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ジェイルブレイク

評価:5/10

脱獄がテーマの二人用ゲーム。

一人は脱獄囚、もう一人は警察になる。

かなり古いゲーム。

ゲーム開始時にはテーブル中央に刑務所カードが1枚。

手札4枚を順番に1枚ずつ置いていくだけ。

4枚使い切ったら、再び4枚ずつ配って1枚ずつ置いていく。

脱獄囚は刑務所から州境まで道を繋げることを目指す。

繋げるだけではだめで、道中に車を置かないとイケナイ。

警察はそれを妨害する。

盤面の広さは8×7と決まっているのだが、どこが基準になるかは決まっていない。

横に8枚置かれた時点で、横に列を追加できなくなるってわけ。

で、この盤面の広さが同時に州境を表している。

これより外に逃がせば良いのだ。

シンプルなルールなのだが、意外と難しい。

車を置かないとイケナイってルールが効いていて、あまり早く盤外へ繋いでしまうと、車を置けなくなってしまうのだ。

車を置くカードはいつ出てくるかわからないし、さらに言うとどちらのプレイヤーの手元に行くかもわからない。

ここら辺に、かなりの運要素を含むのだが結構悩みどころはある。

特に相手側に有利なカードをどこに置くかは相当悩む。

盤面の幅は決まってるのに端が決まってないシステムや、相手側のカードを置くかもしれないシステムは、発売された時代からすると進んだゲームデザインだね。

なんといっても、アートワークとテーマが素晴らしい。

邪魔し邪魔されが気楽に楽しめるのが良い。

Published in ボードゲーム