Skip to content →

護民官

Tribun

評価:6/10

ワーカープレスメントで獲得したカードでマジョリティ争い。
サンクトペテルブルク」や「ディマッヒャー」のシュミール作。2007年。

ワーカーの配置フェイズと実行フェイズが別れているタイプのワーカープレイスメント。
アクションエリアは「カード・お金獲得」と「派閥の乗っ取り」の大きく2種類にわかれていて、前者で獲得したカードを使って、後者を実行する感じ。

で、派閥は乗っ取りを実行した瞬間のボーナスと、自分が支配している間のボーナスがあり、このボーナスが派閥によって様々。
ゲームの勝利条件が6種類あって、最初にそのうち3種類を達成したプレイヤーの勝利となる。(達成数を増減することでプレイ時間を調整できる)
この勝利条件と派閥のボーナスが複雑に絡み合っているので、日本語化したサマリーは必須。

昔、遊ばせてもらったような気がするのだが、内容は全く覚えていなかったので新鮮な気持ちで楽しめた。
複数の勝利条件が設定されていることで、特定の派閥に固執しにくくなっていて、派閥の乗っ取りが思った以上に爽やか!
さらに想像以上のスピーディーなゲーム展開が好印象。

時代に埋もれているゲームっていう印象だけど、未プレイの人は一度遊んでみると良いと思うよ。
第2版も発売されたみたいだけど、シュピールヴォルクスの限定発売だから手に入りづらいかも・・・

(追記)
10年前に記事をアップしていた・・・
全然感想が違う・・・
自分でルールを読んだことで理解が深まったのか、趣向が変わったのか・・・

Published in ボードゲーム