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オハイオ

Ohio

評価:7/10

もつれ込むほどに引けなくなる奇妙な競り。
クニツィア作。

全員が同じ構成の手札を持つ。
1~10とオハイオ1枚。
最初のプレイヤーは好きなカードを出せる。
以降は、より小さいカードを出すか、パスするか。
パスせず最後まで残ったプレイヤーが、出されたカードを得点として総取り。
得点は、カードの数字がそのまま得点。

各自1枚ずつ持っているオハイオカード、これを出すと直前の数字よりも少しだけ小さい扱いとなる。
3の次に出すと、2.999扱い。
非常に便利なのだが、得点として獲得するとマイナス10点扱いとなる。

いずれかのプレイヤーの手札が無くなったら、その勝負が終わったらゲーム終了。
残った手札は失点となるので、上手くカードを無くすことも大事。

シンプルなゲームながら、切れ味がスゴイ。
運要素は皆無にもかかわらず、様々な展開が期待できそう。
この頃のクニツィアのキレキレ具合が垣間見える。

「古代ローマの新しいゲーム」の「スパルタカス」のバリアントがほぼ同じルール。
リードプレイヤーが「勝者の左隣」か「勝者」の違いだけ。

Published in ボードゲーム