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ニューフロンティア

評価:6/10

「プエルトリコ」のカード版として生まれた「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」がボードゲーム化。

かなり、素直な作りになっていて、始祖である「プエルトリコ」よりも素直なんじゃないかな。

非常に見通しが良くて、プレイ時間も程よい。

とても楽しみやすいゲームになっている。

個人的に「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」に感じていた「実感の無さ」(クローズアップしたイラストやSFってテーマが原因だろうか)も、豪華なコンポーネントによって補われている。

半面、見通しの良さから、すぐに飽きられそうな気配は感じられる。

そこらへんは拡張でカバーか。

こうなってくると、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」や「ロール・ファー・ザ・ギャラクシー」の癖の部分に魅力を感じてしまうのは、ひねくれ過ぎだろうか・・・?

西への道

評価:3/10

人を移動させて線路を敷き、その線路を汽車が走る。

87年の作品。今回のはマテル版だったけど、元はハンスなのかな?

ダイスを振って、出目の分だけ人駒を移動。(1回だけ方向転換可)

移動先のタイルをオープンして好きな向きにして置ける。

その後、自分の汽車を線路が続く限りバーっと進められる。

これを繰り返して最初に汽車がゴールマスに着いたプレイヤーが勝ち。

それほど見るところは無くて、素直につまらないゲームだね。

ニュートン

評価:6/10

17世紀の学者となり偉大な業績を残す。

ルチアーニと「エキスポ1906」のデザイナーの共作。

エッセン新作。

手番ではカードを1枚プレイして、示されたアクションを行う。

アクションの多くは「トラックを進める」アクション。

スタンダードな直線トラック、分岐のあるツリートラック、「マルコポーロ」のような地図トラック。

後は、クロスワード的な本棚を埋めるアクションと、追加のカードを手に入れるアクション。

各トラックには様々な効果が散りばめられていて、これらの効果を取る順番の計画がゲームの肝だろうか。

セットアップでほとんどの情報が丸見えなので、初回プレイだと情報の波に飲まれてパニック!

終盤になって、ようやく状況が見えてくるが、そのころには既に手遅れ・・・

最初から計画を立てて動かないとダメで、手なりプレイをゆるさない難度高めのゲーム。

要所で思い切ったプレイングが必要で、個人的には好き。

一緒の遊んだメンバーには不評だったので評価が分かれるタイプかもしれない。

セットアップのランダム性が高く、すべてのバランスを取ることは難しそうで、セットアップ次第では、唯一強力な戦略が生まれる可能性も有りそうで、それが見えるようになるとつまらないかもしれない・・・

ニンジャジントリ

評価:5/10

分身の術を駆使して相手を翻弄。

ゲームマーケット新作。

互いに自分の分身を増やしつつ、その中に本体を潜ませる。

相手の本体に自分の分身を当てることで、分身配置数を増やすことが出来る。

終了時により分身の数が多いプレイヤーの勝利となる。

面白いのは、ゲーム開始時に分身の増やす形状をカードにペンで書いて決めるってところ。

その形状を活かした戦術を組み立てていく感じだろうか・・・?

手番順の決定、必殺技の存在等々、疑問点は多いが、独創性には光るものがある。

ニューファンドランド

評価:5/10

アメリカ大陸発見&入植のレース。

「ヘリオス」デザイナーのハンス新作。

分類としてはアクションプロットになるのだろうか。

4種のアクションに対して船をプロットしてから、実際のアクション実行。

プロットがクローズじゃなくて、手番順にプロットしていく。

ワーカーの役割を果たす船を使ってプロットするのだが、船毎にパラメーターがあって得意なアクション、不得意なアクションがある。

あと、各アクションの実行順もプロットした船のパラメーターで決まってくる。

アクションは資源や得点獲得、エリアマジョリティ用の駒配置等、トリッキーなものは無い。

変わっているのは、得点がステータスの役割も果たしていて、ボーナスタイルに到達するとカードや資源が獲得できる。

これによって更なる得点や能力を得る。

誰かがボーナスタイルを通過するとボーナスタイルが後退して、後続プレイヤーはボーナスが取りやすくなる。

4ラウンドしか無いので、出来ることはかなり限られる。

スピード感はあるのだが、ちょっと自由度というか、プレイの工夫幅が狭いように感じた。

プロットも同時で無くて順番で行うことで、プロットの利点であるダウンタイムを減らす効果が無くなっている。

その分、他プレイヤーの動きに注目しろってことなのかもしれないが・・・

前回の「マジェスティ」、今作と続いて、ハンスは遊びごたえよりも遊びやすさにシフトしようとしているのだろうか・・・

なんだか「合わせている」感じで、業界を引っ張っていたハンスの面影が薄れつつある・・・

ニア&ファー

評価:5/10

「アバブ&ビロウ」系列のゲームブック式ボードゲーム。

今回はキャンペーンシナリオを搭載。

街で仲間を集めて、冒険に出るっていう「ドラクエ」的ゲーム。

冒険では、ゲームブック的な選択肢があるよ。

今作は「パンデミックレガシー」的なキャンペーンシナリオがある。

マップ1はチュートリアルみたいなので、マップ2とマップ3を遊んだのだが、マップが変わってもシステム的な味は全く一緒!

ゲームプレイ自体も、そこまで工夫の仕様が無くて、運要素は高め。

ストーリー部分を楽しめるなら、全マップいけそうだが・・・そうじゃなければ厳しいか・・・

ニャーロックホームズ:モリミァーティーの痕跡

評価:5/10

ライトな推理ゲーム。

IDWゲームズ新作。

カードには動物と時間が書かれている。

「花火」のように自分だけ見えないようにカード1枚をセットする。

この1枚が何なのかを推理する。

手札からカードを1枚出して、他プレイヤーに判定してもらう。

動物が一致しているか、時間の差が1以内なら「リード」。

そうじゃなければ「デッドエンド」。

このヒントとプレイ済みのカードから推理をしていく。

間違えたときのペナルティはそれほどきつく無いし、カードや得点トークンのめくり運も高いので、軽いノリで遊ぶのが正解だろう。

気楽に遊べる推理ゲームってのは有難い存在。

ニューヨーク・スライス・ピザ

評価:6/10

「もっとホイップを!」をピザでリメイク。

テーマがピザに変わっただけじゃなくて、少し変更点がある。

まず、スペシャルカードの追加。

ラウンド毎に1枚めくられて、これも切り分けで分配できる。

効果も様々なのだが、ものによっては特定の人にしか意味がないものもあるので、ここは好みがでそう。

あと、地味に変わっているのは「枚数がタイの場合、どちらも得点を得られない」ようになっていて、マジョリティ争いが熾烈になっている。

プレイ感はそれほど変わらない気がするけど、「もっとホイップを」は平坦すぎる気がしなくはないので、こっちの方が良いんじゃないでしょうか。

ニワトリも歩けば・エクストリーム

評価:5/10

シャハト「ニワトリも歩けば」をセルフリメイク。

ワンスート。0~49。

最初に手札を並び替えてから、手札の並び替えをしてはイケナイ。

そして、一番左か一番右のカードしか出せない。

リメイクでの変更点は結構ある。

単独で取れればプラス点になるブタカードや、裏向きに出せるカードの追加。

あと、最終トリックに勝つとマイナスカードを捨てられる。

リメイク前は大きいカードだらけだと、どうしようもなかったんだけど、今作ではある程度希望がもてるようになっている。

メンバーの空気感がわかってからが勝負のゲームなので、数ディール遊ばないと魅力は出にくいかも・・・

ニューベットフォード

評価:5/10

アクションエリア(建物)を自分で作るワーカープレイスメント。

捕鯨がテーマ。

自分が作ったアクションエリアは誰でも使えるのだが、他プレイヤーが使う場合は1金支払わないとイケナイ。

「ケイラス」をシンプルにした感じ。

捕鯨時のタイルにランダム性があるし、スタートプレイヤーもラウンド毎に回るので、そこまでシビアなゲームでは無さそう。

ただ、捕鯨時のタイルめくり以外にランダム性は無くて、建物は好きなものから建てられるので展開が固定化しちゃうかも・・・

別売りの拡張を入れると建物タイルがランダムになるみたいなので、それによって展開が変わってくるかも・・・