ある村の伝統的行事であるリンゴ収穫祭がテーマ。
相場変動とバッティング。
5×5のマスで区切られた果樹園。
その周りに、赤、青、黄、緑の数字が記されている。
この数字が、その場所のリンゴの価値を表している。
例えば、左に近づくほど黄リンゴの価値は上がるが、赤リンゴの価値は下がる。
ラウンド毎に、各プレイヤーは「カードを出す(リンゴを収穫する)」か「カードを買う(リンゴの収穫権を獲得)」か。
全員が行動を決定したら、スタートプレイヤーが果樹園にいる村長コマを1歩動かして今回の収穫場所を決定。
伏せたカードをオープンにしてリンゴを収穫する。
同じ色のリンゴを伏せてしまうと争い勃発!
各自が持っている1~10の数字カードを1枚選んで伏せて出す。(数字カードは使い切り)
その後、振るダイスの数を決定(ダイス1個につき2点払う)して、ダイス結果+カード数値で勝負。
勝者のみが収穫でき、敗者は何も得られないし使用したリンゴカードまで失う・・・
敗者に容赦無い荒々しさがあるけど、だからこそ感情を揺さぶる面白さがある。
各マスには収穫チップが1枚ずつ置かれていて、村長が移動するとそのマスの収穫チップが取り除かれていく。
これが相場変動を予測させるようになっていて、
単純なバッティングゲームでなく、考えどころがあるゲームに仕上がっている。(とはいえ、要所でのバッティング回避やダイス運が大事になってくるが・・・)
このタイプのゲームは今後生み出されることが無さそうに思えて所有欲が刺激される