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アメリカン・バトルドーム

評価:5/10

多人数ピンボール。

どんどん降ってくる玉を自分のポケットに入らないように、うまく弾く!

ボールが当たるとチン!チン!ってなるベルの音が、なんとも小気味良い。

イカツイ見た目に反して、ゼンマイ仕掛けで非電源。

地球が滅んでも遊べるよ!

アタカマ

評価:5/10

2人 or 4人用のゲーム。

2013年のフェアプレイで全く注目されていないのに一時的にトップテンに入った疑惑のゲーム。

アブストラクト。

2人の場合は1人が縦列、もう1人が横列を担当する。

交互に採掘駒を1個ずつ置いていって、全部を置ききったら得点計算。

各列に4個駒が置かれていたら得点を得られる。

金は二人とも得点になるのだが、銀と銅はプレイヤーによってプラスだったりマイナスだったりする。

で、駒の配置に制限があって、縦横に隣接して置けない。

これによって相手プレイヤーへの妨害や牽制が可能になっている。

4人プレイ時は、二人が縦、もう二人が横を担当するのだが、ペア戦ではない。

同じ縦同士でも、片方は銀がプラスで銅がマイナス。もう片方は銀がマイナスで銅がプラス。

基本的に協力して列を完成したほうが良いのだが、それでも敵対関係ではある。

ここらへんの感覚が不思議で面白かった。

あばれっコング

評価:5/10

そびえ立つバナナの木をサルたちが登る。

ちょくちょく、コングが暴れ登るよ。

手番ではルーレットを回して、サル駒を登らせたり、いきなり頂上に行かせたり・・・

あと、コングが登るってエリアもある。

コングの後ろのスイッチを押すと、幹を回りながら登っていく。

幹を登っている途中のサルに当たると、サルを落としてそのまま突き進んだり、引っかかってスルスル下まで落ちたりする。

最初はこの判定がランダムかと思ったのだが、どうもそうじゃないってことがわかってくるとサルの配置を考えだしたりする。

今回は起こらなかったんだけど、コングが木の頂上まで到達すると、場合によっては驚きのイベントも起こるみたいよ。

アーク・ノア

評価:5/10

ノアの方舟に動物を積み込む。

プレイヤーは順番にアクションを決定していく。

各アクションは、選んだプレイヤーがまずアクションを行って、他のプレイヤーもちょっと弱いアクションを実行する。

「プエルトリコ」とか「サンファン」のシステムだね。

で、方舟の中に壁を作って、食料を置いて、動物のつがいを放り込む。

他のプレイヤーの壁や動物を利用することでウィンウィン関係を築くことが出来るので、時には協力し、時には独占し、良い具合にやっていく。

悪くないのだが、特筆すべきものがないので時代の波に埋もれちゃったゲーム。

アクロティリ

評価:6/10

タイル配置して、自分の地図の形状に盤面を導く。

「トバゴ」とか「オールドタウン」では条件カードを出して盤面を絞り込んだが、「アクロティリ」では逆にタイル配置で盤面を形成することで条件カードの形状を作る。

そこに、ピックアンドデリバリーをプラス。

ルールはごちゃついているというか、スマートじゃないのだが、なんだか独特な魅力がある。

なんでしょうね。

ロマン?

二人用なのに、ソロプレイ感強めっていうのも珍しいね。

争いを好まない人と二人用ゲームするときに良さそう。

アブラカ…ワット

評価:5/10

「ドメモ」+特殊効果。

基本ルールは、ほぼ「ドメモ」。

正解した時に数字に応じて特殊効果発動!

特殊効果と言っても、ダメージや回復がほとんど。

左隣にダメージを与えたり、自分のダメージを回復したり、全員にダメージを与えたり。

あと、失敗するまで何回でも宣言していいのだが、宣言の数はどんどん大きくしないとダメ。

これによって、終盤に当てきって勝つことが出来る。

「ドメモ」のバリアントとして十分楽しめる。

が、札のドローがあるので、推理要素が弱まっていて「ドメモ」の魅力を削いじゃっている。

安易な特殊効果付けでは、オリジナルを超えられない。

とか書いてたら、SDJ推薦リスト・・・

もう、僕にはわからない・・・

あるみ缶

評価:5/10

「普通の神経衰弱」って説明受けて、いざ始めてみると衝撃。

全部同じみかんの写真!

と思ったら、よく見たらちょっとずつ違う。

最初の2枚をめくった時点で存在意義の99%は満たされるが、その後も意外と普通に遊べる。

出落ちの勢いをギリギリ維持できる短いプレイ時間もスバラシイ。

こんなバカアイデアをしっかり形する意志力はスゴイ。

アーボレータム

評価:5/10

アーボレータム

木を植えて、樹木園を作る。

配置を複雑にした「ロストシティ」。

手札7枚で、手番ごとに2枚ドロー、1枚プレイ、1枚ディスカード。

常に手札7枚になる。

ディスカードは個人捨て札。ドローは山札か誰かの捨て札から。

プレイは自分の前に隣接配置。

ゲーム終了時に、手札に残ったカードを色ごとに比べて一番大きい数字のプレイヤーがその色の得点権を得る。

で、得点っていうのは、その色のカードで挟んだ昇順の一筆書きライン。

ルール読んだ感じだと、中々良さそうなのだが「同じ色で全て構成されたラインの場合、点数倍」っていうルールが不思議ポイント。

みんなこれを狙うので、それぞれに担当色が出来る。

必ず1枚はディスカードしないといけないってのと、最終的に手札にもカードを残さないといけないってルールから、自分の担当色以外はドンドン捨てちゃう。

結果、それぞれが、それぞれの色を集めるっていう同じようなプレイングになっちゃう・・・

4人プレイだと、他を絞るメリットが薄いからね・・・

そう考えると、プレイ人数は少ないほうが良いんだろう。多分、二人が一番いい。

今度、二人プレイも試してみようと思うが・・・

はたして「ロストシティ」を超えられるのか・・・?

アートオブウォー

評価:6/10

アートオブウォー

Products Artsの新作。

6種類のカードしか使わないのに、色々ある二人用ゲーム。

このゲームは、戦場エリアと王国エリアにわかれている。

戦場エリアではトレーディングカードゲーム的に殴り合いながら、王国エリアではカードごとのマジョリティ争い。

基本手番で出来ることは少ないので、少しずつ進行するのだが、

「インスタント」的にプレイする「後方支援」ってルールが派手さを加えている。

この「後方支援」が強力なのだが、使うと先の手をばらしてしまうって言うデメリットを作っている所が憎いね。

良くできたゲームなのだが、好き嫌い強そう。

僕もどちらかと言えば苦手なタイプ。

やり込むと深みが出るのか定型化するのか・・・

アンリミテッド富豪

評価:7/10

アンリミテッド富豪

基本は大富豪なんだけど、チップで数値を変更できる。

ポンコツファーム作の同人。

連番無しの大富豪。

そこに素晴らしきルールが1つ。

チップを場から受け取ることで、出したカードの数値を変更できる。

カードの色によって変更方法が違って、

赤がチップの数を足す。

黄色が(チップの数+1)の掛ける。

これによって、60のペアやら、6の7枚セットみたいなトンデモない、

正にアンリミテッドな役を作れる。

チップを受け取る量に制限はない。

ないのだが、ゲームに勝つにはカードを出し切るだけじゃなくて、チップも出し切らないとイケナイ。

チップを減らす手段は手番のパス!

パスすることで2枚のチップを捨てられる。

面白いとは聞いてたけど、予想を上回る面白さ。

少ないルールで、新しい面白さを生み出している。

役の種類をバッサリカットしているのも素晴らしい!

選択肢がアンリミテッドにならない良い調整だね。

見事でございます。

是非ともリメイクしてほしい一品。