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テイク・ア・シート

Take a seat

評価:6/10

劇場の席を埋めていくパズルゲーム。
紙ペンゲームなのに、一切運要素が無い!
四国」のデザイナーと「ラクリモーサ」デザイナーの共作。

各プレイヤーの前に劇場シート。
それに加えて、各プレイヤーの間にチケットシートが置かれる。

14ラウンド制で、奇数ラウンドは左隣のチケットシートを使い、偶数ラウンドは右隣のチケットシートを使う。
チケットシートには4種類のチケット(ブロック)が描かれていて、そのいずれかのブロックの1マスを丸で塗りつぶす。
そのブロックの丸で塗りつぶしていない形状が、今回自分の劇場シートに書き込むブロックの形状となる。
チケットシートは隣のプレイヤーと共有しているので、互いに徐々に書き込むブロックの形状を削り合うことになる。

ゲーム毎に4種類の目標が提示されているので、それらを満たすことで得点が貰えるのだが、もう一つ大きな得点要素がある。
チケットボードの各チケットを見て、塗りつぶした丸の数でマジョリティ争いをする。(各プレイヤーのペンの色は違うので色で誰が書き込んだか判別できる)
パズルしながら、マジョリティ争いも考えなければならない!
ただでさえ難しいパズルなのに、それに加えてマジョリティまで考えなければならず、初回プレイ時は受けたことのない刺激で頭がクラクラした。

流石に紙ペンゲームのアイデアは出尽くしたかと思われたが、まだ新しいアイデアが出てくるのか・・・

Published in ボードゲーム