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ステラ

Stella

評価:7/10

「ディクシット」のカードでやる「ゲスクラブ」。

「ディクシット」のイラストカードが場に15枚並べられる。

「水」や「パーティー」といったお題が公開される。
全員、それに合うなと思うイラストに、マイボード上でチェックマークを付ける。
いくつ チェックしても良いのだが、たくさんチェックしすぎるとリスクも増す。

その後、順番に1つずつ自分がチェックしたカードを発表していって、誰か他の人もチェックしていれば得点。
自分ともう1人の2人だけがチェックしていた場合は双方にボーナス点。

誰もチェックしていないカードを指してしまった場合は、そのラウンド中、以降の得点が貰えなくなる。

「ディクシット」はお題を考える難しさや、少し捻った思考が必要だったが、今作は素直に選べばいい。
そのうえで起こる感覚の違いをキャッキャ言い合ったり、2人だけで一致できた時のトキメキを味わえる。

「ディクシット」よりも好きかも。
まぁ、僕が「フラッシュ」系が好きなだけって話かもしれないが・・・(「ゲスクラブ」「ドリームチーム」「適当な関係」等々・・・)

スノウェア

Snowhere

評価:4/10

表が炎、裏が雪という1種類のカードだけで行う協力ゲーム。
「ザ・ゲーム」のベンドルフの新作。

カードを炎の面を上にしてテーブル上に広げる。
他のカードが被さっていない炎カードを1枚取り、裏返して炎カードの上に置く。
これを繰り返して、炎が見えなくなることを目指す。

非常にふわっとしたゲーム。
セットアップのカード状態次第で難易度が激変するんじゃないだろうか・・・

正直、全然面白く無いのだが、無難なゲームを出すよりもこういうチャレンジングなゲームを出すベンドルフの姿勢は称賛したい。

スプリット

Split

評価:5/10

「ウボンゴ」カルタ。
タイムボム」デザイナーの新作。

「ウボンゴ」のようなブロックが描かれたカードが並べられている。

お題カードをめくって、その形状を作れる2枚をカルタ取り。

「ウボンゴ」に必要なパズル力だけでは無く、「カルタ」の反射神経も必要に!
結果、実力差が出にくくなっているのは面白い。

あと、カードは両面仕様になっていて、正解が出る毎に切り替わっていく。
前はあったのに、今は無い!って状況が起こるのも面白い。

どうやっても完成できない状況が生まれることがそこそこあるのだが、その場合は「次のお題をめくる」っていうだけ・・・
その状況でだけ使える「1ブロック」カードとかがあってもよかったかもね。

ストランド ウンター

Strand Unter

評価:5/10

潮が引いている間に砂の城を建てる。
ツォッホのエッセン新作。
Tabletopaでプレイ。

1~8ラウンドは潮が引いていき、9ラウンド目以降は潮が満ちてくる。
潮が引いている間に、砂の城を建てる。
より海寄りに建てた方が得点は高いが、海水が戻ってくると崩壊してしまうっていうチキンレース。

システムはバッティング。
場に並ぶ9個の貝を見て、どういう取り方をするかを同時決定。
取り方は「黒を1つ取る」「同じ色を2個取る」「別色を3個取る」「1色を全部取る」等々・・・
強力な取り方ほど後手番になるようになっている。
ただし、バッティングすると何も取れない!(残り物を1個だけ貰えるが・・・)

そうして得た貝を使って城を建てる。

オンラインなので体験できなかったが、実際は海水を布で表現しているみたい。
ここら辺のギミックはツォッホらしい盛り上げ方。
ただ、システム的には平凡過ぎるか・・・

ズームインコウベ

ZOOM IN KOBE

評価:4/10

神戸の観光名所の写真を撮る。
「ズーム・イン・バルセロナ」の日本語版。

自駒を移動させてカードやタイルを獲得していく。

早い者勝ちのタイル。
順次入れ替わるカード。
撮る順番が決まっているトラック。
という3種類の得点要素を効率よく取りながら移動する。

ものすごく古臭いプレイ感。
80年代に出ていた「パーティージョイ」で出てそうなゲーム。

神戸になじみがあるので知っている観光名所を見て楽しめたが、そうじゃない人は楽しめるのだろうか・・・

スペースレース

Space Race

評価:5/10

各国の宇宙開発競争がテーマ。
「プロジェクトL」のメーカーの新作。
Tabletop Simulatorでプレイ。

シンプルな見た目に惹かれて遊んでみたけど、思ったよりも特殊効果ゲームだった。

各ラウンドでは手元からコントロールカード1枚をプレイして、自分の前にある同じ色のカード能力を全て起動する。
「ウィングスパン」あたりに見られる手続きをシンプルにして複数の効果をスッキリ処理させる手法。
なのだが・・・カード能力のコンボ、盤面に並んだカードの情報量の多さがプレイ感を粘っこくしてしまっている。
カード効果をアイコン化しているのだが、種類が多すぎたり、汎用的にし過ぎていたりするのも問題かも・・・(そもそも結構テキストも書いてるし・・・)

得点が細々入って他プレイヤーの駒があるマスで止まると先の空きマスまで進む方式なので、ずっと団子状態。
序盤中盤は集団から遅れないギリギリの点数を取って、終盤に一気に得点を取ることを目指す感じだろうか。
このデザインが狙ったものかどうかわからないけど、この部分には面白さを感じた。

スパイコネクション

Spy Connection

評価:6/10

リソース管理が大変な増減するネットワークビルド。
「エリジウム」「コスタリカ」「シティ・オブ・ローマ」のダンスタン&ギルバート新作。

ミッションカード上に示された都市に移動してマークしていく。
全ての都市をマークできれば得点。

プレイヤーは15個のディスクを持っているのだが、このディスクを3種類のコストすべてで使用する。
「都市間のルート」
「ミッションカードの都市を訪れたことを表すマーク」
「ミッションカード獲得時のコスト」
15個と聞くと多そうに聞こえるが、実際遊んでみると全然足りない・・・
特に都市間ルートに置く時に、他プレイヤーのディスクが既に置かれていると2つ置かないとイケナイルールがシビア!

ミッションカードは同時に3枚まで持てるのだが、3枚同時運用はミッションカード上のディスクが多くなりすぎて回らなくなってくる・・・

非常に美しいルール!!
これぞドイツのボードゲーム!って感じなのだが・・・
実際遊んでみた感情はルール読んだときの感動を下回ってしまった。
いや、十分面白いんだけどね・・・
ルール読み時の期待が大きすぎたのかも。

スペースドラゴン

Space Dragons

評価:5/10

ブスータードラフト+モノスートのトリックテイキング。
宇宙でドラゴン狩りという変わったテーマ。

1~80のクルーカード。
手札9枚で、最初にブースタードラフトを行う。

手札9枚なのだが、7トリックだけやる。
毎トリック最初にドラゴンカードが1枚めくられ、今回のトリックの報酬となる。
手番ではカードを1枚ずつ出すだけ、制限は特になし。
一番大きな数字を出したプレイヤーがドラゴンカードを獲得する。

各カードには「シールドを付ける」「ダメージを負う」「ダメージ回復」等の効果アイコンが付いていて、これらは出した瞬間に発動して出したプレイヤー自身に影響を与える。
その中でも、このゲームの肝となるのは「照準アイコン」。
トリック勝者がそのトリックで出されたカードの「照準」分のダメージを負う。

出したカードはトリック勝者が獲得するわけじゃなくて、出したプレイヤーの前に置かれていく。
カードには得点だったり、最多、最小で得点となるシンボル等が書かれているので、ドラフト時にここら辺のシンボルも大事になる。

トリックテイキングって感じは薄くて、最初にやるブースタードラフトがゲーム性の7割を占めるんじゃないだろうか。

だとしても、ブースタードラフトのゲームは他にもっと良いのが沢山あるので、あえてコレとなる強さは無いかも・・・

スペシャリスト

The Specialists

評価:4/10

窃盗集団を編成して世界各国のカジノや銀行を襲う。
「春秋戦国」「レイルロードレボリューション」のデザイナーコンビ。

ダイスドラフトと「デウス」的なカードコンボ。

スタートプレイヤーが(プレイヤー人数+1)個のダイスを振る。
各プレイヤーはダイスを1個取って、手元のダイスを使って人物カードを獲得する。

人物カードはチームに引き込むか、このラウンド限りの使い捨てとするか。
チームに引き込む方がコストが高いのだが、それを上回るメリットがある。
それまでに獲得した同色の人物カードの能力を全て起動することが出来る。
使い捨てはコストは低いのだが、チームに引き込んだときのような連鎖起動は無く、ラウンド終わりに捨てなければならない。

ルールを読んだときは、チーム編成の面白さを期待したのだが・・・
実際遊んでみると淡々としたプレイ感。
「春秋戦国」「レイルロードレボリューション」はWhat’s Your Gamesの功績だったのだろうか。

ストーリーテラー

Storytailors

評価:6/10

バイキングの谷」「ドラゴミノ」のデザイナーコンビ。
今年のドイツ年間ゲーム大賞・子供向け部門ノミネート
受賞具合をみるに期待の次世代子供向けゲームデザイナーか?

フランス語版の名前が似てるし概要も似てるんで「ファブラ」の子供版かと思ってたんだけど、デザイナーも違うから関係ないのかな?

物語が7つの章に分割されて書かれている。
まず最初の章を読む。
「むかしむかし、森深くに一人で暮らす『おしゃれな木こり』がいました。」みたいな感じ。
その中に登場するキャラクター(上の例だと『おしゃれな木こり』)にふさわしいと思うキャラクターカードを、各プレイヤーが1枚ずつ裏向きで出す。
それらをシャッフルしてから公開して、全員が1票ずつ投票。(自分に投票は不可)
自分の出したキャラクターへの票数が得点になるほか、最多票数のキャラクターに投票していたプレイヤーも得点が貰える。
シンプルながら素直にプレイすることが得点につながるルールで素晴らしい。
最多票数のキャラクターが絵本のスロットに差し込まれ、次のページ&次の章に進む・・・

これを最後の章まで行うと絵本が完成。
みんなで読み返して楽しもう!って寸法だ。

すごい上品で優しいゲーム!
それでいて、ゲームとしての面白さもある。
良い!


今年のドイツ年間ゲーム大賞・子供向け部門ノミネート3作品(「ドラゴミノ」「名探偵ミア・ロンドン」「ストーリーテラー」)すべて遊んだので大賞予想しておこう。

今年は3作とも大人も楽しめるゲームだと思うけど、中でも「ドラゴミノ」がゲームとしての完成度は一番!
ただ、この「ストーリーテラー」を親子で遊んで、出来上がったおかしな物語を読み返すほほえましい光景を想像するに、大賞を取るのはコレがふさわしいんじゃないかな。