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オラクロス

Oraklos

評価:4/10

占い師となって、王が望む信託をいち早く探し出す。
スプロッター。1997年。

4色のキューブを机に放り投げて、自分の手札(王の望むパターン)と同じ形状に並んだキューブを探し出す。
ただし、穴が上を向いたキューブは無効となり、さらに指定の4つのキューブが作る4角形の中に他のキューブが存在してはダメ。
昔の石占いとかがテーマになっているんだろうね。
それにしてはテーマの付け方にトゲがあるが・・・

かなり制限がきつくて、探すというよりは、「偶然あったらラッキー」みたいなゲームだった。

振り入れるキューブの数をコントロールするフェイズがあるのだが、5人だとそこまで戦略的なことは出来ず、結局平たい場になることが多かった・・・

オリフラムⅡ:紅蓮

Oriflamme2

評価:6/10

オリフラム」の続編。
単体でも遊べる独立拡張。

続編なだけあって、キャラクター効果は少し複雑になっている。
カード効果を組み合わせることで様々なコンボを生み出せそうなのだが、他プレイヤーの思惑と絡んで上手くいかないのも同様。

1と組み合わせることでほぼ無限の組み合わせが作れそうなので、「オリフラム」好きな人は買って損はないだろう。

おぼえて9

Oboete Nine

評価:4/10

札が補充され続ける神経衰弱。

十二支が描かれたタイルが3×3に表向きに並べて、それを記憶して、全て裏向きにする。

手番では、お題カードに示された場所のカードを全て言い当てると、それらのカードを全て獲得。

空いた場所にはカードが補充される。

同じ場所のカードの内容がコロコロ変わることになるので、記憶が混乱してくる。

大人にはちょっとしんどいド直球の記憶ゲーム。

オールド・ロンドン・ブリッジ

Old London Bridge

評価:6/10

ロンドン橋の建設。
スカイライナー」「ハット」のブリエル・ブボラとコロヴィーニの共作。
現在キックスターターで出資募集中。Tabletop Simulatorでプレイ。

手札1枚を同時出しで手番順を決定。
6種類の建物から1つを選択して自分の前に配置する。
同じ建物をは(基本的に)選択できないので手番順が重要。
建物は自分の前に降順で配置しなければならなくて、そう出来ない場合は既存の建物を上書きしてでも降順ルールを守らなければならない。

建てた建物の種類に応じてトラックを進めたり、お金やカードを獲得する。
この時、今回建てた建物と同じ紋章の数がアクションパワーとなるので、同じ紋章を集めると後半えげつないアクションが実行できるようになる。

あと、公園は降順ルールの区切りとなるのも重要で、プレイヤーによって取りたい建物の数字のレンジが変わってくるのも面白い。

目新しさは無いけどまとまりは良い。
コロヴィーニっぽさは薄いので、ガブリエル・ブボラがリードデザイナーじゃないかな。
個人的には好きなデザイナーなんだけど、どうもメジャー感が無くて、万人受けはしにくそう・・・(そういう意味ではコロヴィーニと相性はいいのかも)

折り紙

Origami

評価:5/10

折り紙モチープのテキストカードコンボゲーム。

システムとテーマのアンバランスが気になるが・・・

システム自体はシンプル。
手番では、
「カードドロー」
「カードプレイ」
「カードのスペシャルアクション実行」
のいずれかを行う。

カードをプレイする際のコストも手札のカードを使う「サンファン」方式。
カードには即時効果とスコア効果とスペシャルアクションがある。
スペシャルアクションのカードが自分の前に見えていると手番を使ってそのアクションを実行できる。

ここにちょっとした工夫がある。
カードは自分の前に2山しか存在できず、一番上のカードのスペシャルアクションしか実行できない。
さらに、2つの山は出来るだけ同じ枚数になるようにカードを置いていかなければならないので、便利なスペシャルアクションもいずれは上書きされて使用できなくなってしまう。
意図的にカードコンボを制限している。
カードコンボ好きには爽快感を欠いていると思われそうだけど、個人的にはこれぐらい抑えてもらった方が有難い。

おにぎりさん

評価:5/10

協力しておにぎりセットを作る。
同人ゲーム。

カードは、「ごはん」「のり」「こんぶ」「うめ」「しゃけ」の5種類。
手札3枚で、手番では1プレイ1ドロー。

各プレイヤーの前にはカードスロットが3か所ずつあり、ここにカードをプレイしていく。
最初に「ごはん」を置いて、その上に「具材(こんぶ、うめ、しゃけ)」、最後にのりを重ねて完成。
プレイ方法に工夫があって、他プレイヤーの前にプレイしないとイケナイ。

各プレイヤーの前に、こんぶ、うめ、しゃけの3種類のおにぎりを完成できれば勝利。
誰かがカードプレイ不可能になったら負け。

カードがプレイできなかったり、戦略的に「つまみ食い」をすることも出来る。
自分の前の完成しているおにぎり1つを捨て札にする。
カード枚数は限られているので、あまり「つまみ食い」し過ぎると勝つことは出来ない。

最初は「はい、ごはんどうぞ~」「はい、こんぶ~」と和やかに遊んでいて・・・「こんな緩いゲームなの?子供用??」と思っていたら、急にシビアな状況になっていく。
この急激な難度上昇が今作の魅力か。

オーマイブレイン

Oh My Brain

評価:5/10

手札が2段階になっているゴーアウト系ゲーム。
カタラの新作。

カードは0~19。
小さめと大きめのカードは1枚ずつしかなく、中間値のカードは4枚ずつ。
例外的に0は4枚。

手番では場にカードをプレイしていく。
場のカードよりも大きな数字のカードしかプレイできない。
プレイできない(したくない)場合は、ライフポイントを失い場を流し場に好きなカードをプレイする。

各プレイヤーは墓地と呼ばれるカードスタンドを持っていて、ここにもカードを置かれている。
手札が3枚未満になると、墓地から任意のカードを取って手札が3枚になるようにする。
手札も墓地もすべてなくしたら、ようやくゴーアウトできる。

あと、同じ数字のカードは同時にプレイできる。
1枚だけ場に出して、他のカードは他プレイヤーの墓地に分配する。

カードスタンドが目を引いて、何か起こりそうな気がするゲームデザインなのだが、実際遊んでみると何も起きない!
手札運が勝敗の大半を占めるパーティーゲーム。
たまに、ダイスロールによる派手な手札交換が起こったりもするしね・・・

おじゃまっシー

Block Ness

評価:7/10

狭い湖で巨大モンスター同士の場所の取り合い。
「ルーニークエスト」のデザイナー新作。

「ブロックス」のように自分のパーツを順番に置いていって、最終的に手元のパーツが少ないプレイヤーの勝ち。

自分のモンスターの頭か尻尾に隣接するようにパーツを置き、伸びた先に頭や尻尾を付けなおす。
つまり、常に起点は2か所あることになる。

ルール読んだ段階だと、「なるほど・・・見えまくりのイカツい多人数アブストラクトね・・・」と思っていたのだが・・・
実際遊んでみると、常にままならない状況、驚きの一手、それでいて程よく制限された手の幅、見た目の華やかさ。
非常に好みのバランスのアブストラクトだった。

システムだけ見ると運要素無しのガチガチのアブストラクトなんだけど、立体要素が新たな思考を要求してくるので、少なくとも初回はアブスト力の差が出にくくなるんじゃないかな。
もちろん、テーマもイカツさを和らげてくれているしね。

他プレイヤーの頭と尻尾の上は通れないルールや、
配置済みのパーツの下はくぐれないっていうルールが、
文面以上の効果を生み出していることに気づいて、一気に評価が上がった。

こういう気づきの為にボードゲームを続けていると言っても過言では無いからね・・・

オイローパ

Europa 1945-2030

評価:5/10

EUの加盟国を増やすことを目指す。
コロヴィーニと「傭兵隊長」のデザイナー。1998年。

持ち駒を置いていってエリアマジョリティ。
エリア毎にEUに加入させるのに必要なコマ数が決まっている。
その数に達するように皆で協力するのだが、誰と組んで達成するかを決めるのは交渉。
と言っても、そこまでドロドロした交渉にはならない。

得点や状況が丸見えなので、みんなでバランスを取り合うマルチ味と、それを粉砕する握り競りによる大量得点&失点。

ゲームとしての完成度はイマイチだけど、ここから他のゲームに繋がったと思われるアイデアがいくつかあったりして、ゲーム源流を巡る旅としてはプレイして損はないかも。(他の引用元があるかもしれないが・・・)

オン・ツアー

On Tour

評価:5/10

全米を巡るライブツアー。
地図上で行う「ストリームス」。

土地カードを3枚めくって、10面ダイス2個を振る。
土地カードで示されたエリア内のマスにダイスで示された数字を書く。
例えばダイス目が「3」と「7」だったら、「37」と「73」を書く。

土地カードにはエリアとは別にボーナスマスが1つ指定されていて、このボーナスマスに数字を書くことが出来ればマスを丸で囲んで得点アップ!(の可能性がある)

最終的に全てのマスが埋まると、昇順になるようにマスを繋いでいく。

それらのマスの数が得点。
丸で囲まれたマスはさらにボーナス。

プレイ感は「ストリームス」と似てるんだけど、最初に自分でルートを想像しなければならない。
この部分をどう捉えるかで評価が変わりそう。

「ストリームス」と違って、ルート次第では、間に数字を入れても良いし入れなくても良いみたいな予備マスが作れるのが面白い。