール」がイマイチだった人は、今作もイマイチだろうし、逆に「エバーデール」が楽しめた人は今作も楽しめるだろう。
2枚でやる多人数「バトルライン」。
クニツィアのニュルンベルク新作。
「ブラックシープ」もしくは「まねきねこれくしょん」と似ている。
3つのタイル上に、プレイヤー人数より1枚少ない得点チップが置かれる。
各タイルに各自2枚ずつカードをプレイして、強いカードを出したプレイヤー順に得点チップを獲得していく。
手札5枚で1枚プレイ1枚ドロー。
カードには数字と色が書かれている。
役がいくつかあって、
「同じ数字&同じ色」だと2枚の数字を組み合わせた強さ(青3と青3の場合は33)。
「同じ数字 or 同じ色」だと2枚の数字を足した強さ。
「×2カードと、同じ色の数字」だと数字カードの2倍の強さ。
「その他」は大きい方の数字の強さ。
シンプルながらカウンティングやブラフもあって面白い。(カードドローが表向きのカードからも引けるので、それを含めた心理戦がある)
手札運は高そうだけど、短いゲームだから許せる。
色でやる「ロバの橋」。
「忠誠心」「休日」といったお題に対して全員が色カードを同時出し。
色を公開した後、各自がお題と出した色を紐づけるストーリーを語る。
そして、出したカードはお題カードと一緒にして脇にどけて置く。
これを10回繰り返す。
その後、お題と色のカードセットを1セットずつ戻してきて、誰がどの色のカードを出したかを当てていく。
協力ゲームっぽいが対戦ゲームで、一人ずつ裏向きのカードの色を当てていく。(カードは裏面の模様で誰が出したかわかるようになっている)
ノーヒントで当てられると2点、1単語のヒント有りで当てられると1点。
どちらの場合も当ててもらえると色を出したプレイヤーは1点。
ゲームとして成立はしているが、物語記憶ゲームとしては「ロバの橋」、色と単語のリンクは「ヒトトイロ」で経験済みで、どちらも上回っていない・・・
4種類のブロックを行ったり来たりさせて組み上げる。
「フィンカ」や「ペルガモン」デザイナーのハバからの新作。
2チームに分かれ、同じ設計図を見て、どちらが早く完成品を作れるかを競う。
設計図には「ピンクのブロックをベージュのマスに置く」や「緑のブロックをピンクのマスに置く」等の組み立てステップ12個描かれている。
これを1~12の順番で正しく実行できれば、1マスに全てのブロックが集まって完成となる。
これだけ聞くと簡単そうだが、動かすブロックの上に載っているブロックは一緒に移動させなければならないし、リング状のブロックは他のブロックをすり抜けるし、小さいブロックはゴミ箱状のブロックの中に入ってしまったりする。
さらに全てを片手でやらないとイケナイので、反射神経だけじゃなく手先の器用さも大事!
ソロプレイモードもあって、これは実際にブロックを動かさずに脳内で処理して最終形を作り上げる。
これはこれで違った難しさがあった。
「フラムルージュ」の拡張第3弾。
第1弾「ペロトン」、第2弾「メテオ」よりもボリューム多め。
グランドツアーという名前の通り、7つのコースを連続して遊ぶキャンペーンゲーム的ルールが追加された。
徐々に疲労カードが累積していき、ツアー全体を通した疲労カード管理が重要となる。
あと、各コースのトップ3には得点が付与されるのだが、全ての選手のタイムも記録されていき、最終的に合計タイムが短い選手に得点が加算される。
絶対勝ち目がない場合でも、ベストを尽くすことが大事になっている。
あと、コース中盤のチェックポイントを早く通過することで得られるポイントもあり、「着実に集団についていって、終盤のラストスパート勝負!」だった基本よりも展開が生まれやすくなっている。
このツアーが「フラムルージュ」のシステムとマッチしていて、勝手にドラマを想像して盛り上がる!
他に大きい追加要素として、選手ごとのデッキ構成が変えられるようになった。
ルーラーとスプリンター、各6種類ずつのバリエーションからそれぞれ選択する。
10や11といった極端なスピードを出せるスプリンターや上り坂や下り坂で通常以上の効果を生むルーラー等々・・・
バランスが取れているかは不明だが、個性が生まれて面白い展開に!
あと、特殊なコースパーツ(転倒する細い道、大回りと小回りに分岐カーブ)も追加されてコースにバリエーションが出せるようになっている。
発表から発売まで時間がかかったけど、それも納得の出来の拡張。
「フラムルージュ」好きはマストバイ!
蚤の市がテーマのダイスゲーム。
コロヴィーニ作。2015年。
ボード上には3~18の商品タイル。
3つの白ダイスを振って、対応する目の商品タイルが競り対象となる。
全員が秘密裏にダイス2個を振る。
ダイス1個だけリロール可。
同時に出目を公開して一番高い出目のプレイヤーから、出目の値でタイルを競り落とすかパスするか。
今後、白ダイスロールで自分が保持しているタイルの出目が出ると、ボーナス金が貰え、そのタイルが競り対象となり、競り値は元所有者が受け取る。
誰かが45金に到達すると、そのプレイヤーの勝ちでゲーム終了。
競り対象がダイスロールな上に、競り値もダイスロール!
デタラメになりそうな構図だが、しっかり面白いゲームに仕上げたコロヴィーニは流石!
ただ、コンポーネントはチープ過ぎる・・・