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ラクリモーサ

Lacrimosa

評価:6/10

モーツァルトの未完の作品を完成させるために奔走するっていう魅力的なテーマ。
「種の起源」のデザイナー。エッセン新作。
Tabletop Simulatorでプレイ。

同じ構成の9枚の個人デッキから4枚を手札にする。
そこから1枚をアクションカードとして使用して、もう1枚をラウンド終了時の収入として使用する。
それを4回繰り返すとラウンド終了。5ラウンドでゲーム終了。

お金以外のリソースは、トラックでカウントするものとチップで得られるものがあって、トラックの方はラウンド毎に余っている分が没収されてしまう。
アクションは5種類あって、それぞれに必要となるリソースが決まっているので、トラックの方のリソースが無駄にならないように、アクションを選択していくことになる。
やりたいアクションばかりやることは出来ず、リソース管理が次ラウンドの計画にも繋がることになっていたりする。

ゲーム毎に4種類のタイルセットから2種類を選んで使うようになっている。
これが主軸となるアクションを決定するようになっていて、さらにその2アクションが対立する得点システムも入っている。

と、そこかしこにデザイナーの工夫がみられて、プレイ中に「うわー、デザイナーに先回りされていた!」と何度も思ってしまった。
どこにも隙のないデザインで、まさに優等生ゲーム!

が、その隙の無さが鼻につくというか、管理され過ぎていて驚きは無いってのはあるかも・・・
単に僕がひねくれすぎているだけか。

Published in ボードゲーム