Skip to content →

サンコーレ

Sankoré: The Pride of Mansa Musa

評価:6/10

14世紀、西アフリカ、トンブクトゥのサンコーレ大学がテーマ。
メルブ」に続く、シリーズ第2弾。
デザイナー、アートワーク、パブリッシャー共に同じ座組。

各プレイヤーは大学の学長となり、クラスを設置して学生に授業をすることで盤面に建物を建てていく。

クラスや学生の配置はマイボード上で行い、ここで上手くアクションを組み立てることで共通盤面での早取り&マジョリティの陣取りを行う。
2段階の手続きが必要になっていて直感的では無いが、一筋縄ではいかない悩ましさがあって面白い!

学部(色)が4種類あり、それぞれで駒の配置ルールは違うのだが、他の多くを共通にして、まとめようとする努力が見られて好感が持てる。

得点周りも学部ごとの名声トークンに統一されている。
ゲーム中に消費された本は図書館ボードに配置され、このマジョリティに応じて各名声トークンの得点効率が変わる。
ちょっとした株みたいになっている。

「メルブ」の後続っぽい見た目だけど、システムは全然別だし、プレイ感も違った。
プレイ中のランダム要素は少なめなので、「ニュートン」等と同じく、セットアップ盤面を見て最適ルートを読み解く系のゲームっぽい。
ダウンタイムは長めだけど、終了条件が短めに設定されていてストンと切れ味良く終わったのは気持ちよかった。

初回は構造を読み解くのに必死だったので、もう一回遊んで再評価してみたい。

Published in ボードゲーム