フリーゼのゴーアウト系。
エッセン新作。
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カード構成は2~20。小さい数字ほど枚数が多くなっている。
手番では手札から1枚を自分の前に出す。
そして、次の人も1枚出す・・・と続けていく。
誰かが出したカードよりも下のカードが自分の前に置いている場合は、攻撃されたことになり自分の前のカードを捨てて山から1枚ドローしないとイケナイ。
誰にも攻撃されずに再び自分の手番が回ってくると、ようやく自分の前のカードを捨てることが出来る。
手札も自分の前のカードも無くなると、そのプレイヤーの勝ち。
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これだけだと、大きい数字が強いだけのゲームになるので一工夫ある。
同じ値のカードが場に溜まるとそれらを合算した値と見なせる。
つまり、5のカードが出ている状態で、別の5が出たらそれらのカードは10扱い。
更に5が出たら全ての5カードは15扱いとなる。
弱いカードも使い道が出るようになっているわけだ。
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途中までは中々面白いのだが・・・
手札が減って徐々に選択肢が減るので、上がりそうなプレイヤーはよっぽど運が良くない限り逃げ切ることは出来ず、足踏み状態に・・・
何人かがそんな足踏み状態になった後に、運をつかんだプレイヤーがゲームに勝利する。
そんな感じで、かなりの運ゲーなのだ・・・
運ゲーなら運ゲーで良いのだが、それならもうちょっとスキッと終わってほしい。
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もう一工夫で化けそうな予感はするのだが、なぜ詰め切れなかったのか・・・
現状だと、未完成のゲームという評価を下さざるを得ない。