Skip to content →

タグ:

ドラゴンのたからもの

評価:6/10

クニツィアが作った、ゆるい神経衰弱。

2004年のドイツ年間ゲーム大賞 子供部門ノミネート。

基本は神経衰弱なのだが、何枚めくれば良いかが絵によって違う。

「イチゴリラ」と一緒。(でも、こっちが先だよ)

がおそらく「イチゴリラ」とタイル構成が違う!ピッタリじゃない!(「イチゴリラ」未プレイなんで、未確認だが・・・)

例えば、人形は2枚めくれば良いのだが全部で4枚入ってる!緩い!

1枚だけめくれば良いタイルもいっぱい!緩い!

クモとドラゴンさえめくらなければ、異なる絵柄をめくっても失敗ではなくて、ドンドンめくって良い!緩い!

もう、ゆるゆるだが、それが良い!

記憶ゲームの中でも、バースト寄りの立ち位置になっている。

神経が衰弱しない。

最初から連続してめくると獲得できるけど、他のをめくるとバーストっていう「ドラゴン」の存在も秀逸!

「ドラゴン」はリスクが高いけど、最終的に一番多く獲得してたらボーナスがつくんで、逆転も狙えるよ。

タイル構成やちょっとしたルールによるバランス感覚は、やっぱりスゴイ。クニツィアバランス!

神経衰弱系は苦手なんだけど、これは良いね。

ドラゴンの宝

評価:6/10

ドラゴンの財宝を盗みだす。

クニツィア作のファミリーゲーム。

面倒じゃない「ロイヤルターフ」。

7人の冒険者がダンジョンの奥から入口に向かって逃げ帰る正体隠匿レース。

全員が移動し終わったら、ドラゴンが移動して、追いつかれちゃうと脱落。

基本システムは「ロイヤルターフ」に似ているのだが、古臭い部分が削ぎ落とされている。

まず、担当色を自分で決めるんじゃなくて、最初にランダムで3色割り当てられる。

「ロイヤルターフ」では得点状況みつつ、担当色決めたけど、悩ましいって言うより面倒だったからね・・・。

あと、コマ毎に脚質的な特徴がない。

そうなるとドラマが生まれなくなるんじゃないかと心配したが、

他プレイヤーがいるマスはスキップする移動ルール、

既に移動を終えたコマも移動できるダイス目の存在、

一気に後ろに引き戻される落とし穴などによって十分ドラマチック!

コース上に点在する宝石も、プレイ指針とブラフに一役買っている。

ダイス目の偏りやコースレイアウトによって、ほのかな戦略を生み出している。

ここらへんの調整の上手さは流石。

いずれかのコマがゴールしたら、即ラウンド終了、その時点の順位で得点が決まる。

ラウンド数も2ラウンドだけになっていて、プレイ時間も短縮化されているのは良いね。

「ロイヤルターフ」はかなり昔にプレイしたきりで、あまりいい印象はなかったんだけど、これは良いよ。

プレイを重ねると、評価が上がる可能性あり。

ドッグス オブ ウォー

評価:6/10

ドッグス オブ ウォー

6つの国が争う世界で、傭兵となって加担する国をコロコロ変えながら名声を得る。

キックスターター発。

毎ラウンド3つ起こる戦争。

手番では、そのいずれかの陣営にコマを置く。

この時、カードを1枚プレイして、その数字分だけ加担した国の戦力が加算される。

もちろん、自分が加担した国が勝つほうが良いのだが、あんまり頑張りすぎても他のちょびっと加担したプレイヤーも同じ得点を得るのでほどほどに・・・

この時、陣営ごとでの駒のマジョリティもあったり、置く場所によってボーナスが違ったりで悩みどころは満載。

そうでありながら、手番では駒を1個置いてカードを1枚プレイするだけっていうシンプルさにまとめ上げてる。

コンポーネントが良く出来ているので、「それだけでしょ!」って思ってたのだが、ちゃんと練られたシステム。

キックスターターも侮れませんな。

ドラゴンと羊

評価:3/10

ドラゴンと羊

ドラゴンとなって、お宝を集める。

キックスターター発のゲームがコスモスから発売。

ニュルンベルク新作。

特徴は、裏面から色がわかる特殊カード。

場には裏面でカードが4枚並べられて、チケライ方式で3枚補充。

その後、手札から2枚までプレイ可能。

カードには大きく2種類ある。

まずは「宝カード」。

左上にコストの羊が描いてあるので、その数だけ手札から対応する色のカードを捨てると出せる。

「宝カード」は出すことで得点になる。それ以外の効果は無い。

もう1種は「アクションカード」

「山札から2枚引く」、「他プレイヤーから2枚引く」、「他プレイヤー全員が手札半分にする」などなど・・・

それらに対するカウンターカードもある。

そうこうやって、誰かが8枚「宝カード」を出したら終わり。

宝の価値を合計して、一番多いひとの勝ち!

なんだ、これは!ほぼ、引き運じゃないか!

今さら、こんな古臭いアメゲー出すかい!?

コストを手札で支払う「サンファン」方式に色を加えたのが一番の注目ポイントだろうけど、全く生かせてない!「サンファン」に失礼だよ!謝りなさい!

なんで、コスモスはこれを拾ったのか・・・絵柄がイケてるから・・・?それだけ?

あ、ドイツ語からの機械翻訳+勘だからルール間違えてて、ホントは素敵ゲームだったらゴメン。

トリックス

評価:4/10

手札の購入から始めるトリックテキング。

アランムーン作。

各自が同じ構成のカードをとって、個人山札とする。

個人山札の一番上をオープン。

これらが、購入できるカードになる。

価格は購入するカードのランクと同額。

他プレイヤーの山から買ったら、そのプレイヤーに支払い、自分の山から買ったら銀行に支払う。

そうやって各自が8枚ずつ買う。

その上で、自分が何トリック取れるかビット。

手札からカードを1枚伏せて出すことでビットする。

そのカードのランクが取るトリック数を表す。

更に、ビットカードの中で最も高いランクのスートが切り札になる!

あとは、マストフォローのトリックテイキング。

トリックを取ったプレイヤーが次のリードプレイヤーを決められるってのが変わっている。

多いビットで成功した方が得点は稼げるのだが、ピッタリ取った時のボーナスが高いので、0ビットが強い。

カード購入でお金を消費しないしね・・・

システムは中々面白いのだが、得点バランスが変だね。

ドッグ カードゲーム

評価:5/10

ドッグ カードゲーム

97年に発売された「ドッグ」ってボードゲームのカード版。

クラマー&キースリング。

2~4人用だけど、4人だとペア戦。

1~14が8枚ずつなのだが、1と11が1/11ってカードにまとまっているので、13種×8枚っていう、クラマー大好きカード構成。

これに、「シーフ」と「ジョーカー」2種類の特殊カード×8枚。

同じコンビの「アブルクセン」を思わせて期待しちゃう!

自分の前に、1から14を順番に置いて14枚の列を作るのが目標。

手番では、カードを置くか、場からカードを取るか。

場からカードを取るのがちょっと変わっている。

場には13枚のカードが並べられているのだが、

3枚目のカードを取る場合は、手札から3のカードを捨て札にする。

10枚目のカードを取る場合は、手札から10のカードを捨て札にする。

使わなそうなカードはこれで有効活用していく。

そうこうやって、1~14のセットを規定数作ったプレイヤーの勝ち。

「アブルクセン」程の深みは無いけど、それなりに面白い。

ちょっと気になったのは「シーフ」。

「シーフ」は敵プレイヤーの前の最後のカードを奪って手札に入れる。

時たま出る分には、アクセントとして良いと思うのだが、8枚も入っている上に他のカード効果によって、何度も繰り返し使われることに・・・

これが、ゲームを冗長化しちゃう。まぁ、これが味と言えば味なんだけど・・・

「シーフ」の枚数を4枚ぐらいに減らした方が良いかもね。

ドゥードゥルシティ

評価:5/10

ダイスで町に道路を敷く。

各自が、同じ形状の紙を受け取りって、ここにラインを描いていきます。

もちろん、好き勝手かけるわけじゃなくて、ダイスロール。

親が青ダイス1つと白ダイス5個を振る。

青ダイスが縦ラインを決定します。

親から順番に白ダイスを1つずつ取っていって、取った白ダイスによって横ラインが決ります。

交点に道路を書き入れるわけです。

マスによって色々と効果があるんですが、基本的に長く道路を繋げればOK。

「テイクイットイージー」や「ストリームス」っぽい印象ですが、ダイスを一つずつ取っていくので、ちょっと下家を意識したりはします。

とは言え、ほぼソロプレイですけどね。

「テイクイットイージー」とかは好きだけど、ちょっと物足りなくなってきたって人に良いんじゃないかな。

トンキック

評価:5/10

電池駆動の国産ゲーム。

電池で回転するフィールド内をコロコロ転がる豚を自分のゴールに入れないようにする。

多人数でやるエアホッケーみたいな感じ。

ブタを跳ね返すためのパットに足の形状のでっぱりがあるのだが、微妙すぎて使いこなせない。

これをうまく使いこなせるようになれば、真のトンキックマスターだ。

ドンクラーヴェ

評価:4/10

シンプルなブラフ?バッティング?ゲーム。

1プレイ10分ほどの手軽な同人ゲーム。

各プレイヤーに1~4のカード。

場には6種類の宣言カード。

スタートプレイヤーから1枚カードを伏せて出し、場にある宣言カードを付ける。

宣言カードには

「私が単独最大ランク」

「私と同じランクの人が一人以上いる」

「私と同じランクの人はいない」

みたいな感じ。

全員がカードを出したらオープンして答え合わせ。

難しい宣言程得点が高くなっている。

宣言カードの組み合わせが良くできていて、プレイしていると「そうなるのか」という場面もチラホラ。

選ばれなかった宣言カードの得点が高くなるってルールも展開を生み出すのに一役買っている。

が、繰り返し遊ぶ耐性は低そう。

お手軽価格みたいなので、十分元は取れそうだけど。

トゥアレグ

評価:5/10

交易がテーマのカードマネジメントゲーム。

アドルング小箱。

自分のらくだに荷物を積み込んでいって、ラウンド終わりで商品ごとのマジョリティチェック。

それ以外にアイテムカードを買ったりもできる。

5人でプレイしたんだけど、流石に手番が少なすぎた。

1ラウンド3,4回しか手番ないからね・・・

それを2ラウンドやって終わり。

3人ぐらいでもう一回遊んでみたくはある。