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カーニバル

Carnival

評価:5/10

共通捨て札と自分の場でモンスターの数を調整。
チェリーピッキング」デザイナーのエッセン新作。

手札6枚+マスクカード1枚。(5人プレイ時)
1ドロー1プレイ。

プレイするのは、「共通の捨て札置き場」か「自分の前」か「他プレイヤーの前」の3択。
どの場合でも、表向きでプレイするが、捨て札はどんどん重ねていくので記憶も大事。

山札が切れるとラウンド終了で、色ごとにモンスターを採点。
自分の前よりも捨て札の数が大きいと、自分の前のカードが得点となる。

マスクカードを使うことで裏向きでカードをプレイできるので、これでどれぐらいかく乱できるかが肝か?

捨て札に置くとみんな得点化しやすくなるが、自分の前に置くとバーストしやすくなっちゃう・・・っていうわかりやすいジレンマのゲームで、なかなか面白い。
が、他プレイヤーの前にもプレイできる直接攻撃要素もあったり、ちょっと古臭さを感じる。

カルナッグ

Karnag

評価:5/10

地下都市カー・イースから溢れ出る闇の軍団を退治しつつ、メンヒル(?)を建ててゲートを封印する!
シットダウンゲームズ。2012年。

協力ゲームっぽいテーマだけど、対戦ゲーム。 メインシステムはワーカープレイスメント。
ワーカー配置フェイズとアクション実行フェイズが分かれているタイプ。

自駒であるドルイドはボード外周しか移動できず、自分のドルイド2体から魔法を放ち、その交点にマジックストーンを生み出す。
自分の色のマジックストーン2つ以上が直線上に並ぶと、それらがメンヒルに変化して得点を生み出すとともに、ゲート封印の助けとなる。

謎しかない設定だが、ゲーム自体はオリジナリティがあって中々面白い。
いい位置にマジックストーンを置けるように、ドルイド同士の位置の取り合いが熱い!

ただ、敵モンスターが怖くない。
迫ってくる敵というより、自分で引き寄せて殴って開ける宝箱みたいな存在になっている。
タワーディフェンス的なゲームを期待するとガッカリするだろう。

モンスターの移動ルールが妙にややこしいのだが、こんなに弱い敵ならもっとシンプルにまとめてほしかった・・・

カルペ アストラ

Carpe Astra

評価:4/10

カードに示された資源マスに駒を置いて得点を稼ぐ。
2008年。

カードには「ストックから獲得」と「他プレイヤーから奪う」の2種類ある。
「奪う」と「獲得」のコスト差がほとんどない。
目立つと狙われる、マルチ展開。
盤面はコロコロ変わるので、盤面形成要素も無い。

終盤のゴニョゴニョした奪い合いで、勝敗が決まる。
序盤の意味なさがスゴイ!
個人的には、ラウンド数を半分ぐらいにした方が良い気がするが、奪い合いのワチャワチャが好きな人もいるってことだろうか?

カンパニーレ

Campanile

評価:5/10

塔を伸ばしつつマジョリティ争い。
「ウルク」「T-REX」のデザイナー。

手札3枚から1枚をプレイして対応する塔を伸ばす。
そして、いずれかの塔にマジョリティに使うチップを追加できる。
この時、伸ばす階数を1~3で選べるのだが、この階数が追加チップの額や、ドローするカードの決定に使われる。

この妙な制限が今作の魅力なんだろうけど、これがどう機能しているのか・・・
それを解明しようとしている間にゲームが終わってしまった・・・

1つのことで色んなことを決定させようとするデザイナーの意思は感じるけど、それが面白さに結びついているのかは謎。

カプライス

Caprice

評価:6/10

駒を置いて移動して、自分の理想の並び順にする。
「テニスマスター」と「ゴルフマスター」のデザイナーコンビ。1999年。

共通盤面に個人目標を作るゲームは苦手なジャンルなんだけど、今作は個人目標にある程度の遊びを作っているのがうまい!

頑なに他プレイヤーとやりあうよりも、柔軟に自分の目標を組み替えることが大事になってきそう。

ゴールドジーバーによる無駄に豪華なコンポーネントが、ゲーム体験に大きく貢献している気がする。

家具配置ゲーム

Verplant & Zugestellt

評価:5/10

指定された家具を良い感じで配置するお引越し紙ペンゲーム。
新人デザイナー。エッセン新作。

場には部屋カード数枚と、その横に家具カードが数枚。
最初のプレイヤーは、まず部屋を選択し、その部屋の家具カード1枚をめくり、2択の家具から1つを選択する。
全員が選択された家具をマイシート上に書き込む。
次のプレイヤーは、同じ部屋の別の家具カードを1枚めくり・・・と続ける。
部屋の家具が全て配置されると、それらの家具が収まるように部屋を区切る。

これを繰り返して、全ての家具が配置されるとゲーム終了。

このゲームの特徴は、オープンスペースという概念。
家具ごとにオープンスペースが設定されていて、オープンスペースに他の家具の実体が置かれるとダメなのだが、他の家具のオープンスペースが被るのはアリ!
要は、冷蔵庫の前に棚を置いちゃダメだけど、冷蔵庫の前のスペースに面して棚を置くことは可能っていうリアルを想像すると納得できるルール。

テーマにのれるか否かが評価の分かれ目になりそう。
部屋の模様替えが好きな人はすごいハマるんじゃないだろうか。

カリマラ(第2版)

Calimara

評価:6/10

ロピアーノのデビュー作「カリマラ」にちょっとした調整と拡張の追加。
Tabletop Simulatorでプレイ。

調整点は
・セットアップで4番手、5番手は追加でカードを1枚ドロー。
・どの終了条件でゲームが終わっても手番数はそろえる。
・市議会トラックに16枚以上の駒を配置できる。
このあたりは後手番不利を解消する調整。
一番大きな変更は
・自分の手番中に引けるカード枚数は最大で1枚。(他プレイヤーの手番中は2枚以上カードを引ける。)
序盤、あえて実行できないアクションを実行してカードを蓄えがちだったが、それが出来なくなった。

どの調整も、真っ当な調整。
どのルールも、追加のコンポーネント無しに第1版に適用できる。

拡張は2種類。
まずは個人能力カード。
最初に後手番からピックしていき、ゲーム全体を通して有効となる。
バランスが少し心配だが、まぁこの拡張は許せる。

2つ目の拡張では、新たに派閥ボードが追加される。
手番では、自分が置いたディスクに隣接するアイコンの陰謀アクションを実行できる。
この陰謀アクションで派閥ボード上にキューブ置いたり、トラックを進めたりできる。
この陰謀アクションが、著しくテンポを削ぐ・・・
要素も増えるので考える部分も増えてしまい、完全にトゥーマッチなゲームになってしまった。
逆に、基本ゲームでは物足りないと感じた人にはいい拡張かもしれない。

最近のリメイクラッシュで買い替えるゲームが増えて困っていたのだが、これは買い替えなくて済みそうで内心ホッとしている。

カーゴ・エンパイア

Cargo Empire

評価:5/10

シンプル目なピック&デリバー。
モアイデアゲームズが発売予定のゲーム。
Tabletop Simulatorでプレイ。

手番では、手札から乗り物カードを消費して、資源1つを需要のある町まで運ぶ。
輸送元には自駒がなければならず、輸送先には自駒を置くことが出来る。
徐々に盤面に自駒が増えていくので、中盤までは選択肢は増えていくわけだが、そのうち資源が枯渇してくるので、終盤に向けてまた選択肢が減っていく。

乗り物には、車、鉄道、船の3種類あって、消費するごとにそれぞれトラックが前進し、新たな乗り物カードや目的カードが手に入る。
得点を取るか、今後のための手札を優先するかのバランス取りが面白い。

最初は選択肢が狭く、半自動気味に進んでいくが、2ラウンド目あたりから徐々に面白さが見えてくる。
全3ラウンド中、最初の1ラウンドはセットアップにまとめてしまって、2ラウンド目から始まるぐらいのボリュームの方が個人的には好み。
まだ、開発中みたいなので、ここからグッと面白くなるかも。

カルヴィ

Karvi

評価:5/10

ハンスのエッセン新作。
バイキングテーマ。

グレンモア」式の手番&アクション決定。

自分の船を移動して交易や襲撃ミッションを集め、それをこなしてリソースを得て、自分の船を強化する。

無難に面白いが全てが既に知っている面白さ。
ハンスは完全に他メーカーの後追いになってしまった寂しさを感じる。

カイト

Kites

評価:6/10

砂時計が落ち切らないようにカードを出していく協力ゲーム。

砂時計なので、リアルタイムゲームなのだが、手番制。
手番では手札から1枚プレイ、山から1枚ドロー。
出したカードの色の砂時計をひっくり返す。

これを繰り返すだけなのだが、いずれかの砂時計が落ち切ってしまうと負け。
その前に山札と手札をすべて使いきれれば勝ち。

単純だけど新鮮なプレイ感で面白い!

でも、5人プレイは難しすぎる!
逆に3人プレイは簡単。(負けたけど・・・)
4人プレイぐらいがちょうど良いのかな?