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箱庭特急

Mini Express

評価:6/10

線路敷設、株購入、株価上昇がツイストリンクしている鉄道ゲーム。
箱庭鉄道」と同じデザイナーだけど、プレイ感は全然違う。

手番は「線路敷設」か「株購入」の2択。

「線路敷設」は、任意の会社を選んでその会社が持っている線路を使って都市間に線路を敷く。
これによって、その会社の価値は上がる。
プレイヤーは、到着した都市に示されている会社(今回線路を伸ばした会社とは限らない)の影響力を得る。

「株購入」は、任意の会社の株を1つ購入する。
株の価格はその会社が持っている線路の数。
支払うのは、その会社の影響力。
株を購入した会社に線路が3つ補充される。

文面だけ見るとよくわからなそうだけど、線路と株価と影響力と会社価値が妙な形で繋がっている。
最初は、この繋がりがピンと来なくて戸惑ったが、見えてくるとグッと面白くなってくる。

前作「箱庭鉄道」と比べると、こっちの方が好み。
同じく完全情報ゲームではあるんだけど、盤面の読み解きにくさが(僕にとっては)良い方に働いているように感じた。

今回5人プレイだったこともあって、株を買えるタイミングのコントロールはほぼ不可能だったけど、それはそれで面白かった。

Published in ボードゲーム