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フォーEXⅡ

For-Ex II: She Made Another One

評価:5/10

為替取引がテーマの「フォーEX」の続編。
ベースシステムは同じだが、大幅に短時間化されている。

配当が5回から3回になり、契約の制限回数が無くなり、購入できる証書の自由度が減り、アクション選択の自由度も減った。
あと、プレイ人数も4人までに減っている。

「1」は6人で遊んで以来、結局少人数で遊べていないので、あまり比較できないのだが、かなり短時間化されている。

配当が3回起こると終了になっていて、アクション選択が手札式になっていている。

何回か遊んだ感じだと、為替変動が読めないので、とにかく高価値の証券を買うのが強い印象で、今作の特徴である契約が弱い印象を受けた。

短時間化されたこともあって、ちょっとした行動で勝負が決するので、全員が習熟しないと楽しめないゲームの可能性が高い。
他の多くのキューブレール系と同じ感じ。

3回ほど遊んだが、どれも不完全燃焼で終わってしまった・・・
でも、何かありそうでリプレイ欲が掻き立てられる。

フリップフレイター

Flip Freighters

評価:4/10

荷物の輸送がテーマのシンプルなフリップ&ライト。
BGAでプレイ。

カード3枚がめくられ、それらを全員が使う。
トラックのマスに数字を書き込むか、数字分だけトラックを進ませるか。
トラックが進み始めると、そのトラックには数字は書き込むことが出来なくなる。

5ラウンド終了で決算。
ゴールしたトラックは、書き込んだ数字に応じて得点。
決算を3回するまで行うのだが、ゴールしたトラックの点は決算ごとに得点されるので、はやめにゴールしておくと3回得点することができることになる。

楽しいは楽しいが、バランス等もっと調整できただろう・・・って部分もある・・・

ファラウェイ:地下世界

Faraway: People From Below

評価:6/10

ファラウェイ」の拡張。
数枚のカードが追加されて、7人までプレイ可能に。

灰色カードだったり、アイコン3種セットが得点になるようになっている。

ちょっとした拡張なんだけど、純粋に対応人数が増えたのが有難い!

このゲームは好きなんだけど、全く勝てないので新カードによる変化は全然わからない・・・

ファイナルバイナリー

final binary

評価:6/10

ノコスダイス」作者による同じ系統のトリックテイキング。

公開手札と非公開手札があって、公開手札の最後の1枚でビッドするっていうのは同じ。

手札は3種類あって、数字付きスートカード、数字無しスートカード、バイナリーカード。

公開手札はバイナリーカードで、0〜7の数字が書かれている。

マストフォロー切り札あり。

手札から出すカードが数字無しスートカードの場合は、バイナリカードも1枚一緒に出す。
各自の前に「4」「2」「1」のランク表示カードと言うものが置かれていてて、出したバイナリカードを2進数にした時の対応するランク表示カードを裏返す。
例えば、5を出した場合は「4」と「1」のランク表示カードを裏返す。(ランク表示カードの裏面は全て0)
その結果のランク表示カードの合計が今回のカードのランクとなる。

手札から出すカードが数字付きスートカードの場合は、ランク表示カードはひっくり返さずに、今回出した「スートカードの数字 + 現状のランク表示カードのランク」が今回のカードのランクとなる。

これを繰り返していって、数字無しスートカードを使い切ると、バイナリーカードが1枚だけ残る状態になる。
その残った1枚が取りたいトリック数のビッドとなる。

必死に文字で説明したが、理解できただろうか?
僕もルールを読んだ時点だとポカーンだったのだが、遊び始めると分かってくる。

複雑なルールだが、思った以上にコントロールは容易で、台本通りに事が進む感じ。

単体で見るとチャレンジングかつトリテの肝を抑えた良いゲームなんだけど、どうしても「ノコスダイス」と比較してしまって、そうなるとわかりやすさ、悩ましさ、盛り上がり全てにおいて「ノコスダイス」に軍配が上がる。

プラタ

Plata

評価:5/10

クラブス」のリメイク。
Tabletop Simulatorでプレイ。

恐らく、ルールに変更は無し。
得点札となるクラブスート以外のスート分けをしている意味が無いのに気付いたようで、得点札スート+無得点スート×3枚ずつというデザインになっている。

プレイ感は変わらず凡庸。

フリーライドUSA

Freie Fahrt USA

評価:5/10

フリーライド」のアメリカマップ。

大きな変更は無さそう。
端の都市の早取りボーナスが無くなって、長距離目標を取った時のボーナスに変更されたぐらいだろうか。

エリア毎に都市が色分けされて目標カードが見やすくなったのは大きい。
大分ましにはなってるけど、頻繁に入れ替わる18枚のカードとマップ上の位置を照らし合わせるのは大変すぎる・・・
マーカーを自作してマップ上にプロットしている人がいるけど(BGGへのリンク)、これはプレイアビリティが上がりそう!
2作目なんだから、公式で付ければ良いのに・・・

フリッピング・フラッグス

Flipping Flags

評価:5/10

国旗でやる反射神経ゲーム。

3つの国旗が描かれたカードを均等に分けて個人山にする。

同時にカードを1枚めくり、同じ国旗があれば国名を言ってその2枚を獲得。

それだけのゲームなのだが、国旗っていうチョイスが意外と良い。
みんな見たことあるし、似通った物が多くて混乱する。
国旗の横に国名も書かれているので、知識勝負だけにもならない。(もちろん国に詳しい人の方が有利だが)

フタン

HUTAN: Life in the Rainforest

評価:7/10

インドネシアの森に花や樹木を植えて動物たちが住める環境を作る。
ヒート」や「ディープ・ブルー」のデザイナーコンビの新作。

場にプレイヤー人数×2枚分のカードを並べて、1枚ずつピックしていくオープンドラフト。
カードに示された花をマイボード上に良い感じに配置していく。

っていう概要だけ聞くと平凡すぎて全く惹かれないのだが・・・
遊んでみると、気づきの連続でとても面白い!

同じ花を重ねると樹木になって得点化されるのだが、樹木になってしまうと花の配置の邪魔になってしまう。
それなら「最初は花だけを広げて置いて、後で樹木にしていけば良いじゃない!」となるのだが、同じ色の樹木でエリアを完成させることで配置できる動物は総数が決まっていて、モタモタしていると無くなってしまう!

ボードはいくつかのエリアに分かれていて、エリア内を同じ色の花(or樹木)で埋め尽くすことで得点化される。
ただし、手を付けたのに、上手く出来ないと手痛いペナルティ!
最後まで気が抜けない!

テーマや概要から、プレイされず埋もれそうなゲームだけど、パズル好きな人は一度は遊んでほしい。
(単に僕がこのデザイナーコンビと相性が良いだけの可能性は高いが・・・)

フォー・ア・クラウン

For a Crown

評価:3/10

共通デッキでデッキビルド。
ザ・ループ」「大いなる狂気の書」のデザイナー新作。

サプライからカードを購入してデッキについかするデッキビルドゲーム。
が、今作は全員が同じデッキにカードを入れる。
誰のカードが分かるようにプレイヤーカラーのスリーブに入れるっていうのが発明!

全員が1枚ずつカードを追加したらシャッフルして、1枚ずつめくってアクションを実行していくだけ。
デッキにはイベントカードも含まれているので、それがめくられると状況に応じたメリットデメリットが発生する感じ。

共通デッキビルドっていうのは、かなり面白くなりそうなアイデアなんだけど・・・
アクションのほとんどが直接攻撃な上に対象プレイヤーを自由に選べる・・・
結果、みんなでなんとなく点数をならすだけのゲームとなってしまっている。

せっかくなんだから、めくられる順番で対象プレイヤーが決まったり、プレイヤー間でトレンドを作れたり、共通デッキビルドの面白さを生かす方法があると思うのだが・・・すごくもったいなく感じた。

ファーショア

Everdell Farshore

評価:5/10

エバーデール」の独立拡張。

ワーカープレイスメント&カードプレイっていう基本の流れは同じ。

船トラックが追加された。
進めることで得点とリソースが貰える。

「エバーデール」は一回遊んだきりなので、ほとんど覚えていないけど、プレイ感は大きく変わってなさそう。

僕みたいな「エバーデール」がイマイチだった人は、今作もイマイチだろうし、逆に「エバーデール」が楽しめた人は今作も楽しめるだろう。