「頭脳絶好調」をライトにし過ぎて何の味もしなくなった。
クニツィア作。
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基本的に「頭脳絶好調」を四角でやる感じ。
ただ、肝である「一番低い色が得点となる」ルールが無くなっていて、
列ごとに7点が上限というルールが追加されている。
基本的に7点丁度で得点するのを目指す。
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7手番しかないので気楽に遊べるのだが、ちょっと考えどころはないかな・・・
ボードゲームメモ
「頭脳絶好調」をライトにし過ぎて何の味もしなくなった。
クニツィア作。
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基本的に「頭脳絶好調」を四角でやる感じ。
ただ、肝である「一番低い色が得点となる」ルールが無くなっていて、
列ごとに7点が上限というルールが追加されている。
基本的に7点丁度で得点するのを目指す。
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7手番しかないので気楽に遊べるのだが、ちょっと考えどころはないかな・・・
2009年の年間ゲーム大賞。
デッキ構築ゲームというジャンルを確立した金字塔。
ヴァッカリーノの大傑作。
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最初にプレイした時は衝撃を受けた。
自分の山札にカードを加えたり抜いたりして自分なりの戦略を構築していく。
加えたカードがすぐに反映されるのではなくタイムラグがあるのが素晴らしい。
先を想像してのプレイングが要求される。
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今となってはやり込みすぎているプレイヤーがいて、ついつい毛嫌いしてしまうが、ユルユルとプレイするとやっぱり楽しい。
ちょびっと記憶力が必要なハゲタカ的エリアマジョリティ。
ランドルフ作。
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自他含めた駒をエリアに配置していって、最終的にエリアマジョリティを取っているプレイヤーがそのエリアの得点総取り。
ただ、トップがタイの場合、2位が得点総取り。
いわゆる「ハゲタカ」方式。
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で駒の配置の仕方が特徴で、駒を1個ずつ木馬の中に入れていく。
木馬の中には2個しか駒は入らないので、1個入れると2個前に入れた駒が出てくる。
駒を入れる前にどのエリアに配置するか決めないとダメなので、ちょっとした記憶力が必要とされる。
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「2個ぐらい覚えれるでしょ」と思うのだが、色々考えていると意外と忘れる。
同作者の「ビックショット」と似ているけど、この「トロイの木馬」の方が緩いプレイ感。
複雑な「ドメモ」。
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各自ラックに3つのタイルをセットする。
自分のラックだけ見ることができず、他プレイヤーのラックは全部見ることが出来る。
自分のラックに並んでいるタイルを完全に言い当てれば得点。
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プレイヤーは順番にカードを引き、そのカードに描かれた質問に答える。
「数字の合計が18以上になっているラックは何個ありますか?」とか
「ピンクと緑の枚数どちらが多いですか?」とか
「存在しない色は何色ありますか?」とか
この時、自分のラックは見えていないので、他プレイヤーのラックのみで判断する。
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ルール聞いた感じだと、そこそこイケそうな気がしたのだが、質問がいやらしくて中々絞り込めない。
メモ用紙に情報を書き込んでいくのだが、要領を得られずに、グチャグチャになっちゃったりして、大変大変。
ここ1年で一番頭使ったかもしれない・・・正に頭が沸騰する感じ。
本当は3ポイント制なのだが、全員朦朧とし始めたので協議終了。
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終わった後は、もうこんなゲーム嫌!と思ったのだが、思い返してみるともっと上手くできそうな気がして、またやってみたくなる魅力がある。
「ロシア鉄道」の作者。
ルックアウトの二人用シリーズ。
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メインカードの構成は1~10の4スート。
これらのカードは駅、乗客、お金という3種類の方法で使うことができる。
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カードを自分の前に「ロストシティ」的に昇順配置。
これが鉄道網を表し、その色の鉄道で決算が起こった際に得点が獲得できる。
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手番の最初に、手札から1枚か2枚を共通の場に乗客として配置。
同じ色の乗客が4枚集まると、その色で決算!
ひいきの色を、鉄道網の拡張に使うか、乗客に使うかのジレンマ。
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あと、鉄道網は同じ色を何列も作っても良いのだが、各列にはトラムカードを置く必要がある。
トラムカードを獲得するにはお金が必要なので、手当たり次第に列を作りまくることは出来ない。
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2回遊んでみた感想としては、ちょっと選択肢が狭いかな。
手番終了時に手札を6枚まで補充する上に、補充の前に不要なカードはお金に変換できるので、手札を使いきって(もしくは1枚だけ残して)後はカードドローにかける!って判断になりがち。
結果、カード運高めの流れに・・・
ただ見えてないだけかな・・・?
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「ロシア鉄道」の作者ってことで難しいイメージで挑んじゃったけど、もっと軽い気持ちで楽しむゲームっぽい。
ダムを作って川の流れを自分に導く。
まさに我田引水ゲーム。
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6アクションポイント使って、自分の駒を動かして手番の最後に決算。
他プレイヤーの駒を簡単に除去できるので、マルチ要素は強め。
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想像以上に川の流れは変わり続ける。
しかも、今回4人プレイなので1順すると全く盤面が変わっている。
長期戦略が立てられず手番毎に最善を尽くすしか無い。
BoardGameGeekだと適正人数2人ってなってるけど、確かに!
4人でやっちゃダメだった。
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ベースシステムは魅力的なので、3人以下でも再戦してみたい。
2次元ラミーキューブ。
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基本的ルールは「ラミーキューブ」。
だが、2次元的に配置できる。
「クワークル」みたいな感じ。
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あと、オープンで並んでいるタイルから選んでドローが可能。
その分、ジョーカーが無くなっている。
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中々良いんじゃないの。と思ったが・・・
ルールに致命的な穴が!
「ラミーキューブ」同様、最初に自力で役を出さないといけない。
そうしないと他の役に付け札出来ないのだが・・・
「全員が」自分の役を出さないと、誰も付け札できない!
1人が意地を張って、中々役を出さないでいるとゲームが停滞してしまう。
「ラミーキューブ」同様、自分の役を出したプレイヤーは付札できるようにしても問題ないと思うんだけど・・・ダメなのかな?
あと、スペシャルタイルは無駄にゲームを長引かせるだけなので不要でしょう・・・
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写真は上の88が2個しか並んでないからNGな配置。ご注意を!
一筆書きでヘックスをうめつくす。
「クウィックス」とか「ザ・ゲーム」のベンドルフ作。
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カードをめくると、4,5個のマスが描かれている。
全員がスタートマスからその色のマスを辿ってラインを引く。
次のカードをめくって、前のラインの先頭か末尾から更にラインを引く。
数字が書いてあるマスにたどり着くとそれが得点。ただ、2番目以降だと得点は半分。
最終的に、ラインを引けなかったマスはマイナスになる。
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しっかり自分の作風を確立している。
わかりやすく、面白く、プレイングに工夫できる部分がある。
システムは古臭いんだけど、昔のゲームにありがちな粗さをしっかり削っている。
これからも期待してます!
指定されたコマを動かして、指示カードに示された状況を作る。
「ハイパーロボット」系の早解きパズル。
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指示カードは10枚並べられていて、どの指示カードを達成しても良い。
指示カードは回転させても達成しても良いのだが、手にとってはダメで頭の中で回転さえないとイケナイ。
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指示カードが桂馬飛びみたいな形状で固定。
思考を最適化させれば、ポンポン答えが出るゾーンに突入できるかと思ったのだが・・・
いつまでたってもそんな状態になれなかった・・・残念。
3×4のタイルを並べて大きな絵を完成させる単純なタイルパズル。
盤面上を棒がグルグル回っていて、棒に触れてしまうと並べていたタイルがガシャンと崩れる。
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モーターが不規則に動くバージョンに改造されていて、棒が急に止まったり高速回転したりする。
傍から見てるよりもスリルがあって、ドキドキしちゃうよ。
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僕は一回もガッシャンしなかったので、本当の意味でこのゲームを楽しめていないかもしれない。