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トンガ・ボンガ(2024年版)

Tonga Bonga

評価:5/10

ドラの「トンガ・ボンガ」のリメイク。
イベントタイルとリロールの追加。

イベントタイルは、ランダムでマップ上に配置され、即時ボーナスだったり、追加移動力だったりが得られる。

あと、ダイスがリロールできるようになった。

イベントタイルの方は、バリエーションが出るのでまぁ良いのだが、問題はリロール!
ダイス目に翻弄されるドラマを楽しむゲームだと思うのだが・・・

サルデーニャ」でも感じたけど、playteはアレンジがあんまり上手くないように感じる・・・
どちらも、もとのルールで遊べるから良いっちゃ良いんだけど。

トラスト・ミー

Trust Me

評価:5/10

同じ数字を合わせるブラフゲーム。
「ボンサイ」や「シミロ」のデザイナー新作。

1~6のカードが5枚ずつ。
手札1枚ずつ、場に4枚のカードを表向きに並べる。

手番開始時に山から1枚ドローして、2枚になった手札から1枚をプレイする。
プレイ方法は3種類。

1つ目のプレイ方法。
場のカード1枚の横に「これと同じカードです」と手札から裏向きでカード1枚を置く。
他のプレイヤーは信じるか信じないかを多数決で決める。
「正しい&信じる」の場合は、手番プレイヤーはそれら2枚のカードを自分の前に確保する。
「正しい&信じない」の場合は、手番プレイヤーはそれら2枚のカードを自分の前に確保した上に、連続手番!
「正しくない&信じる」の場合は、手番プレイヤーはそれら2枚のカードを自分の前に確保した上に、それらのカードの値の差分の得点チップを獲得できる。これが一番良い!
「正しくない&信じない」の場合は、それら2枚のカードを場に残して、手番プレイヤーは何も受け取れない。

2つ目のプレイ方法。
手札から1枚を場に表向きに配置する。
さらに自分の前の確保したカードを得点化できる。
得点化するには、連番セットか同値セットじゃなければならない。

3つ目のプレイ方法。
手札から1枚を場に表向きに配置する。
場から他のカード1枚を取り自分の前に確保する。

シンプルなブラフゲーム。
が、山札が1回枯れると、確保したカードが全て捨てられてしまうっていうルールが効いていて、山札が減ってくるとブラフの比率が変わってくるのが面白い!
ただ、4人プレイだと流石にカード枚数が少なすぎる気がする・・・

ドロッピングドロップス

Dropping Drops

評価:5/10

「ぷよぷよ」みたいに同じ色が揃うと消える落ち物パズル風ゲーム。
が、今作は消したカードが失点になるので消しちゃダメ!
ゲームマーケット新作。

場に5枚のカードが並んでいる。
それを見て、手札から1枚を同時出し。
小さい数字のカードから左詰めで配置していく。

この時、同じ色が隣接してしまうと、それらのカードを失点として獲得。
さらに、空白になった部分に上からカードが詰まってきて連鎖失点も!

序盤の失点は大したことないのだが、中盤以降の失点は大変なことになる。

4人プレイだとNPCのゴーレムが登場するのだが、これが指針となって良かった。

トリックショット

Trick Shot

評価:5/10

ビリヤードのエイトボールをテーマにしたトリックテイキング。
ゲームマーケット新作。

1~15とA~Kの2要素あるカードを使い、数字かアルファベットのどちらでもフォローできるマストフォロー。

ちょっと文字だけで説明が大変なので割愛するが、かなり変わったルール。
色々と他に見ないルールが盛り込まれていて「ビリヤードを再現しよう!」っていう気概は感じるんだけど、ちょっとゲームとしては複雑すぎてアンコントローラブルに感じられた。

エイトボールの「1~7もしくは9~15を落としてから8を落としたら勝ち」っていうルールは、カードゲームに向いていそうなルールだね。

ドラゴンズケイブ

Dragon's Cave

評価:4/10

ドラゴンに見つからないように洞窟を進んで宝を得る。
「サフラニート」のデザイナー作。

1人がドラゴン役となる。
他のプレイヤーは進みたいマスのカードを1枚を選んで裏向きで出す。
ドラゴン役は誰かが選んでいると思われるマス色を指定。

ドラゴンに当てられなかったプレイヤーは駒を選んだマスまで進めて、そこに示されたコインを得る

ドラゴンに当てられたプレイヤーは、後方に駒を戻されるうえにコインを奪われてしまう。

あと、「布袋」カードを出すと確保したコインを自分の宝箱に入れて奪われなくでき、さらに使用済みのカードを手札に回収できる。

ドラゴン役は順番に回っていく。

マスの色毎にコインの多い少ないがあったり、使ったカードは自分の前に置いていき、徐々に選択肢が狭まっていくのが、心理戦のフックになっているのだが・・・

ドラゴンに当てられた時のデメリットが大きすぎて、コインが少し手に入ると「布袋」でコインを得点化をこまめにし過ぎて、ドラゴンがカードを当ててもコインを1枚も持っていない・・・ってことになる。
リスクとリターンのバランスが良くないのかな・・・?

ドラキュラ vs ヴァン・ヘルシング 

Dracula vs Van Hellsing

評価:4/10

ドラキュラとモンスターハンターの対決。
2人用。
BGAでプレイ。

1〜8、4シート。

手札5枚ずつ。手札を並び替えてはイケナイ。
手番では山の一番上のカードを引いて、そのカード自体を捨てるか、手札と入れ替えて入れ替わったカードを捨てるか。

捨てたカードのランクに応じたアクションを実行。

捨て札が6枚以上溜まるとラウンド終了宣言ができて、そうすると相手が1手番してラウンド終了。
手札を公開して、対面するカード同士で対決。
基本的にランクが高いほうが勝つが切り札スートが存在する。

トリックテイキング的な面白さを期待したのだが、フォローの概念が無いので、単純な数字比べ。
あと、ランクが高いカードほど強いアクション効果となっているので、純粋に高いランクを引いたほうが有利で引き運は強そう。

勝利条件が非対称なので、そこを意識するともう少し楽しめたかも。

トレオス

Treos

評価:4/10

プロット移動でお使いレース。
BGAでプレイ。

カード3枚プロットで自駒を移動させて個人ミッションを達成していく。

すごい平凡なゲームシステム。
デッキビルド要素があって、おっと思うのだが、トップに対するブレーキがあまりないので、序盤に良い移動カードを取れるかが勝負の鍵!

トレッキングヒストリー

Trekking Through History

評価:5/10

タイムマシンで歴史的瞬間を巡る時間旅行ツアー。
トレッキング:ザ ナショナル パークス」等のトレッキングシリーズ新作。
SDJロングリスト入り。

「テーベ」式の手番システム。
手番では、場のカードを1枚取るだけ。
カードは歴史的な1シーンが年代と共に示されている。
カードは年代順に取れれば、カードを重ねていける。
過去のカードを取った場合は、それまでのカードを山にして新たなカードセットを始める。
カードの山に含まれる枚数が多いほど高得点。

あと、カードを取ると、カードに示されたチップと、カードが置かれていたスペースに示されたチップを獲得できる。
チップはマイボード上に配置していき、得点やクリスタルを手に入れられる。

とても分かりやすいゲーム。
カードの巡り運は大きいが、手番順コントロールや、他プレイヤーと狙いの年代をズラす等、考えどころも残っている。
SDJロング入りも納得の遊びやすさ。

トリックステークス

Trick Stake

評価:5/10

競馬+トリックテイキング。
カワサキファクトリーのゲームマーケット新作。

1~13,4スート。
マストフォローで、切り札有りだが特殊。

各プレイヤーが馬1頭を担当し、自分の馬が2位以内に入ると得点!
それと共に、事前に馬券を買っていて、その着順を当てることでも得点が貰える。

手札が悪い場合は、変に自分が勝たずに、買った馬券の馬(のプレイヤー)に勝たせることも大事になってくる。

で、このゲームがすごいのは、使った手札を保持して置いて、次のディールでは左隣のプレイヤーに手札と馬を丸々渡す。
いわゆるデュプリケート方式で、徐々に各馬の性能(手札構成)が見えるようになっている。

カードも裏面からスートが分かるカードなので、他プレイヤーが持っていないスートでリードして切り札で勝たせることも狙える。
が、各プレイヤーの馬券の兼ね合いもあるので、なかなか思いが通じない時もあったりする・・・

ルールを読んだ段階だと、「これは傑作間違いなし!」と思ったのだが、実際遊んでみると想像以上に重苦しい・・・
裏からスートが分かるカードは、テンポを削ぐことが多いので取り扱いが難しいね。

ドッガーランド

Doggerland

評価:6/10

石器時代テーマのワーカープレイスメント。
新人デザイナーコンビ。

ワーカーの配置と実行が分かれているタイプのワーカープレイスメント。
特徴はメインボード上の採取、狩猟タイル上へのワーカー配置。
自分のテントから移動距離内で誰も駒を置いていないタイル上にのみ配置できる。
動物は誰かが狩ってしまうと無くなってしまうし、資源も2回取られると枯れてしまう。
徐々に広がる盤面と共に、自分のテントを進めて行くことになる。

あと、夏ラウンドと冬ラウンドが交互にくるのだが、冬ラウンドはアクションコストが高い!
夏に好き勝手していると、冬に何もできず家に引きこもることになる・・・
この緩急の付け方はテーマと合っていて面白い!

何かと細かいルールが多くて「このルール意味ある!?」と言いたくなるが、あとでそのルールに悩まされたりして「そういう意味があったか・・・」となったりした。

遊びやすくまとまりが良いゲームは他にあるけど、このゲームならではの味があってハマる人はハマるかも。