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スコットランドヤード:シャーロック・ホームズ・エディション

Scotland Yard : Sherlock Holmes Edition

評価:6/10

「スコットランドヤード」の両陣営に特殊能力を追加!

警察(ホームズとその仲間達)はゲーム中に1回だけ使える特殊能力を持つ。
「ボードの4エリアのいずれかを指定して、そこに泥棒がいるかいないかを聞ける」
「マスを泥棒が通れなくする」
等々・・・

盤面には泥棒(モリアーティ)の隠れ家がいくつかあって、そこに行くことでワイルドチケットやx2チケットが貰える。
さらに、ゲーム中に一回だけ隠れ家から気球に乗って大ジャンプ可能!
あと、ゲーム開始時に特定のエリアが支持されたゴールカードを3枚持っていて、それらすべてに移動することで即勝利となる。

ミスターX」同様、泥棒側へのボーナスを付けてバランスを取っている印象。
「ミスターX」と違って、ゴールがランダム&警察側に秘密っていうのがあって、泥棒有利に偏ってるんじゃないかな?
まぁ、スタート地点、ゴール地点、気球のジャンプ先がいくつかの候補が提示されるランダム式なので、それによってどっち側有利になるかの振れ幅はありそう。

スカイケイパー

SkyCapers

評価:4/10

変な形で切り込みが入ったブロックを積んでいくバランスゲーム。
ウィンニングムーブの初期作品。(パッケージにアレックス・ランドルフも写ってる!)

手元のブロックを共通の場に置いていく。
崩さない限り何個でも置くことが出来る。

あと、手番の最後に「ケイパー」っていうボーナスアクションが可能。
1つのタワーの途中から上を、別のタワーの上に移動させる。
ただし、下がフラットなブロックを掴んではダメなので、上手く形状が一致するブロックが別のタワーに存在する状態を作ってから「ケイパー」を狙う!

1手番でいくらでもブロックを置ける上に、思った以上に崩れにくいブロックなので、手牌が良いと、どんどんブロックを消費できてしまう。
慣れると、他プレイヤーの手牌を見て追い込んでいくのかな?

バランスゲームに、何かしらを追加しようとした心意気は感じるが、それを受け止めきれなかった・・・

スパイネット

Spynet

評価:5/10

ウィンストンドラフトでマジョリティ争い。
ペア戦。
「マジック・ザ・ギャザリング」のガーフィールド作。

ウィンストンドラフトを調べて知ったけど、ガーフィールド自身が考え出したものみたい。

手番ではカードをプレイするか、カードをドローするか。
ドローする場合は、ウィンストンドラフトで行う。

カードプレイ時は自分の前にプレイしていく。
特定の色でマジョリティを取っていると、その色の得点カードもプレイすることが出来る。
マジョリティに関しては、パートナーの数値は判断しなくて良いので、それぞれが得意な色を作る感じになる。

ウィンストンドラフトとペア戦とマジョリティの組み合わせは面白いのだが・・・
カードプレイ時の特殊効果が、パートナーとのカードの受け渡しやウィンストンドラフトの駆け引きを台無しにしているように感じてしまう・・・
ここら辺はカードテキストへの耐性の問題っぽいけど・・・

スマスマルム!

Summa Summarum!

評価:6/10

行と列でマジョリティ争いオセロ。
ポールポジション」のデザイナー。2人用。1989年。

直前に配置された駒と同じ列が同じ行に配置するっていう「クラミ」式配置制限。(今作の方が古いが)

駒を配置した後に、その列と行を見て、自分の方が合計数字が大きい場合、相手の駒を裏向きにする。
さらに、相手の駒を裏返せた場合、その列(行)の自分の裏向きの駒を表に戻せる。

これを繰り返して、最終的に表向きになっている数字合計が大きい方が勝ち。

表向きの数字を維持すると、マジョリティを取りやすくなって「富める者が富むのか!?」という状況になるのだが、一点大きな数字を裏返し&表返しされると、あれよあれよという間に逆転されることもある。

ガチガチのアブストラクトだけど、終盤に裏向きの駒の数字の記憶違いから窮地に陥ることもあるあたりに可愛げがある。

スバム!

SBAM!

評価:5/10

リアルタイムでプロレスのバトルロイヤル。
バラージ」のデザイナー(ルチアーニじゃ無い方)と「ライズ」のデザイナー。

手札3枚から1プレイ1ドロー。
各プレイヤーは両隣のプレイヤーと戦っていて、カードは左側か右側のどちらかにプレイする。

山札が切れたらラウンド終了で、隣同士で試合結果を確認していく。
自分のプレイしたカードの中で、数字も色も全く同じカードが2枚あると、それらは対消滅。
その後、一番枚数が多い色のみが有効となる。
有効なカードの数字合計が少ないプレイヤーが負けで1ダメージを負う。

あと、相手の特定色をキャンセルしたり、自分の同じカードを消滅させなかったり、特殊カードがいくつかある。

一見バカゲーっぽいけど「バラージのデザイナーだし、ルチアーニがデベロッパーとして参加してるし、何かあるんじゃないか!」と期待したのだが・・・
見た目通りのバカゲーだった・・・

同じく格闘技テーマのリアルタイムゲームだと「ジャブ」があって、あれは相手のカードに対応する必要があったのだが、「スバム!」はとにかくカードを出すことが正義でとにかく手を動かし続けて、良い感じのカードを引けた方が勝つ感じだ。
まぁ、ワチャワチャカードを出し合うのは、楽しいは楽しいけどね。

スピンスタジアム

評価:4/10

すり鉢状のコースを回して球を落とす。

自分の色の球があるリングを回して球を中央に向けて落としていく。
自分の球を自分のゴールに落とすと10点。
他プレイヤーの球を中盤にある穴に落とすと20点。
自分の球を落とすよりも他プレイヤーの妨害をするほうが高得点という不思議なバランス・・・
せめて同じ得点にしないとゲームのベクトルが変な気がする。

スポット

Spots

評価:5/10

ダイスのドットをダルメシアンのブチに合わせるダイスゲーム。
BGAでプレイ。

場に並ぶ、6種類のアクションから1つを選んで実行する。
選ばれたアクションは使えなくなって、残り1アクションになると、そのアクションにおまけが追加された上で全てのアクションが使えるようになる。

ほとんどのアクションで、いくつかのダイスを振る。
そのダイスを自分の犬カードの出目の一致するマスに配置する。
基本的に、全てのダイスを使う必要があって、使えないダイスは自分の庭に置かれる。
庭のダイス目合計が8以上になるとバースト!
犬カード上のダイスが全て吹っ飛んでしまう!

手番でアクションをせずに、マスが全て埋まった犬カードを裏返して完成させることも可能。
完成した犬カード毎に、新たな犬カードが貰える。
また、自分の前の全ての犬カードの全てのマスを埋めると自動的にそれらすべての犬カードを完成させられる。
1手番得するので、逆転要素となる。

見た目だけのゲームだろうと期待せずに遊び始めたのだが、意外とダイスゲームの肝を押さえたシステムで、自然と熱くなる楽しさがあった。

スモール・レイルロード・エンパイア

Small Railroad Empires

評価:5/10

シンプルなピック&デリバー。
「スモール〇〇エンパイア」シリーズ。
Tabletopiaでプレイ。

線路を2本敷いて、工場マスにある資源を、それを求める都市まで運ぶことで得点&収入。
長距離になればなるほど、収入も得点も上がる。

配送時に手札からカードをプレイして、条件を達成できていれば追加得点。

各都市は1人一回しか配送できなかったり、各マスは2人までしか入れないルールがあるので、早めに良いルートを押させることが大事になってくるのだろう。

色んなゲームの要素を寄せ集めつつも、コンパクトなプレイ時間に収めたって感じのゲーム。
が、「このゲームの特徴」となる部分が無く、寄せ集めた要素もイマイチ繋がっていない。

ストリームス・クロス

Streams Cross

評価:5/10

ダイスでやる「ストリームス」。

ダイスを1個振って、全員が自分のシートにその数字を書き込む。
次にダイスを2個振って、ダイス目合計を書き込む・・・
これをダイスを1個ずつ増やしながらやっていく。
ダイス5個振った後は、ダイス1個に戻る。

ダイスロールなので、カードフリップよりもランダム性が高くなるということか、マスが一直線じゃ無くて、2ラインが交差する形になっている。
ダイスも通常ダイスでは無くて、ダイス目は1、2、3、4、5、8。

個人的にロール&ライトよりもフリップ&ライトの方が好きなのもあって、元版の方が好み。
逆の趣向の人にはこっちの方が良いかも。

スティムット・ゾー

Stimmt So

評価:6/10

アルハンブラ」のリメイク元。
「アルハンブラ」からタイルパズルをごっそり抜いた感じ。

パズルを考えなくていい分、マジョリティ争いに集中できる。

ただ、「小さい額のお金カードは複数枚取れる」「セットアップの手札運調整」等の微調整が入っている「アルハンブラ」の方がゲームとしては優れてそう。