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アタンダッラ

Attandarra

評価:6/10

ドイツのアタンダッラ地方を舞台にしたタイル配置ゲーム。

元はドイツの同人(セルフパブリッシュ)作品。
同人なのでインターフェースは洗練されて無いけど、妙な魅力がある。

毎ラウンド最初に12金を貰って、それを使って個人ボード上に建物を建てていく。

個人ボードへのタイル配置ゲームなのでソロプレイゲームかと思って挑んだのだが、いざ遊び始めてみると強烈なインタラクションが待ち受けていた。

共通の場に置かれている市民チップとコインチップの取り合い。
ここがこのゲーム一番の見所!
市民は横軸、コインは縦軸に並ぶ同種チップの枚数が購入価格になる。
基本的に先に買う方が高くつくので、睨み合いなのだが、各マスに置けるチップは1枚ずつしかないので、高くても取らなくてはならない状況も・・・
さらに、各マスには2枚のチップが置かれていて、市民の上にはコイン、コインの上には市民が重ねられている。
誰かが、市民を買うと下からコインが現れるので、それを狙うおこぼれ作戦もある。

個人ボードのゲームだが、他プレイヤーの個人ボードを頻繁にチラチラしなければイケナイ!

ドイツのボードゲーム好きが自分の好きなゲームを作った感じで、プレイしていて嬉しくなるゲーム。

上級ルールはイベントが追加されたり、細々と複雑になりそうなのでサマリ必須っぽい。
十分に準備してから挑みたい。

Published in ボードゲーム