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脳トレゾンビ

Give Me the Brain!

評価:3/10

カードテキスト有りゴーアウト。ダイスチャレンジ付き。
数年前にコザイクが出した日本語版。

手札からカードを出して、効果を解決。
「全員が手札1枚を左隣に渡す」や
「誰か一人から手札1枚を引く。そのプレイヤーは手札0枚になったら2枚引く。」等々・・・
あと、脳みそ(ダイス)を持ってないと出せないカードもあって、そういうカードを出したらダイスを振って、カードに記された目未満なら、ダイスの競りが発生するという謎の仕様。
基本的にカード効果次第なので、戦略立ては不可能。
カードテキストやり合いのワチャワチャを楽しむゲームだろう。

元は1996年のゲームみたいだけど、何故あえてこのタイミングでこのゲームを復刻したのだろうか・・・
個人的な思い入れかな?

ノックノック・ダンジョン

Knock! Knock! Dungeon!

評価:5/10

協力型のカード配置パズル。

手札3枚からカードを1枚配置していく。
カードは写真のように角同士が重なるように置いていくのだが、配置したカードの下のカードの4隅の数字合計が6以上になると負け。
たまにモンスター付きのカードがあって、このカードは指定ターン以内に4隅の合計を6未満に出来なくても負け。

これを繰り返して、山札のそこに潜む黒騎士カードを登場させて、それを倒すとプレイヤー側の勝利。

コミュニケーションルールは、「ザ・ゲーム」的な具体的な内容は言えないが曖昧には言えるってやつ。
が、「コミュニケーションアイコン」付のってカードが登場する毎に、コミュニケーション禁止と許可が切り替わるようになっている。

飛び抜けた面白さは無いけど、それなりにプレイングの工夫も出来たりもするので、協力ゲームが好きな人は一度試してみると良いかもしれない。
お安めだしね。

ノン ドランカ

Non Drunka

評価:4/10

飲み会で、酔いつぶれないように飲む。
インディアンポーカー式のチキンレース。
同人ゲーム。

手番でできることの選択肢が多すぎる!
心理戦にフォーカスするなら情報量や選択肢を絞ってほしかった。 
テーマ的に軽くプレイするゲームだろうし・・・

ノギ ザ パス

Nogi za pas!

評価:5/10

ドラゴン討伐に向かう勇者たち。
果敢に戦う勇者を想像していたら、ドラゴンの強さに恐れをなして逃げ出す勇者たち。
という変な設定のクニツィアゲーム。

勇者駒がプレイヤーと対になっているわけじゃなくて、各プレイヤーに担当となる3色が決められる。
自分の担当の勇者が早くゴールすることを目指すのだが、1位の勇者は「臆病者」ということで0点。2位が5点、3位が3点、4位が2点となる。

ルールが「ドラゴンの宝」と似ていたので「そのリメイクか?」と思ったのだが、その更に前の2008年「アバンドンシップ」っていうゲームのリメイク。

「アバンドンシップ」は未プレイなので、細かい部分はわからないけど、パッと見、システム的な変更は無さそう。

「ノギ ザ パス(アバンドンシップ)」と「ドラゴンの宝」では違う部分が多い。
「ノギ ザ パス」の方が単純で低年齢向け、「ドラゴンの宝」の方がひねりがあって大人向けと言う感じだろうか。
ここら辺は好みの問題だろうけど、個人的には「ドラゴンの宝」の方が好き。

ノルウェー国鉄

Norgesbanen

評価:5/10

ノルウェーの鉄道の歴史。
要素自体は少ないが難しい鉄道株ゲーム。

10ある私鉄を運営していくのだが、そのうち債務が限界となり国に買い取られる。

マニアックさは良いのだが、ちょっと洗練が足りなさすぎるか・・・
長時間ゲームを苦としない人には良いかもしれないが、僕には冗長な部分が多く感じた。
特徴となるマニアック部分は、他のゲームに無い面白さがあるだけに残念・・・
どこかが拾って調整してくれるのを待ちたい。

こちらでPnP(と製品版)が販売中。

乗り間違い

Auf falscher Faehrte

評価:6/10

勝利条件が徐々に明かされるトリックテイキング。
2001年。

0~12、4スート。配り切り。
マストフォロー、切り札有り。

カードが配られたら、各自カードを1枚伏せて出す。
これを混ぜて山にしておく。
2~5トリックの後に、山のカードを1枚ずつめくっていく。
これが4枚めくられたあとに、合計値が24以上なら、「トリックを取るゲーム」そうでなければ「トリックを取らないゲーム」になる。
「トリックを取るゲーム」にしたければ、トリックを取り易いハイカードを捨てなければならず、逆もまたしかり・・・ニクい設定だ。

ここまででも十分面白いのだが、もう一捻りが効いている!
ラスト4トリックになった時点で一番負けているプレイヤーが切り札を変更できる。
これによって、読みが外れても逆転の目が残るようになっている。

少ないルールでオリジナリティあるゲームに仕上がっている。
デザイナーはこのゲームしか作ってないみたい。もったいない・・・

ノヴゴロド

Novgorod

評価:4/10

カードだけでピック&デリバーを表現。
「アークライト」や「ジェンテス」デザイナーのエッセン新作。

テーブルにカードを並べてマップを形成。
各都市からカードを手札に入れることが、その都市への通行許可となり、商品の積み込みや、上位商品への加工ができるようになる。

わかってしまえばゲームルール自体はそこまで複雑ではないのだが、カードだけですべてを表現しているので手続きが強烈にわかりにくい!
その上、カードだけで表現していることによるゲームの面白さに対するメリットは一切ない!

新作が出るとツイツイ購入しちゃうデザイナーなんだけど、個人的にはハズレ率が高い・・・だけど買っちゃう・・・変な魅力。
今作は流石に駄作と言わざるを得ない・・・

ノブジェクト

Nobject

評価:3/10

指だけでやるお絵かきジェスチャー。

親が指でテーブルにお題を描いて、それを他のプレイヤーが当てるだけ。

誰でも思いつきそうな遊びをそのまま商品化・・・

線が見えないっていう部分が悪さしか生み出していない。

これはまれに見るひどさ・・・

ノープ!

NOPE!

評価:4/10

手札が無くなると脱落の、逆「ゴーアウト」。
デザイナー不明。

「ウノ」っぽいゲームなのだが、目的が逆。
手札が無くなったプレイヤーはゲームから抜けていき、最後に残ったプレイヤーの勝利。

捨て札の一番上のカードの指示に従えるカードを持っている場合は必ず出さなければならない。
写真の「青/黄の3」の場合、手札に「青が3枚」か「黄が3枚」ある場合、捨て札に出さなければならない。
複数枚出す場合は、出す順番は自由なので、次のプレイヤーが困りそうなカードを1番上に出すようにする。

カードを出せない場合は、山からカードを1枚引く。

序盤は手札が多いので、数字の大きなカードを出して手札を大量消費させることを目指す。
手札が減ってくると、逆に小さな数字で確実に手札を減らさせていく。

他プレイヤーの持っていない色を記憶するのがミソになるのかと思ったのだが・・・
そこまでの深みは無い!

感覚的に、貯め込むよりも使い切る方が爽快感があるってのもありそうで、運ゲーとしても「ウノ」を超えることは出来ていない。

カードの蛍光色が目に刺さる。

ノヴァ・ルナ

Nova Luna

評価:5/10

「ハビタッツ」の得点形式と「パッチワーク」のタイル獲得&手番システム。

「ハビタッツ」のモーセルと「パッチワーク」のウヴェの共作。

エッセン新作。

「ハビタッツ」&「パッチワーク」っていう表現以外無いぐらい、2つを組み合わせただけのゲーム。

で、それが上手い組み合わせかというと疑問・・・

見通しが悪くなっているし、見た目の楽しさやパズルとしての気持ちよさが無くなっている。

「ハビタッツ」も「パッチワーク」も持っている身からすると、あえてこれを選ぶことは無さそう。