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キャピタル ラックス

評価:7/10

オストビーのエッセン新作カードゲーム。

カード構成は4色2~6。

手番では手札から1枚選んで、共通の場に出すか、自分の前に出すか。

共通の場の数字合計が、その色のカードの上限値になって、自分の前の数値が上限値を超えていると全部没収。

上限値ギリギリのプレイヤーはボーナス得点が得られる。

ここまでだと、見たことあるバランス取りゲーム。

共通の場に出すのは、皆の利になるのであまり出したくない我慢比べ。

このゲームでは共通の場に出すことで色に応じた特殊効果を実行できるという恩恵を付けてバランスをとっている。

特殊効果もシンプルながら効果的なものが選ばれている。

「パーフェクトアリバイ」のときにも感じたけど、オストビーはこういう小さいが効果的な特殊効果が得意みたいね。

あと、何よりも素晴らしいのは、これが3ラウンド制で、1,2ラウンドではボーナス以外の得点は発生せず、3ラウンド終わって、自分の場に残っているカードが得点化される。

ラウンドが進むにつれ緊張感が増すという素晴らしいルール。

あと、ラウンド開始時に2枚ずつピックするブースタードラフトが入る。

最近「とりあえず入れるブースタードラフト」がよく見うけられるが、このゲームのルールにはブースタードラフトがぴったり合う。

2枚ずつっていうのも情報量的に丁度いい。

Published in ボードゲーム