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ゴールデンホーン

評価:6/10

コロヴィーニ+ピアトニック。

あまりルールが出回ってないようなので、ちょっと詳しめに書いてみます。

ただ、ドイツ語ルールしか入ってなくて・・・ほぼ機械翻訳なので、間違ってたらゴメンナサイ。

コロヴィーニってことで、正体隠匿やアブストラクトを想像したのだが、どっちでもなーい!

運要素もそこそこある30~45分級のゲームだったのです。

各プレイヤーは、帆が3色の船、帆が2色の船、帆が1色の船の3隻を持っている。

そんな船たちがヴェネツィア・コンスタンティノープル間を行ったり来たりすることで商品を獲得していく。

商品は6種あるのだが、基本1個1点。

6色セットを作ると+4点。

5色セットで+2点。

4色セットで+1点。

だ。

で、手番では船1隻を1マス進めるだけ。

なのだが、港以外のマスには1隻しか入れず既に他の船がある場合は更に先のマスへ進む。

加えて、マスの色と船の帆の色が一致すれば更に先のマスへ。

更に更に、手札からマスの色と一致するカードを出すことで先のマスへ。

ってな具合。

下手するとヴェネツィアからコンスタンティノープルまで1手番で行けちゃったりする。

ヴェネツィアとコンスタンティノープルには常に商品駒が9個ランダムで置かれている。

そこから船を動かすときは、商品駒1色全部を載せてから出航する。

この時に、船のマストと同じ色の商品は積み込めない。

逆にヴェネツィアかコンスタンティノープルに船が到着したら、積荷を全部自分の倉庫へ入れて、得点化することができる。

加えてカード補充がある。

1色の船なら3枚、2色の船なら2枚、3色の船なら1枚。

4人プレイ時にはヴェネツィアとコンスタンティノープルの中間にある中継港に止まることでもカード補充ができる。

あと、手番の最初に海賊行為を行うことも可能。

手札から攻撃相手の船の帆の色のカード2枚を出して、その船から商品を1個奪える。

奪った商品は即座に自分の倉庫へ。

って感じかな。

終了条件はどちらかの港から商品が無くなるか、倉庫に6色揃えたプレイヤーが「終わり!」って言うかどちらか。

どれだけ他の船を利用して長距離移動するかってゲームなのだが、どうも勘所がわからず、気がつけば1隻ポツンって状態に・・・

海賊行為が凶悪なんじゃないかと思っていたが、そうでもない。

むしろカードは移動の為に使ったほうが有意義な気がした。

他の駒を利用して大きく移動するゲームは良くあるが、中央付近で交差するって部分が珍しくて、動きがよみにくくなっている。

古き良きドイツゲームを思わせるゲームデザイン。

こういうゲームが2013年に発売されることに意味がある。

のだろう・・・

小早川

評価:6/10

手札1枚のギャンブルゲーム。

手札は1枚。

数字を比べて一番大きいプレイヤーがコイン総取りっていうシンプルなルール。

だが、数字が一番小さいプレイヤーは場に公開されている小早川カードの数値をプラスできる。

このルールが良く出来ていて程よくドラマが生まれるようになっている。

ベースシステムは良く出来ているのだが、ちょびっと気になる箇所がある。

最終ラウンドだけ2倍になるビット額。

これには無理やりな盛り上げ感を感じちゃう。

ラウンド制じゃなくて規定得点になったら勝ちみたいなルールの方が良いかもね。

収束性が悪くなるけど・・・

あと、スタートプレイヤーは順番に回るようにした方が平等かもね。

あとあと、カード枚数を増やしてカウンティングできるようにしたらゲーマーは喜びそう。

そんな感じにヤイヤイ言いたくなる。

アイデアはとても良いんだけど、調整がもうちょいって感じかな。

コール トゥ グローリー

評価:7/10

日本勘違い系だが、システムはしっかりしている。

カードを2枚引いて、同じ種類のカードを2枚以上出すか、1枚を捨て札にする。

これを繰り返すだけっていうシンプルなルール。

プレイしたカードはゲーム終了時に得点になるので、あまり捨て札を選びたくないのだが、そう簡単な話ではない。

同じ種類のカードは場に1セットしか存在できないのだ。

他のプレイヤーがより多い枚数出した場合、それまで出していた同種のセットは全部捨て札になる。

どれぐらいの枚数溜まったらプレイするかの判断が面白ポイント。

誰かがカードをプレイしだすとみんながプレイし始めてゲーム終了が急速に近づく。

ほんと、いつ行くかを判断するゲームだね。

あと、捨て札からもドローできるっていうのも肝。

良いカードを他のプレイヤーに与えないようにってのが基本だが、あえて他のプレイヤーが取れるようにして争わせるってのも良い。

取られたくないカードは、他のカードで覆い隠してしまうのも大事。

ここまでシンプルなルールで、程よく悩ましい。

最近の複雑なゲームに慣れていると、このシンプルさはなんだかホッとできる。

あと、ゲームとは関係ないけどカードの質感が独特。

Z-MANのカードっぽくヌルッとしているのだが、良く滑る。

これほど良く滑るカードは始めてかも。

シャッフルがしにくいしにくい。

「ドライブ」からの追加バリアントが2種追加されているのだが、未プレイ。

プレイできたら追記します!

ごちそう畑

評価:5/10

カタツムリを転がして自分の色の苗コマを倒す。

円柱コマを滑り台から転がして、盤面の苗コマを倒す。(魚コマじゃない!)

それだけ!

けど、意外と楽しい。一気に3つぐらい倒せると爽快。

カーブとかかけたりしてね。まぁ、そんなちょこざいなことすると大体失敗するけどね。

最初にランダムに苗コマを置くのだが、これによる有利不利がでかいね。

まぁ、子供向けゲームにそんなこというなってね・・・キモイマンですいません・・・

ゴブリン株式会社

評価:6/10

ゴブリンがペアを組んで、ロボットを作って戦わせる。

この説明だけでバカバカしさが溢れ出ているが、ゲームシステムでも上手くテーマを表現できている。

2人ずつのペアになって1体ずつのロボを作る。

ほぼ4人専用ゲームなのだろう。

このゲームの面白いところは「ペアと言っても仲間ではない」。

各自が秘密の目的をもっているのだが、時には自分チームのロボを負けさせることが目的になったりする。

なので、組みあがるロボがヘンテコな造形になり、チグハグな動きをすることになる。

ゴブリンがギャーギャーと操作している感じが良く出ている。

ボコボコと作り上げたものが崩れていく感じは「ギャラクシートラッカー」と似ている。

だが、明確な目的ができたことで指針は立ちやすいし、ペア戦にすることでどうなってもいいや感は無くなっている。

ペア戦なのに完全に仲間じゃないっていうのは新鮮で楽しい。

一度プレイする価値はあるゲームだ。

だが、戦略云々なゲームではないので、リプレイ性は低そうだ。

荒野の1ドルペンギン

評価:4/10

6面に別々の動物が描かれたダイスを振って、役を作ってコインを稼ぐ。

役揃えダイスゲームといえば、振り直し。

このゲームにもある。

振りなおすのに必要なのがペンギンコマ。

このペンギンコマには他にも使い道があって、1個消費すると振るダイスの個数を増やせる。

これがこのゲームの特徴かな?

地味だけど・・・

他にコレと言った特徴がないのだが、

3周でゲーム終了って決まってるので、他のダイスゲームのように変に長引くこともないってのが良い所。

ただ、逆転が難しくなっており、そこらへんどっちを取るかって感じね。

ダイスゲーム好きじゃない限り、オススメはできない。

コスモノーツ

評価:6/10

宇宙船で太陽系惑星を巡るレースゲーム。

水金地火木土天海 + ハレー彗星にそれぞれ着陸して最後に地球に戻る。

宇宙ってことで空気抵抗がない。

1回加速すると、ずーっとそちらの方向に進み続けてしまう。

スピードが出すぎたら、逆方向に加速することでブレーキをかける必要がある。

この移動方法が、新鮮で楽しい。

惑星はもちろん公転してる。

先読みして、ライン取りする必要がある。

みんな同じ動きをしてしまいそうに思えるが、

そこに変化を加えるために各自秘密の目的カードがある。「木星に1番に着け」や「金星に2番に着け」とか・・・

他にも、各ターン最初にスタートプレイヤーが決めるイベントカードも強すぎず弱すぎず、程よくアクシデントを起こしてくれる。

宇宙ものはあまりピンと来ないのだが、これは好き。

宇宙のロマンは無重力と公転なのだ。

決してビームやエイリアンではない!!

コード オメガ

評価:3/10

長細い3列のタイルの溝が1直線に繋がるように配置する早解きパズルゲーム。(上級は4列)

流れはウボンゴに似ている。

が、最大の欠点は完成した時の達成感の無さ。

ピチッと、はまらないタイルが原因か・・・

あまり工夫のしようのないパズルルールが原因か・・・

ウボンゴのヒットに便乗したんだろうが、

2匹目のドジョウはすくえなかったみたいね・・・

Schmidtって値段が安くて良いけど、なんか緩いよね・・・

どうも信用がおけないメーカーだ。

ゴールドシーフ

評価:2/10

同人クオリティの海外ゲーム。

・メーカーがアスマデ。(アスモデじゃない・・・)

・絵は完全に素人

・なのに、同じカードで数パターンの絵があったりがんばっている。

ここらへんにゾクゾクしだしたら、プロになった証拠。

カードのイラストを見た瞬間に感じた感情。

それが、このゲームの全てを表していると言って良い。

この窓どの窓?

評価:5/10

カードの四角と同じ大きさの窓に早い者勝ちでコマを置く。

白黒で描かれた四角は、色つきの四角とは大きさが違って見える。

そんな目の錯覚を学ぶゲーム。

一回出た窓は2度とでないので、若干の記憶要素もある。

1回プレイしたら十分なゲームではある。