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デューン 砂の惑星:インペリウム

Dune: Imperium

評価:5/10

映画「デューン」がテーマのボードゲーム。
今年の年間ドイツゲーム大賞:エキスパート部門ノミネート。

これに影響を受けて作られた「アドベンチャーレルムズ」を先に遊んでしまったので、変な感じなのだが・・・
ルール読んだ段階での感想は「ほぼ一緒!」。
でも、やっぱり商品だけあってこっちの方がしっかりしていて、最後まで悩ましさと緊張感が続く。

ベースは、ワーカープレイスメント&デッキビルド。
手堅い組み合わせながら、中々面白い。
ここまでだと手堅いモダンユーロなのだが、一気にアメゲーに寄せているのが「陰謀カード」の存在。
手札からいきなり飛び出て得点獲得だったり、不毛な攻撃力バトルを繰り広げられているのを見るとゲンナリしてしまう。

好みのゲームでは無いが、ゲームとしてはしっかり作られている気はする。
「アドベンチャーレルムズ」の後だから、余計にそう感じただけかもしれないが・・・


これで、今年の年間ドイツゲーム大賞ノミネートを全て遊べたので、大賞予想しておこう。

SDJは
スカウト
カスカディア
トップテン

どれも改めて遊びなおしてみたんだけど、新規性や完成度って点で見ると「スカウト」が抜きんでている。
でも、SDJのターゲットとしている一般層が楽しむにはちょっとルールが複雑すぎる気がしなくもない・・・
「トップテン」は確実に盛り上がる優秀なパーティーゲームなんだけど、イラストやお題のチョイスにちょっと品が無い感じがあってどうも推しきれない。
一番SDJの王道をいっている「カスカディア」が順当に大賞を取る気がする・・・(日本人としては「スカウト」が取ってほしいけどね)

KDJは
クリプティッド
「デューン 砂の惑星:インペリウム」
リビングフォレスト

KDJは、正直、どれもピンと来てないので、予想が難しいが・・・
「デューン」はいつもの「アメゲーマーへのおもねり枠」っぽいので、大賞は取れなそう・・・
「リビングフォレスト」も面白いんだけど、ズドンとくる大物感が無くて子分っぽいゲームなんだよね・・・
消去法で「クリプティッド」になるのかな。

Published in ボードゲーム