道順プロットって貿易航海。
デュルク・ヘン。
5枚の目的地を1枚ずつ選び取って、今回の道順を決定していく。
その後、カードプレイによって道順をなぞっていく。
上手くプロット通りに移動することで、得点源となるトラックを進めたり、交易の助けとなる金を得たりする。
航路決定パートは一捻り効いていて面白いのだが、その後の航海部分が単調。
まぁ、プロットの答え合わせみたいなもんなんで、これが正解といえば正解なんだけど・・・
「旅は計画している時が一番楽しい」って感想が出たけど、正に!
ボードゲームメモ
道順プロットって貿易航海。
デュルク・ヘン。
5枚の目的地を1枚ずつ選び取って、今回の道順を決定していく。
その後、カードプレイによって道順をなぞっていく。
上手くプロット通りに移動することで、得点源となるトラックを進めたり、交易の助けとなる金を得たりする。
航路決定パートは一捻り効いていて面白いのだが、その後の航海部分が単調。
まぁ、プロットの答え合わせみたいなもんなんで、これが正解といえば正解なんだけど・・・
「旅は計画している時が一番楽しい」って感想が出たけど、正に!
「せんだみつおゲーム」のようなリズムパーティーゲーム。
ゲームマーケット新作。
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ねぶた踊りがテーマ。
「らっせーらー!らっせーらー!」のリズムと共にカードに示された人がステップを踏む。
黒地は「指定プレイヤー以外」がステップを踏んだり、直前と色が同じだと「全員」がステップを踏むっていうルールがあって、混乱を誘う。
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一見、簡単そうに思えるのだが、想像以上に混乱する。
最初の内は、間違い判定すらおぼつかない。
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みんな知っていてステップが簡単な「ねぶた踊り」に目を付けたのが上手い!
隣接アクションでボーナスが貰えるワーカープレイスメント。
「シェイクスピア」デザイナーの新作。
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基本はオーソドックスなワーカープレイスメントなのだが、盤面の線で繋がっているアクション2つを同じプレイヤーが実行するとリンクアクションと呼ばれるボーナスが得られる。
このリンクアクションの付け方が上手く、しっかり練られていることがうかがえる。
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細かいアクションの積み重ねなので、地味な動き。
チマチマしているので、カードやタイルの巡り運が勝負を決する気がしなくは無いが・・・
今回、3人プレイだったのでたまに気持ちいい瞬間があったけど、4人プレイだとワーカーが減るみたいなので、爽快感はほぼ無いかもね・・・
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前作「シャイクスピア」も地味な印象のゲームで拡張で少し派手さが出て面白くなったが、今作も拡張入れると化けるのかも・・・
作者は慎重な性格と見た!
ネイティブアメリカンの生活。
ロシアのパブリッシャーが2017年に発売したものをコスモスがリメイク。
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場から1種類のカードを取ってきて、自分の前に配置する。
人カードを取ると、「酋長」「シャーマン」「農夫」「漁師」「狩人」等のどの役職にするか決める。
これによって「1手番で獲得できるカード量を増やすことになる」
例えば「漁師」を追加すると、1手番で獲得できる「魚」の数が増える。
中でも、「酋長」は1手番で獲得できる「人」の数が増えるので早めに集めたい!
これを山札から「冬」カードがめくられるまで続けるだけ。
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人には元からプレイヤーカラーが示されていて、自分の色の人カードはプラス点、そうじゃない人カードはマイナス点となるようになっている。
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シンプルなルールだが、他プレイヤーの動きや残り札の割合から戦略を考えるのは中々面白い。
リメイクの際に、拡張ルールが3種類追加されているようだが、どれぐらい変化が付いているのか興味深い。
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元版は、男は結婚しても部族が変わらないから1色、女は部族が変わるから2色ってことになってたみたいだけど、リメイク版では男女の区別は無くなっている。
「セブンワンダー」+「シムシティ」。
エッセン新作。
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冒頭の「セブンワンダー」+「シムシティ」という説明だけで事足りる。
それぐらい「セブンワンダー」への憧れというか、流用が随所に。
ドラフト、ワンダー的な初期手札、隣プレイヤーからの資源購入等々・・・
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臆面無くパクっているので当然ながら楽しいのだが、頭の片隅に「ずるいよぉ~」って気持ちが浮かび続ける。
7年かけてテストプレイを3500回したっていう情報で、その雑念を打ち消したい。
同じ色の猫を集めるのが目標だが同じ猫をめくるとバーストの神経衰弱。
賽苑の新作。
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場に36枚の裏向きのカード。
これを好きなだけめくっていけるのだが、同じ猫をめくってしまうとバーストで、何も獲得できない。
同じ猫のセットで1点。オスネコとメスネコのセットは2点。
同じ猫を集めたら得点なのに、1手番で同じ猫を集めるとバーストっていう対極の条件になっているわけだ。
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8枚の音符カードが含まれていて、これらは獲得することが出来ない。
手番の最初に「音符集め」宣言をすると、音符しかめくることが出来ない。
音符を1枚めくる毎に1点。
これに既存の得点を足して、8点になればそのプレイヤーの勝利となる。
音符カードは8枚あるので、0点からの一発逆転もあり得るわけだ。
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記憶というよりは、バーストゲームという印象。
失敗のリスクがデカすぎるのだ。
そうなると、無難に2,3枚獲得していくことになる。
ほとんどめくられたことがあるカードは存在しなくなり、運任せのバーストゲームとなる。
音符ルールによる逆転ルールや得点とバーストの関係は面白いのだが、ちょっと調整が甘すぎるように感じた。
「マネージャー」的な橋渡しプロット。
オカズブランドのゲームマーケット新作。
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アクションエリアが横一列に10枚並んでいる。
プレイヤーはアクションを行いたい場所を2か所プロット。
左端のアクションエリアから順番にアクションを行っていくのだが、誰もプロットしていないアクションエリアがあると、それより右側のアクションはすべて無効!
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アクションはお金の獲得や、橋渡し駒や仲間(特殊能力)購入、資源獲得、資源の得点化、等々・・・
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基本は読み合いプロットなのだが、ラウンド毎に変動するアクション価値の濃淡が読み合いの足がかりになっている。
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安定感のある作りでケチを付ける場所は無い。
ただ、個人的には多彩な特殊効果よりもソリッドで悩みどころがハッキリ見える方が好み。
一風変わったプレイングのカードゲーム。
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1~8×3枚の24枚を配り切り。(4人プレイ時)
手札から1枚を自分の前に出してゲームスタート。
手番では、手札から1枚をいずれかのプレイヤーの前に重ねて置くか、パスするか。
カードの出し方に色々制限があって、
「ネコ駒が載っているカードには置けない」
「カード配置後、ネコ駒を起点に時計回りか反時計回りで昇順になっていないとイケナイ」
で、置いたカードの上にネコ駒を移動させる。
パスした場合は、ネコ駒が時計回りに移動する。
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誰かがカードを出し切ったら、そのプレイヤーはネコ駒を受け取って2点獲得。
あと、自分の前のカード1枚につき1点となる。
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何かありそうな気にさせるシステムなのだが・・・
実際遊んでみると、どうとも出来ない!というか、どこを注視すれば良いかわからない!
でも気になるプレイ感ではある・・・
ワーカー配置でのちょっと変わった競り。
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4箇所あるエリアそれぞれに4枚の宝カード。
エリア毎に独特な形の値付けマスが描かれていて、そこにワーカーを配置していく。
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エリア毎に競りが確定する条件が違う。
「値付け合計が17以上」
「値付けマスがビンゴしたら」
「ダイスを振って、ワーカーが置かれているマスの数字が出たら」
等々。
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競りが確定したら、高値に置いたワーカーから「お金を払ってカード獲得」か、「エリアに溜まったお金の半分を獲得」のどちらかを選ぶ。
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これを
終了カードがめくられるまで、ひたすら繰り返す。
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見た目以上にシンプルで軽いプレイ感のゲーム。
深みはない感じだけど、焦点は絞られていて楽しみやすい。
順番通り置かないとダメなワーカープレイスメント。
6列×4枚並べられたカードの上にワーカープレイスメントなんだけど、動きがちょっと変わっていて面白い。
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手番では、ワーカーを置くか、置いたワーカーを倒してアクションを実行するかの2択。
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ワーカーを置く場合、各列の上から順番に置いていかないとダメ。
カードの上には先着1ワーカーのみ。
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アクションの実行すると、そのワーカーが置いてあるカードのアクションはもちろんなのだが、
同じ列の上側に倒れているワーカーがいればそのアクションも実行できる。(コストはいるが)
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アクションの種類は絞られていて、資源の獲得か、その資源を使ったエリアマジョリティへの駒の派遣。
あと、少しだけ特殊な効果が2,3種。
良いね。
面白いベースシステムに集中できるようにしているのね。
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物足りない人用に拡張も込み込み。
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ちょっと変わったシステムをしっかりまとめあげている。
「これ知らないでしょ?意外と面白いよ」って数年後に出せそうな佳作感。