東京ドイツゲーム賞、
ニューゲームズオーダー特別賞。
曼荼羅がテーマのネットワークビルド。
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9枚分ある盤面にラウンドごとに1枚ずつタイルが配置されていく。
その配置されるタイル上に自分の駒を置いて、盤面に自分の一筆書きを形成する。
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で、基本メカニクスは競りっぽいワーカープレイスメント。
1個ずつワーカープレイスしていくのだが、複数ワーカーが置かれた場所に関しては一番多くワーカーを置いているプレイヤーが実行権利を持つ。
これが非常に悩ましい。
というのも、他プレイヤーが持っている駒の数は公開。
その上、タイルに配置する以外のアクションもあるのだが、この効果がダイナミック!
既に配置しているタイルを移動させたり、回転させたりする。
ここらへんの効果や他プレイヤーの駒数など考えているともう、切りが無い・・・
思考が曼荼羅世界に迷い込んでしまう感覚。
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プレイヤーインタラクションが強く、下手にこだわると簡単に脱落するシビアなバランスでありながら、各要素のまとめ方には今風な洗練さも感じる。
タイルやアクションカードのめくりによって、毎回展開が変わるのも素晴らしい。
穴がなく軸がしっかりした非常によく出来たシステムなのだが・・・
しんどい!!
見えすぎちゃってるのに、思考が追いつかないというか。苦手なタイプのアブストラクトっぽいのだ。
逆にこれが魅力でもあるから完全に好みの問題なんだけどね。
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今回、3人プレイだったんだけど、4人プレイは更にエグそうだ・・・
初回は3人のほうが良いかもね。