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タグ: スルー・ジ・エイジズ

スルー・ジ・エイジズ

評価:6/10

重量級の文明発展ゲーム。

テキストカードだらけの重量級ゲームってことで敬遠してたけど、ニューゲームズオーダーから日本語版を受けてチェレンジしてみた。

ファーストプレイガイド24ページ、辞書的なルールブック12ページというルール分量にひるむが、読み解いてみると根幹となるシステムはシンプル。

リソースは「食料」「資源」の2種類に抑えられているのだが、

それを表すシステムが凝っていて、このゲームならではの面白さを生み出している。

人口を表す黄キューブ。リソースを表す青キューブ。2種類のキューブでリソースとステータスを表している。

これらのキューブは各プレイヤーに一定数ずつ配られていて、ストックエリアに配置される。

カード上に移すことでリソースを表したりステータスを上げたりするのだが、ストックエリアからキューブが減るとデメリットが生じるようになっている。

このキューブのバランスをとりつつ、徐々に自文明を成長させていく。

あと、イベントカードをプレイヤー自身が仕込むシステムも面白い。

時間差で出てくるので、場合によっては自分で自分の首を絞めることも・・・

ただ、やっぱりテキストカードの数がネック。

初回プレイでは、このカード効果の確認にかなりの時間を取られるだろう。

ユーロっぽい基本システムに、アメリカンな特殊カードをもりつけ。

これがハイブリットゲームか!ようやくハイブリットの意味がわかった。

今回はショートゲームだったが十分複雑。3人インスト込みで4時間ほどかかった。

ロングゲームになると、時代数が伸びるだけでなく、戦争という要素も入ってくるみたい・・・いずれやってみたい気もするが、何時間かかるんだろうか・・・

各プレイヤーが一気に自分の手番をやりきるタイプのゲームなので、ダウンタイムは長い。

3人プレイでもギリギリ、できれば2人プレイがよさそう。