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ハーベスト

Hervest

評価:5/10

駅構内だけで販売されていたという伝説の国産ゲーム。
30年ぶりのリメイク。

ボードゲーム初心者の頃に遊ばせてもらって面白かった記憶だけが残り二十数年・・・
この度、リメイクされるということで飛びついた。

実際、遊んでみると「あれ?他プレイヤーの思惑次第のマルチ?引き運も強いし・・・」と微妙な印象・・・

伝説が独り歩きしていたか、5人プレイが良くなかったか。

(追記)
5人プレイが良くなかったっぽい。
自分の手番が来るまでに状況が変わりすぎる・・・
改めて4人プレイ&軽いノリで遊んだところ楽しめた。

ハイタブ

Haithabu

評価:4/10

ヴァイキングのレースがテーマ。
ヘクサゲームズ。1975年。

自駒全てを対岸の村にゴールさせるレースゲーム。

最初は1~3マスしか移動できない。
橋を超えると、その橋駒を取り除いて自分の歩数トラックに置く。
これによって以降の歩数が増えていく。
なんだかモダンなゲームデザイン!

橋駒が取り除かれた場所は通行できなくなるのだが、手番開始時に自分の歩数トラックにある橋駒を盤面に配置して通行可能に出来る。
歩数は使い切らないとダメなので、終盤は歩数を減らすために橋駒を盤面に戻すこともある。

なかなか面白そうなルールなのだが・・・
実際遊んでみると、先手番プレイヤーが有利過ぎる!
先に橋駒を除去して、歩数が増え、更に橋駒を除去できるサイクルに入ってしまい、止めることが出来なくなってしまった。

何かルールを読み間違えているのかも・・・

ハドリアヌスの長城

Hadrian's Wall

評価:4/10

超複雑化した紙ペンゲーム。

ラウンド最初に得られたリソースを使って、トラックを進めていくのだが、この数が尋常じゃない。
特殊効果が発動する建物も含めて40近いトラック。

Aを払ってこのトラックを進めるとBが手に入って、それを払ってこのトラックを進めてCが手に入って・・・
という超複雑なパズルを解いていく。
まるで計算ドリルを解いているようで、ラウンド終わるごとに「やっと終わった・・・」っていう気持ちになる。

効率とかを考える楽しさはありそうなので、攻略法を考えるのが好きな人にはオススメできそう。

パローリ

Paroli

評価:5/10

7並べしつつ、列をマーキング。
クラマー作。1994年。

手札から7並べ的にタイルを2枚までプレイする or 手札を2枚まで補充。
手番で、縦列か横列に自分のマーカーを置くことが出来る。
最後までに列を完成することが出来ると、その列を構成するタイルから得点。
横列は1~10が全てそろうと完成。
縦列は8枚以上繋がっていると完成。

自分のマーカーを全て置いて、それらの列が全て完成して、手札を全て無くしたらゲーム終了。
マーカーを置いた完成した列からの得点を得て、手札に残ったタイルは1枚あたり-5点。

横列の方が揃いやすい気がするが、同じ数字のタイルは1手番で何枚でもプレイできるので、手札に同じ数字を溜まっているなら縦列も狙える。
流石クラマー、そこら辺の調整は抜かりない。

非常にシンプルなルールながら、伝統ゲーム的なのんびりした楽しさがある。

クラマーは昔から7並べ好きなんだね。

バイ・ザ・ボート!

Buy the Vote!

評価:6/10

ひたすら金で票を買い続ける大統領選ゲーム。

全員10金もってスタート。
第1ラウンドは3枚のカードがめくられ、それぞれに対して同時ビッド。
当然、最高額のプレイヤーがカードを獲得するのだが、競り負けたプレイヤーも含めて全員がビッド額を失う・・・
とにかく勝たないと意味がないシビアな競り。

が、他の調整が上手くてシビアさを感じないようになっている!

まず「競り対象の多さ」。
ラウンド毎に競り対象が1枚ずつ増えていくので、どこかで負けてもどこかで勝てる!

次に、他プレイヤーからカードを奪える「黄色カードの存在」。
黄色カードを競り落とすと、他プレイヤー1人を指定して、そのプレイヤーが直前に獲得したカードを奪える。
得点は公開情報なので、自然とバランスが取られるようになっている。
(高得点カードが奪えそうなら負けているプレイヤーから奪ったりもするが・・・)

そして、一番の特徴は「15分の制限時間」の存在。
カードの配置や、ビッド中、収入の獲得等の時間中も、タイマーが進み続けている。
15分のタイマーが鳴ると、即ゲームが終了する。

重苦しくなりがちな競りゲームをライトに仕上げていて大変良い!
収入のタイミングや額でゲーム展開を構築しているあたりにもセンスを感じる。

ハッピーフォックス

Happy Fox

評価:5/10

キツネのガチョウ狩り。
クラマーと「キャプテン・シルバー」デザイナーの新作。

各プレイヤーは、ガチョウ×15枚、キツネ×5枚、犬×4枚の個人デッキを持つ。
そこから5枚を手札。

手番では、カードを1枚出すだけ。
「ガチョウ」と「犬」は自分の前に裏向きで並べて配置していく。

「キツネ」を出すとガチョウ狩りが始まる。
他プレイヤーの前のカードを1枚ずつめくっていく。
「ガチョウ」はセーフ。「犬」はアウト。

単純なバーストゲームだけど、犬がたくさんめくられたプレイヤーのカードは安心だな、とか、あの人は性格的にすぐに犬を伏せそうだから、終盤のカードは安心だな、とか、考えどころはある。

あと、「犬」でバーストした際は、めくられたガチョウは元の持ち主の得点になるので、手番プレイヤーが「犬」を引くように、周りがはやし立てるようになっているのは良いデザインだね。

バールバラ

Vaalbara

評価:5/10

カード1枚同時出しのシンプルカードゲーム。
オリフラム」のStudio Hの新作。
BGAでプレイ。

全員が同じ構成のカードデッキを持ち、そこからランダムで5枚ドロー。

場に並んだプレイヤー人数分の土地カードを1枚ずつ取るのだが、その獲る順番をカード1枚同時出しで決定。
数字が小さい方が先手番となる。
各カードには数字とは別にカード能力が書かれていて、大きい数字のカードほど強力な能力となっている。

今回、カード効果を把握せずに遊んだので、ボンヤリプレイになってしまったが、本領を発揮するのは全員がカード効果を熟知してからだろう。

Studio Hは出すゲームに会社の色が出ていて良いね!(個人的な好みとは少しズレるけど・・・)

バラージ:ナイルの情勢

Barrage: The Nile Affair Expansion

評価:8/10

灌漑っていう新要素が追加される「バラージ」の新マップ。

各段に灌漑地があって、そこに隣接する盆地にダムを建てて、そこにたまった水を消費することで灌漑タイルを獲得できる。

灌漑タイルは手番にフリーアクションで実行できるうえに、結構強力なものも多いので、コンボ的な動きが可能になっている。
とは言え、手番毎に使える枚数を1枚に制限してくれていて、超絶コンボが発生しないようにしてくれているのが何よりも有難かった。

ひたすら新作を追い続ける我々ノンリプレイ派にとって、拡張マップは傑作を遊び直す口実になるのが良いね。

バーズ・オブ・フェザー

Birds of a Feather

評価:5/10

バードウォッチングがテーマのカードゲーム。
Tabletopiaでプレイ。

手札12枚からカードを1枚ずつ同時出し。
マイシートを持っていて、自分が出したカードをチェックする。

その後、出したカードは内側の「前ラウンドエリア」に移動する。
2枚目のカードからは、「前ラウンドエリア」にある同じ色のカードもチェックすることが出来る。

これを繰り返して、より多くの鳥を見る(シートにチェックを付ける)ことで高得点を得られる。

何年か前に発売されたゲームの箱絵を変えて再販したみたい。
ウィングスパン」のヒットを受けての再販だろうか。

ハルンケン スペルンケン

Halunken & Spelunken

評価:5/10

移動というワンクッションを入れた「ハゲタカの餌食」。

各自が1~7とジョーカーを手札として持つ。
手札から1枚を同時プレイ。
プレイしたカードの数字分、自駒を移動して止まった場所のカードを獲得。
バッティングした場合、移動せずその場のカードを獲得。

他プレイヤーのいるマスに移動すると、そのプレイヤーからカードを奪える。

他プレイヤーの位置関係を見ての心理戦なのだが、ちょいややこしい。
カードプレイ前に盤面確認っていう工程が入るわけだが、それによる面白さが産まれていない!
心理戦はシンプルな方が良い!