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ネコのマーチ

評価:5/10

同じ色の猫を集めるのが目標だが同じ猫をめくるとバーストの神経衰弱。

賽苑の新作。

場に36枚の裏向きのカード。

これを好きなだけめくっていけるのだが、同じ猫をめくってしまうとバーストで、何も獲得できない。

同じ猫のセットで1点。オスネコとメスネコのセットは2点。

同じ猫を集めたら得点なのに、1手番で同じ猫を集めるとバーストっていう対極の条件になっているわけだ。

8枚の音符カードが含まれていて、これらは獲得することが出来ない。

手番の最初に「音符集め」宣言をすると、音符しかめくることが出来ない。

音符を1枚めくる毎に1点。

これに既存の得点を足して、8点になればそのプレイヤーの勝利となる。

音符カードは8枚あるので、0点からの一発逆転もあり得るわけだ。

記憶というよりは、バーストゲームという印象。

失敗のリスクがデカすぎるのだ。

そうなると、無難に2,3枚獲得していくことになる。

ほとんどめくられたことがあるカードは存在しなくなり、運任せのバーストゲームとなる。

音符ルールによる逆転ルールや得点とバーストの関係は面白いのだが、ちょっと調整が甘すぎるように感じた。

ねずみ海賊ラッタニア

評価:5/10

「マネージャー」的な橋渡しプロット。

オカズブランドのゲームマーケット新作。

アクションエリアが横一列に10枚並んでいる。

プレイヤーはアクションを行いたい場所を2か所プロット。

左端のアクションエリアから順番にアクションを行っていくのだが、誰もプロットしていないアクションエリアがあると、それより右側のアクションはすべて無効!

アクションはお金の獲得や、橋渡し駒や仲間(特殊能力)購入、資源獲得、資源の得点化、等々・・・

基本は読み合いプロットなのだが、ラウンド毎に変動するアクション価値の濃淡が読み合いの足がかりになっている。

安定感のある作りでケチを付ける場所は無い。

ただ、個人的には多彩な特殊効果よりもソリッドで悩みどころがハッキリ見える方が好み。

ネコは上にのる

評価:5/10

一風変わったプレイングのカードゲーム。

1~8×3枚の24枚を配り切り。(4人プレイ時)

手札から1枚を自分の前に出してゲームスタート。

手番では、手札から1枚をいずれかのプレイヤーの前に重ねて置くか、パスするか。

カードの出し方に色々制限があって、

「ネコ駒が載っているカードには置けない」

「カード配置後、ネコ駒を起点に時計回りか反時計回りで昇順になっていないとイケナイ」

で、置いたカードの上にネコ駒を移動させる。

パスした場合は、ネコ駒が時計回りに移動する。

誰かがカードを出し切ったら、そのプレイヤーはネコ駒を受け取って2点獲得。

あと、自分の前のカード1枚につき1点となる。

何かありそうな気にさせるシステムなのだが・・・

実際遊んでみると、どうとも出来ない!というか、どこを注視すれば良いかわからない!

でも気になるプレイ感ではある・・・

ネフェルティティ

評価:5/10

ワーカー配置でのちょっと変わった競り。

4箇所あるエリアそれぞれに4枚の宝カード。

エリア毎に独特な形の値付けマスが描かれていて、そこにワーカーを配置していく。

エリア毎に競りが確定する条件が違う。

「値付け合計が17以上」

「値付けマスがビンゴしたら」

「ダイスを振って、ワーカーが置かれているマスの数字が出たら」

等々。

競りが確定したら、高値に置いたワーカーから「お金を払ってカード獲得」か、「エリアに溜まったお金の半分を獲得」のどちらかを選ぶ。

これを

終了カードがめくられるまで、ひたすら繰り返す。

見た目以上にシンプルで軽いプレイ感のゲーム。

深みはない感じだけど、焦点は絞られていて楽しみやすい。

ネヘミア

評価:6/10

順番通り置かないとダメなワーカープレイスメント。

6列×4枚並べられたカードの上にワーカープレイスメントなんだけど、動きがちょっと変わっていて面白い。

手番では、ワーカーを置くか、置いたワーカーを倒してアクションを実行するかの2択。

ワーカーを置く場合、各列の上から順番に置いていかないとダメ。

カードの上には先着1ワーカーのみ。

アクションの実行すると、そのワーカーが置いてあるカードのアクションはもちろんなのだが、

同じ列の上側に倒れているワーカーがいればそのアクションも実行できる。(コストはいるが)

アクションの種類は絞られていて、資源の獲得か、その資源を使ったエリアマジョリティへの駒の派遣。

あと、少しだけ特殊な効果が2,3種。

良いね。

面白いベースシステムに集中できるようにしているのね。

物足りない人用に拡張も込み込み。

ちょっと変わったシステムをしっかりまとめあげている。

「これ知らないでしょ?意外と面白いよ」って数年後に出せそうな佳作感。

ねずみくん気をつけて

評価:3/10

カードをめくり続けるだけの究極の運ゲー。

カードをシャッフルして、各プレイヤーに均等に配って個人山札にする。

そして、スタートプレイヤーを決める。

この時点で勝負は決まっている。

後は、順番に自分の山札を1枚めくって処理をしていくだけだ。

処理と言っても大別すると、「それまでに出たカードを獲得する」か、「何も起こらない」のどちらか。

獲得したカードは自分の山札の下に入れる。

そして、そのプレイヤーが新たに1枚目のカードをめくり・・・と同じことを繰り返す。

これを規定回数カード獲得が起こるまでひたすら続ける。

最終的に自分の山札が一番多いプレイヤーの勝ち。

全くもってプレイヤーの判断箇所が無い。

これはゲームと言えるのか・・・?

ジャンルとしては占いに近いのではないか。

ただひとつ褒められる部分は、「短い時間で終わる収束性!」

ネズミくんの玉運びゲーム

評価:4/10

左右の紐を引っ張って、玉を運ぶ。

左右の糸に繋がれたネズミくんのお腹を貫いた穴にパチンコ玉を入れ、盤面の穴に落とさないようにして盤面上部にあるゴール穴を目指す。

多分、一人用のゲーム。

見た目、難しそうに見えるけど意外と簡単。

大人は時間制限とかつけないとダメかもね。

ネイブ(トランプ)

評価:6/10

ハーツ系の3人専用トリックテイキング。

切り札有。

トランプゲーム大全より。

1トリックごとに+1点なのだが、各スートのJがマイナス。

ハートJが-4。

ダイヤJが-3。

クラブJが-2。

スペードJが-1。

基本的には「ハーツ」っぽいプレイ感なのだが、「ハーツ」でのスペードの低いランクのような安全札がないので、緊張感がずっと続く感じ。

3人のトリテ好きで時間調整とかに良いんじゃないかな。

ネタ本引き

評価:5/10

とことんシンプルな賭博ゲーム。

親は6枚の中から1枚を秘密裏に選ぶ。

子はそれが何かを予想してお金を賭ける。

それだけ。

なのだが、親が選んだ札の履歴を表示するシステムがあって、これによって心理戦の要素を高めている。

親も自分が選んだ札を見ないといけないので、適当に選ぶことはできない。

本来の「手本引き」だと「1」「2」「3」「4」「5」「6」の札を使うのだが、

「ネタ手本引き」だと「大トロ」「サーモン」「タコ」「ウニ」「甘エビ」「ガリ」になっている。

こっちの方がフレーバーが出て面白い。

今回は、「大トロ」をキー札っぽくなって、いつ出すのか、出さないのかってので盛り上がった。

親が変わる毎に、負けこんだり、勝ち続けたり、人間同士なので相性みたいなものがありそう。

そこらへんが、このゲームの面白さなんでしょうね。

まぁ、博打なんで、実際にお金かけないと真価はわからないんでしょうけど・・・

ネオス

評価:5/10

各自が12枚のカードを良い感じに繋げるゲーム。

「テイクイットイージー」と同系統のゲーム。

だが、このゲームは全員共通のタイルを配置するのではなく、各自が異なるカードを配置していく。

完全にバラバラだと、一人でやろうと複数人でやろうと一緒じゃないかという感じがするが、配置できるカードの種類(アルファベット)だけは全員共通で指定される。

これによって、「あぁ!!Eかよ!」「C来い!あるいはB来い!」とか言える。

ランダムに指定されるカード運に翻弄されるだけではなくて、手札から先の計画を組み立てる余地があるのが素晴らしい。

色合いが綺麗でボードゲームでは珍しいテイスト。

どこに出しても恥ずかしくないデザインだよ。さすが賽苑!

新パッケージになって再販されているみたいなんで、「テイクイットイージー」系が好きな人は是非。