惑星がテーマの2人用クライミングゲーム。
「ジキル vs ハイド」のデザイナー。
5スート、5枚ずつ。
ランクの構成はスートごとに異なる。
交互にカードを出していき、前のカード以上のカードを出さないとダメなのだが、強さがカードに書かれた数字ではない。
カードに書かれた数字だけ駒を時計回りに動かし、着地したマスの数字が強さとなる。
さらに、どちらかがパスするまで、出されたスートを出してはイケナイ。
最初遊んだときは、何かあるような無いような・・・
なんとも掴みきれないプレイ感で、評価保留状態だったのだが、新たに上級ルールが追加されたということで遊びなおしてみた。
上級ルールは、先手8枚、後手7枚で、残りを山札とする。
パスしたプレイヤーは1枚ドローする。
また、直前と同じスートを出すことが出来(集中研究)、そのトリック中、そのスートしか出せなくなり、さらに強さを上げるのではなく下げなければダメになる。
さらにさらに、パスした際のドローが2枚に増える。
ルールを聞いた感じだと「途中でドローするの?マストノットフォローの縛りも無くなるの?わけわからなくなりそう!」と思ったのだが、意外や意外、慣れるとこっちの方が面白い!
ウィドウが無くなるので、カウンティングの意味は増すし、集中研究のルールにより、駒の周回の意味のバリエーションが増え、どのカードにも使い道が出てくる!
基本ゲームで「?」となった人も、今一度、上級ルールで遊びなおしてみてほしい。
(上級ルールはホームページで公開されていて、前バージョンのコンポーネントでも遊べるよ)