重量級の文明発展ゲーム。
テキストカードだらけの重量級ゲームってことで敬遠してたけど、ニューゲームズオーダーから日本語版を受けてチェレンジしてみた。
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ファーストプレイガイド24ページ、辞書的なルールブック12ページというルール分量にひるむが、読み解いてみると根幹となるシステムはシンプル。
リソースは「食料」「資源」の2種類に抑えられているのだが、
それを表すシステムが凝っていて、このゲームならではの面白さを生み出している。
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人口を表す黄キューブ。リソースを表す青キューブ。2種類のキューブでリソースとステータスを表している。
これらのキューブは各プレイヤーに一定数ずつ配られていて、ストックエリアに配置される。
カード上に移すことでリソースを表したりステータスを上げたりするのだが、ストックエリアからキューブが減るとデメリットが生じるようになっている。
このキューブのバランスをとりつつ、徐々に自文明を成長させていく。
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あと、イベントカードをプレイヤー自身が仕込むシステムも面白い。
時間差で出てくるので、場合によっては自分で自分の首を絞めることも・・・
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ただ、やっぱりテキストカードの数がネック。
初回プレイでは、このカード効果の確認にかなりの時間を取られるだろう。
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ユーロっぽい基本システムに、アメリカンな特殊カードをもりつけ。
これがハイブリットゲームか!ようやくハイブリットの意味がわかった。
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今回はショートゲームだったが十分複雑。3人インスト込みで4時間ほどかかった。
ロングゲームになると、時代数が伸びるだけでなく、戦争という要素も入ってくるみたい・・・いずれやってみたい気もするが、何時間かかるんだろうか・・・
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各プレイヤーが一気に自分の手番をやりきるタイプのゲームなので、ダウンタイムは長い。
3人プレイでもギリギリ、できれば2人プレイがよさそう。