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コーヒートレーダー

Coffee Traders

評価:6/10

1970年代コーヒー市場の発展。
「ワイルドキャッター」のデザイナー新作。
こちらで予約受付中。
サンプルがTabletop Simulatorで公開されているので遊んでみた。

プランテーションを作って、コーヒー豆を収穫し、トレーダーを派遣して収穫したコーヒー豆を集め、それらのコーヒー豆を消費して契約達成だったり、コーヒーバーに出荷して得点やお金を稼ぐ。

プランテーションから収穫されたコーヒー豆は、その時点では個人の持ち物ではなくて、共有の収穫物。
その国にトレーダーを派遣したプレイヤー同士で山分けにすることになる。
なので、プランテーションを持っていなくても、トレーダーさえ派遣していれば収穫物を得られる。
更に、いやらしいことに各国に存在できるトレーダーの数は「プレイヤー人数ー1」に制限されていて、1人はハブられることになる。
そうなるとプランテーションを作ることが嫌になりそうだが、ゲーム終了のマジョリティ争いにはプランテーションが大きな役割を果たすので馬鹿に出来ない。

と、ここまでがこのゲームの幹の部分で、そこに「色んなボーナスが得られるトラック」「早取り共通目標」「チップのセットコレクション」等々の様々な重量級ゲームで実績を重ねた枝葉ルールがモリモリくっついている。
こういうモリモリ系重量級ゲームは衣ばっかり立派で身が小さいエビ天みたいなゲームが多いけど、今作は身がしっかりしている。
セットアップ後は、完全情報&運要素無し!ガチゲー。

「ワイルドキャッター」のデザイナーなので、インタラクションも十分。
とは言え、「ワイルドキャッター」よりはソロ寄りになっていて、個人的にはちょうど良いバランスになっていた。

1回遊んだら十分だろうと思って遊んでみたんだけど、ちょっと現物がほしくなってくるね・・・まいった。

Published in ボードゲーム