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アウトバーン

Autobahn

評価:6/10

ドイツの高速道路「アウトバーン」の建設とそれを使った輸送。
サポテカ」「メルブ」のロピアーノ作。
現在、キックスターターで出資募集中。

手番システムは「コンコルディア」的なカード1枚プレイでのアクション実行。
今作はカードでアクションが決まるんじゃなくて、カードでアクションエリアが決まる。
とは言え、同じアクションを連打出来ないように各アクションの実行数上限が決まっている。

アクションは「道路の敷設」「道路の改良」「ガスステーションの配置」「荷物の積み込み」「ボーナスのアンロック」の5種類。

道路は建設してしまえば共通のものとなるのだが、対応するオフィスに自分の駒を送り込むことが出来て、それが収入源だったり得点源となる。

荷物を積み込むとトラックが盤面に登場する。
トラックがいるマスと同じ色のカードをプレイしていれば、手番の最後にトラックを進められる。
トラックの前進に関しては、カードの色だけが大事でアクション自体は何を選んでも良いっていうのが特徴で、アクションとトラックの前進を両方考えなければならず、計画を悩ましくしている。

オフィスに送った自駒を昇進させることで、ゲーム終了時の得点となる。
「ガスステーションの数×昇進駒」「配達した国の数×昇進駒」みたいになっていて、ゲームの得点はこの昇進に集約されている。

「サポテカ」が良かったので、期待して挑んだのだが・・・
ちょっと複雑すぎるか・・・その割にゲームの展開は狭い気がして「メルブ」を遊んだ時と似たような感触。
ロピアーノは、1時間級のゲームでこそ真価を発揮するのか・・・?

早取りのボーナスだったり、他プレイヤーのガスステーションの利用による収入だったり、インタラクションがあるのだが、この影響が細々していて、悩ましいというよりは思考のノイズっぽく感じるのも×。
回を重ねれば、そこら辺のインタラクションが良く見えるようになるのか、印象が変わらないのか・・・

お気に入りのデザイナーなので実物でも遊んで再評価したい。

Published in ボードゲーム