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グレートプレーンズ

Great Plains

評価:6/10

グレートプレーンズの支配権の争い。
マンダラ」「マヤ」のベンジャミン&ギルバートの新作。
2人用。

まず、各プレイヤーは洞窟タイル3枚を配置する。
そして、交互に洞窟か駒に隣接するように駒を配置していく。

最終的に黄色エリアのマジョリティ争いで得点。

動物が描かれたマスに入ることで、動物タイルを獲得できる。
動物タイルを消費すると特別な動きが出来る。

馬は平地を2歩移動。
鳥は通常は移動できない山を越えての移動。
熊は相手駒の押し出し。

どれもシンプルな効果なのだが、ゲームに深みを生み出している。
動物タイルを取ることでのプレッシャーの掛け合いが、このゲームの肝じゃないだろうか。
効果が派手過ぎないので、途中で得点を確定することが出来、考え甲斐があるゲームになっている。(逆に言うとシビアなアブストラクトなわけだが・・・)

駒が20個ずつで全部配置しきったら終わりなのと、得点がマジョリティ争いっていうのも良い組み合わせ。
エリアの大きさが得点になるので、できるだけ少ない個数で大きなエリアを制することが大事になる。

ルール量は少ないが、過不足なく完璧な調整。
センスを感じるゲームデザイン。
過去作も好みのゲームが多く、またお気に入りのデザイナーコンビが生まれてしまった。

Published in ボードゲーム