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塔のゲーム

評価:6/10

多人数アブストラクト。

93年発売。「カフェインターナショナル」の作者。

自分の色のタイルを移動させて同じマークのタイルに重ねていく。

最終的に、自分の色が一番上に立っているスタックの段数が得点になる。

が、建設マスに移動していないと0点。

タイルの移動は直線上ならいくらでも移動できるのだが、他の色のタイルを超えることは出来ない。

逆に言うと、自分の色は超えられる。

このルールが肝で、これを使って優位な盤面を作るのが大事。

骨太ながら一捻り効いたよく出来たアブストラクトだとは思うのだが、状況把握が大変。

必然的にダウンタイムが長くなる。

アブストラクト好き同士で遊べば痺れる展開を楽しめるんじゃないかな。

投扇興

評価:6/10

扇子を投げて蝶と呼ばれるオブジェを倒す。

日本の伝統ゲーム。

「お座敷遊びでしょ」と思って気にしていなかったのだが、遊んでみると意外と面白い。

扇子と蝶の位置関係で得点が決まるのだが、その種類が50種類以上ある。

といっても、現実的に出る可能性があるのは10種類に満たない。

扇子と蝶が近ければ得点になりやすいので、強く投げすぎず弱く当てるのがコツなのかな。

今回は、蝶に当たるかどうかでキャッキャと楽しんでいたけど、慣れてくるとバシバシ高得点を出せるみたい。

正月に遊びたい。

ドゥードゥルジャンプ

評価:4/10

スマホアプリで有名な「ドゥードゥルジャンプ」がボードゲーム化。

ラベンスバーガー。

6個のダイスを振って、移動先のバーに示された数字をダイス組み合わせで作ることで移動。

ドンドン高みを目指して一番最初に頂上まで着いたプレイヤーの勝ち。

途中でアイテムを拾ったり、敵を倒したりしつつ進む。

1個だけ特殊ダイスが含まれていて、ステージをスライドしたり中抜したりすることが出来る。

他プレイヤーとの絡みもあって、他プレイヤーのいる場所に移動すると、元からいたプレイヤーを落下させることができる。

落下すると真下に落ちていく。

盤面外まで落ちたら、また1からやり直しだ。

1ゲーム目はあまりにあっさり勝負が着いたので、アイテムを上級に変えて2回めを遊んだら・・・終わらん!

互いに邪魔をしあって、一向に進まない。

こんなことなら1回でやめておけば良かった。

ドラゴンクエスト 大格闘技場

評価:3/10

ドラゴンクエストのカードゲームシリーズ。

全てのカードが4つのスートを持っている特殊カードでのトリック数予想型のトリックテイキング。

リードプレイヤーが1枚好きなカードを出して、色を宣言。

全てのカードが4スート全ての数字を持っているので、他のプレイヤーはどうやってもフォローすることになる。

そして、最初に宣言した色数字が一番デカいプレイヤーがトリックを取る。

で、得点は「ウィザード」的なトリック予想。

1トリック1点で、ピッタリ予想が当たれば+10点。

まぁ、単純な数比べなので妙味もへったくれも無いよね。

その上、1枚のカード上の数字は全部似たり寄ったりなのよね・・・

いや、予想はしやすいけど、そうなるとこれ、4スート全部載ってる意味無くない?

まぁ、小学生向けのキャラクター商品止まりだね。

ドラゴンランド

評価:4/10

ダイスを使って、宝石やらドラゴンの卵を集める。

クニツィア作。

各プレイヤーが3色の駒を持っていて、これらをダイスで移動させてボード上の宝石を集めていく。

ただし、宝石は同じ色の駒でしか取れない。

あと、各色1個ずつとドラゴンの卵のセットで10点になる。

セットにならない宝石や卵は1点にしかならないので、基本平均的に集めることになる。

さらに、指輪のマスに移動することで駒に輪っかを着けられるのだが、ゲーム終了時にこの輪っかが着いてない色の宝石は無効となる!

宝石の補充はないので、早めに取りたいが宝石ばっかり追ってると輪っかを着けれずに全部無駄になることも・・・

ベースシステムは悪くないのだが、特殊タイルの処理がちょっとややこしい。

なんだが、クニツィアらしくないややこしさ。

自分のスタイルを色々探ってたのかな?

ドージェの船

評価:4/10

みんなで巨大なガレー船を作る。

ワーカープレイスメント。

「春秋戦国」のデザイナー。

作るものは3つ。

「ガレー船」「ゴンドラ」「堤防」。

ガレー船は得点、ゴンドラはお金、堤防は特殊効果を生み出す。

これらの作り方は同じで、「山から3枚引いて、1枚手札」アクションをしてから「手札から1枚を建設」。

ワーカーアクションのほとんどは、この「タイルドロー」と、「タイル建設」の2種類になっている。

で、このゲームの最大の特徴が、「毎ラウンドワーカーコストが変わる」ってところ。

ラウンドの開始時に5色のダイスを振る。(4人プレイ時)

それぞれのダイス目が、その色のワーカーアクションの割引額を表している。

大きい数字ばかりだと、ほとんどただでアクションをできるが、小さい数字ばかりだと、どのアクションをするにもお金が必要になってくる。

部分的に見ると、普通に面白いワーカープレイスメントなのだが・・・

冗長!展開が無い長さ。

ダイスロールで、ラウンドごとの展開を出そうとしているのだろうが・・・

各色のアクションに特徴がつけられていないので、大きな起伏を生み出せていない。

青ダイスは建築のみ、黄は獲得のみみたいな、わかり易い特徴を付けたほうが良かったんじゃなかろうか。

他にも、計画を台無しにするアクションが沢山あったりしてちょっとバランスが悪い感じ。

イラストの雰囲気はあって良いんだけどね・・・

ドラゴンクエスト カードゲーム 銀のタロット

評価:5/10

国産トリックテイキング。

マストフォローノートランプ。

トランプで言えば「ハーツ」系かな。

基本的に取ったトリックは1枚+10点。

なのだが、ディールごとに失点カードが設定されている。

「紫が-40点」

「緑の7が-360点」

「ランク5が-90点」

「最初と最期のトリックが-180点」

「上記すべて適用」

の5種類。

見た目に反して普通に楽しめるのだが、ノートランプで手札交換なしはキツい・・・

バリアント的に2枚渡しとかにしたら良いだけって話だけどね。

ドラゴンパレード

評価:4/10

ドラゴンを綱引き移動。

最終的に自分の駒を置いたマスにドラゴンを移動させることを目指す。

クニツィア作。

手札6枚配られたカードから1枚ずつプレイして、その分だけドラゴン駒を動かす。

その後、自分の駒を好きなマスに置く。

この時にちょっと制限がある。

前後のマスに駒が置かれているマスには置けない。

連なる駒は一つのグループになって得点確率が高まるのだが、それを蹴ってでも新たなグループを作るっていう意思表明になる。

ここが、クニツィアポイント。

あとは、他プレイヤーの動向を予想してのカードプレイ。

手札3枚になった時点で、1枚を同時出し!

それまでの動きから動きを予想するのかもしれないけど、ちょっと判断材料が薄いね。

クニツィアにしては切れ味が無く、ぼんやりしてる印象。

トリッキートラック

評価:4/10

タイル置き換えで同じ色の駅をつなげる。

2×2に並べられたタイルを手元のタイルで塗り替える。

塗り替えた結果、同じ色の駅同士が繋がったら、通ったタイル数分だけ得点。

得点は駅の色ごとに加算していく。

最終的な得点は一番低い色の得点。「頭脳絶好調」的得点計算。

2×2しかないので、盤面がコロコロ変わる。

自分の手番が来てから考えることになるのでダウンタイムが長くなってしまう。

手札は2枚と絞られているのだが・・・それでも迷っちゃうのよね・・・

バチッと決まった時は気持ちいいのだが、ダウンタイムのストレスが上回っちゃってるね。

ドラゴンスレイヤー

評価:3/10

ほぼ自動ダイスゲーム。

弱いドラゴン、普通のドラゴン、強いドラゴン。

いずれかを選んで、勝負に挑む。

勝負が始めったら、勝負が決するまでひたすらダイスロール。

勝負が決するまで判断箇所は無い!

勝負に負けたら手番終わり。

勝負に勝ったら、続けるか続けないかの判断。

続けないと言っても、他のプレイヤーかに「続けろ!」チップを使われたら続けるか、そのプレイヤーに得点を上げた上に獲得点が半分になる。

判断ポイントが極端に少ない。

逆に言えばダイスロールに集中できるとも言える。

言える・・・