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ブラスティング・ビリー

Blasting Billy

評価:5/10

強盗団ボスのビリーよりも多くの品物を取らないように気を付けながらの分け前分配。
スカイライナー」や「ハット」のデザイナーとコロヴィーニの共作。(「オールド・ロンドン・ブリッジ」も同じコンビ)。

5色、0~10とダイナマイト1枚。計60枚。
裏からでも色は分かるカード。

手番では手札1枚を「自分の前に置く」か「テーブル中央(ビリー)に置く」か「捨て札にする」か。
自分の前に置く場合は、各色最初のカードは裏向き、2枚目以降は表向き。
ビリーに置く場合は、色毎に並べるが全て裏向き。
そして、山から1枚ドロー。

これを繰り返し、山札が無くなり、全員の手札が2枚になるとゲーム終了。

色ごとに、ビリーと自分を比べて、自分の方が多く取っていたら脱落。
1色でも脱落したら、他の色でいくらうまくやっていても脱落。

あと、ダイナマイトカードはそれよりも前に置かれた同色のカードを全て吹き飛ばす。
このダイナマイトの効果が強烈過ぎて、駆け引きの全てがコレに集約され過ぎている気がする・・・
直前の1枚ぐらいで良かったんじゃないだろうか・・・

フリーマーケット:NYC

Free Market:NYC

評価:4/10

商品の仕入れと販売がテーマの重量級ゲーム。

ラウンド最初に、商品の仕入れをする。
方法はオーソドックスな競り。
物の数は十分にあるので、そこまで競りが熱くなることは無い。

その後、ワーカープレイスメント。
配置と起動が別になっているタイプ。

アクションエリアが13種類もあって、これらのアクションで商品の相場を変更したり、商品の販売に必要となるトラックを売買したり、ショップや工場を建てたり、それらの奪い合いの攻防に使われる労働者を雇ったりする。
アクションの中に商品の販売もあって、ここでの収入が今作のメインとなる。

色んな要素はあるのだが、どれもまとまっていなくて素人臭さがスゴイ。
ただ、なにか工夫を入れようとする姿勢は見られる。

最近の重量級ゲームは良くも悪くも「ある程度手なりで遊べる」セオリーみたいなものがあるけど、今作はそれが無いので「え?え?これで大丈夫なのか???」という妙なドキドキがあって意外と楽しめた。
こんな感情を抱くのはごく一部だと思うので、決して万人にはオススメできない・・・

プランテッド

Planted: A Game of Nature & Nurture

評価:5/10

園芸テーマのブースタードラフトゲーム。
フィル・ウォーカー・ハーディングの新作。

リソースカード6枚とアイテムカード2枚の計8枚をブースタードラフト。
選んだカードを使わずに捨てることで、場から植物カードを獲得できる。

植物カードには成長に必要なリソースが示されているので、ラウンド毎にそれらのリソースを集めるようにする。

アイテムカードは永続能力のカードと、ゲーム終了時得点のカードがある。

ラウンド毎に、各植物は1段階しか成長できないのと、リソースは基本ラウンドをまたいで持ち越せないっていうのが特徴と言えば特徴かな。

非常にオーソドックスな作りで、いくつものブースタードラフトゲーム、ネイチャー系ゲームを遊んできた僕の心には何も響かない・・・

ファイフ

FYFE

評価:6/10

5×5のグリッドにチップを埋めていくパズルゲーム。
新人デザイナー。新作。

アイコン5種類×背景色5色×数字5=125枚のチップ。
これを1枚持った状態で1枚ドロー&1枚プレイを繰り返すだけ。
ただし、最後の1マスはドローせずに手元に残った1枚を配置しなければならない。

横列、縦列、対角線の各ライン上のチップ5枚で役を作って得点していく。
この各ラインの得点形式をゲーム中に自分で決めるのが特徴。
チップを配置した時に、そのチップを指している得点タイルが1つも無ければ、その時点で得点タイルを配置して得点形式を決定しなければならない。

得点タイルは全員が同じ構成のものを持っているのだが、各得点タイルに対して最初に達成したプレイヤーにはボーナス点が入る。
また、1枚のチップを配置することで複数の得点タイルを同時達成できた場合もボーナス点が入る。

12ラインを考慮してチップを配置しなければならないので、かなり悩ましいのだが手札2枚っていう制限が上手い!
先を見越した計画を少したてられつつ引き運にも翻弄される。このバランスが絶妙!

自分で得点系を決めるグリッドパズルってことで最近発売された「ロスト・シーズ」とソックリ。
「ロスト・シーズ」は得点形式の決定はセットアップ時、タイル選択は場からドラフト。
「ファイフ」は得点形式の決定がプレイ中、チップ選択は袋からランダムドロー。
「ロストシーズ」の方がプレイヤーインタラクションが強く、パズル感はそこそこ。
「ファイフ」はほぼソロプレイで、パズル感強め。

どちらも面白いが、結構プレイ感が異なる。
個人的にパズルにインタラクションはあまりいらないと思っているので、「ファイフ」の方が好みかな・・・
5×5と4×4っていう盤面の違いから、サクッと終わる「ロストシーズ」も捨てがたいけどね・・・

ブロッキーマウンテン

Blocky Mountains

評価:5/10

積み木を崩さないように駒を動かす。

フック付きの棒でポーン駒やクマ駒を指示通りに動かしていく。

見た目は派手で楽しそうなのだが、実際遊んでみると思った以上に地味!
メイン以外の部分も変に混み入っているのもマイナス・・・

他に無いゲームなので、所有欲はくすぐられるが・・・

プラネット・アンノウン

Planet Unknown

評価:5/10

道の惑星への入植がテーマのタイルパズル。
「ソードクラフター」のデザイナーコンビ新作。
Tabletop Simulatorでプレイ。

手番プレイヤーは、中華テーブルのように回転するタイルトレイを好きな位置に回す。
全てのプレイヤーは自分にきたタイル2種のどちらか1つを選びとってマイボード上に配置。

タイルに示された色に応じてトラックが進んで、能力を得たり、得点を得たり、マイボード上のローバーを動かして障害物を除去したりできる。

箱絵に身構えたが、かなり真っ当なタイルパズル。
もちろん楽しいは楽しいのだが、10種類以上は同じ楽しさを体験済みだ・・・
3,4年前のテトリスパズルブームを考えると、流石に後発が過ぎる・・・

フロッターオッター

Flotter Otter

評価:6/10

スピードカップ」に一捻り。
デザイナーは違う。

お題カードのイラストの順番通りにブロックを並び替える。

この概要から、「スピードカップ」のリメイク?と思って注目していなかったのだが、一つルールが加わっている別のゲームだった。

それは1つのお題カードに2種類の順序があるって部分。
例えば車が5つ書かれているお題カードだと「車の大きさ」と「窓の数」という2要素があって、そのどちらを使っても良い。
ただし、お題カードの枠の色が最小か最大となる方の要素で正解すると2点。他方は1点となる。
イラストによって要素は様々で、それが何なのかを探すスピードも重要となる。

それだけの工夫なのだが、俄然面白くなっていて感心させられた。

フィネス

Finesse

評価:6/10

ペア戦トリックテイキング。
詳細ルールはこちら

トランプが2組必要で、J,Q,Kのみ2枚ずつ使う。
マストフォロー切り札有り。

手札13枚+公開手札が3枚ずつ。
公開手札は自分で出すことは出来ず、パートナーが使用宣言できるリード専用札。

リードは自分の手札から出すか、パートナーの公開札から出すか。
パートナーの公開札から出し場合は、パートナーがリードした扱いになる。
公開札が使われると、トリック終了後に手札から1枚選んで補充する。

手札が無くなるまで13トリック行うのだが、10トリック勝つのが一番高得点。
基本的に相手チームよりも多くのトリックを取ることを目指すのだが、もうどうにもならんと思ったら相手にたくさん勝たせて獲得点を減らすってのもある。

パートナーとの相談は禁止だが、リード指定して切り札やハイカードで勝つことが出来る。
ペア戦なのに一人よがりなプレイが可能となる。(そこに至るまでに連携が必要なのだが・・・)

リードプレイヤーが、そのディールの切り札を決められるので、圧倒的に有利。
その時に良い手札かどうかがっていう手札運はありそう。

王道寄りのトリックテイキングで、トリックテイキング好きほど喜びそうなゲーム。

ファクトリア

Factoria

評価:6/10

スチームパンクな世界でのリソース変換構築。
同名同人ゲームの商業版。

プレイヤー人数分の工場(アクションエリア)があり、毎ラウンド、どこに行くかを同時選択。
他プレイヤーと被るとボーナスが貰え、1人だけだと、その工場の改良が出来る。

どっちにしても良い事があるのだが、序盤は改良できるだけのリソースを持っていないので、基本は他プレイヤーと同じ場所に行くことを狙うことになる。
逆に、中盤、終盤は工場の改良がしたくなるので、一人だけになることを目指す。

工場改良によって、工場での資源変換ルールを変更できるのだが、これによって価値が低い資源が重要になったりする。
ここら辺は「アルケミスト」にもあった「リソース変換」の構築になっていて、かなり攻めたデザイン。

他のルールも凝っていて、商業版が出るのも納得の面白さ。
が、リメイクの段階でもっと調整できたんじゃないかと感じる粗も見える。
特に拡大再生産の軌道に乗ったトッププレイヤーを止められないウィニングラン状態の長さが気になった。

プランダーバンド

Plunderbund

評価:5/10

ファンタジー世界の裏世界商売。
キック発。Tabletop Simulatorでプレイ。

基本システムはデッキビルド。
マイデッキから5枚引いて、それらの効果を実行。
強力な効果にはコストがあって、そのコストは「依頼カード(「ドミニオン」でいう呪いカード)をデッキに加える」。

で、カード効果で何をするかというと、盤面への駒配置とステータスアップ。
決算時に、自分の駒がある場所の需要タイルを獲得できる。
ただし、その需要タイルの種類に応じたステータスが高いプレイヤーが優先的に獲得してしまうので、ステータス争いも疎かにできない。

デッキビルドのビルド部分はシンプルで、決算ごとに各自が2枚を獲得。

やらせたいことが感じられる見どころはあるゲームデザインなのだが、調整不足・・・
結局のところ、需要タイルの出方と決算前に駒配置が引けるか次第になっている気がする。