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ドンピエール

Don Pierre

評価:5/10

ワイン作りがテーマのボードゲーム。
6キャッスルズ」「カフェ」デザイナーの新作。

ブドウを収穫して、それをプレスしてワインにして、販売する。

特徴的なのはアクション選択。
6種類あるアクションから1つを選択して実行するのだが、各アクションは回を増すごとに強力になる。
ただし、ゲームを通しての各アクションの実行可能回数は決まっているので、無駄に使うことも出来ない。

あと、一部のアクションのコストは「一番実行していないアクションの実行回数」によって決まる。
平たく様々なアクションを実行しているとアクションコストが高くなってしまう。

中々、意欲的なデザインなのだが、目標カードの強弱があるように感じるし、アクションコストのシステムも上手く機能しているようには感じられない。
同デザイナーの他のゲームと似た感想。
誰か優秀なデベロッパーと組めば化けるかも。

トリビューナル1920

Tribunal 1920

評価:6/10

弁護士同士の法廷バトル。
キャメルート」のデザイナー。
2人用。

3×3のグリッドで3目並べることを目指す。
手番では、カードを1枚ドロー(必須)してから、駒を配置(任意)。
駒を配置する際は、そのマスに示されたカードを手札に持っていることが条件だが、ブラフ可能。
「異議あり!」と言われると、実際持っているかチェックするのだが、この時の処理が少し変わっている。
実際に持っていた場合は、それらのカードを見せて捨て札にして同じ枚数を山からドロー。
持っていない場合は、手札は見せずに駒は置けず、代わりに異議を唱えたプレイヤーが「任意の場所に」自駒を配置できる。

こう書くと、「異議あり!」することがノーリスク、ハイリターンのように感じるが、ここに2つ目の勝利条件が効いてくる。
山札が切れた場合、(3×3とは別にある)都市マスのより上位に駒を置いているプレイヤーの勝ち。
「異議あり!」を失敗してしまうと、山札が大きく削られることになるので、相手が都市マスで優位な状況では「異議あり!」を言いにくくなる。
逆に自分が都市マスで優位だと、本当のことを言っていることが分かっていても、あえて「異議あり!」する状況が生まれたりする。

あと、山が1周しかしないのでカウンティングも有効。
単なるブラフ合戦の心理戦ゲームかと思ったのだが、意外と考えどころがあるように感じた。
慣れてきたら、「最終的には心理戦」って評価に落ち着くかもだけど・・・

ドミニオン:繁栄

Dominion: Prosperity

評価:7/10

白金貨という高価値金カードと、植民地という高得点カードが追加された。

簡単に多くのお金が手に入るようになったので、停滞感が無くて気持ち良い。

でも、ちょっとコンボが過ぎる気もする。
ここらへんで僕の「ドミニオン」は終わりにしても良いかもしれない。

ドラフト・ホース

Draft Horse

評価:6/10

二人でブースタードラフト。
海外の同人ゲーム。

手札5枚をブースタードラフト。
そうして出来た5枚を自分の前に配置していく。

カードは「荷物」と「馬」の2種類。
「荷物」は左側、「馬」は右側に配置する。

カードを1枚捨てることで出荷することが出来る。
その時、「馬」の数値合計が「荷物」の数値合計以上でなければならない。
荷物は全て得点化。
馬は「荷物合計と馬合計を一致させる」や「荷物を1種類だけにする」ことで獲得できる。

馬の配置は降順になるように配置しなければならないルールがあって、これがボーナスやドラフトに上手く噛み合っていてゲームの格を1段階上げている。

基本的に大きな数値のカードが良いのだが、状況によっては小さい数値が必要になることもあって、その変化がゲームに起伏を生み出しているのも上手い。

ドミニオン:海辺

Dominion: Seaside

評価:8/10

ドミニオンの「陰謀」に続く、第2弾拡張。

久々に遊んだけど、毎回傑作具合に驚愕する。
毎回「勝利点が邪魔になってる!」ではしゃげる!
偉大なゲームだ。

持続っていう次の手番にも残る効果のカードが追加された。
弱い永続効果みたいなもんなんだけど、本物の永続効果のカードを追加しないあたりに「ドミニオン」を大事に大事に育てようとしていた姿勢が見えて良いね。

盗賊の親方

Master Thieves

評価:4/10

異常にコンポーネントが豪華な記憶ゲーム。

12個の引き出しが付いた箱。
各段は回転でき、箱全体を裏返すことも出来る。

同じカードセットを持っていて、全員1枚を同時出し。
キャラクター順にアクションを実行していく。

各プレイヤーの前には白の布と黒の布があり、白布の上の宝石は偽物でマイナス点、黒布の上の宝石は本物でプラス点となる。
白布の上の宝石を箱に入れ、箱から取った宝石を黒布の上に置くことになる。

せっかくのコンポーネントなのに、ルールがそれを全然生かせていない・・・
回転だったり、ひっくり返しのタイミングが曖昧過ぎるのが一番の原因だと思われる。
展開を読む気を失わせ、記憶する気を失わせ、ゲームに勝つ気を失わせる。

もったいない・・・

トロス

Tholos

評価:6/10

駒を積み上げてマジョリティバトル。
二人用アブストラクト。

各マスには塔のように駒を重ねていくのだが5個までしか置けない。
全てのマスが5個になったらゲーム終了で、各マスでマジョリティを取った方が得点。

手番では「駒を補充する」か「駒を配置する」の2択。

駒補充は「自駒なら3個まで」「相手の駒なら1個だけ」「中立駒なら2駒で」補充できる。
ただし、手元に置けるコマの数は3個まで。

駒の配置は手元から好きな駒1つを盤面のマスに配置する。
この時、自分の駒を配置した場合は置いたマスに対応するアクションが実行できる。
アクションの種類は「一番上の黒駒を移動する」や「一番上の駒を除去する」や「相手の手元から駒を1つ盗む」等々・・・

面白いのは得点形式。
そのマスに含まれる自分の駒は+1点、相手の駒は+3点、中立駒はー2点。
マジョリティを取っても、下手するとマイナス点になることも・・・

最初はどう動けばいいか分からず、何となくで進むのだが、気が付くとどちらかのプレイヤーが身動きの取れず、どう動いても抗えない状況になっている。
勝負が決まった瞬間がどこかにあったはずなのだが、振り返ってみてもそれがどこだったのか分からない・・・知らぬ間に死んでいる・・・
何とも不思議な魅力があるゲーム。
アブストラクトが得意な人なら何か見えるのかもしれない。

唐苑

Tang Garden

評価:4/10

「カルカソンヌ」的なタイル配置で庭作り。
「西安」デザイナーと「シニョーリエ」デザイナーの共作。
Tabletopiaでプレイ。

共通盤面にタイルを配置するか、それらのタイルの上にオブジェクトを置いていく。

タイル配置やオブジェクト配置で、ステータスを上げることで人物を盤面に配置することが出来る。
人物は、それぞれ好みの風景やオブジェクトがあるので、それにあった盤面を作っていく。

色々と工夫があって、ルールだけ聞くと面白そうなのだが、中盤からダレてしまった・・・
オンラインということもあって、風景やタイルの確認に手間取ったのが要因かも。

ドレッドフル・サーカス

Dreadful Circus

評価:5/10

「クーハンデル」や「ポンジスキーム」の秘密入札を使った競りゲーム。
フェドゥッティの新作。

オークショナー2人が手札からカードを1枚ずつ出す。
他のプレイヤーは、自分の箱にお金や契約書を入れてほしいカードの横に置く。

オークショナーは箱を1つずつ覗いて、良いと思った箱の中身を受け取ってカードを渡す。
この時、1度見て気に入らないと思った箱は持ち主に返してしまうので、「やっぱりさっきのが良かった!」と後戻りできないっていうのミソ。
見る順番が大事になってくる。

メインシステムは面白いのだが、カード効果がやっぱりフェドゥッティ!
「他プレイヤー1人のカードを除去する」「他プレイヤー1人を指名して銀貨4枚まで盗む」「左隣のプレイヤーからカード1枚を盗む」等々・・・
とんでも効果だらけで、真剣に遊ぶ気にさせない。

ドージェ

Doge

評価:5/10

ベネツィアに邸宅を建てドージェになることを目指す。
コロヴィーニ。2000年。

やることは7エリアでのクローズビッド。
7枚の数字チップ(0,1,1,2,2,3,3)を3つのエリアに分割して置く。

全員が同時に任意の1エリアにチップを置いていくのだが、
既に自分のチップが置かれているエリアにはチップを追加できない。っていうのが肝。
必ず、3回別々のエリアに置かないとダメ。

チップを置き終わると、各エリアのマジョリティチェック。
1位は家を2個、2位は家を1個置ける。
家を規定数置くと邸宅に変換でき、この邸宅がゲームの勝敗で重要になってくる。
1位には更に評議員駒の移動の権利があり、この評議員駒はマジョリティ争いで追加の1票となる。
この評議員駒を使って、後のエリアでのマジョリティ結果に手を加えられるわけだ。
また、評議員駒の権利を放棄して、自分の家駒の移動をすることも可能。
家→邸宅化のコストは邸宅が増えれば増える程高くなるので、早めに邸宅化することも大事になってくる。

クローズビッドは苦手なジャンルだが、3回に分けた同時出しにすることでバッティング色を強めつつ、しっかり悩み所も残している。
ここら辺の調整は「流石コロヴィーニ!気が合うなぁ」というところか。

ただ、邸宅化のコストがだんだん上がっていくので、最初に出遅れたプレイヤーの逆転が難しい・・・
序盤に2回ぐらいミスると、立ち直れないんじゃないかな・・・?