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カテゴリー: ボードゲーム

カウンターブラフ(トランプ)

評価:6/10

カウンターブラフ(トランプ)

手札10枚から1枚ずつプレイして役を作るポーカー。

二人用。

トランプゲーム大全より。

交互に1枚ずつ出していって、5枚ずつ揃ったら勝負!

なのだが、途中で降りることも出来る。

2人なので、降りると、即、相手の勝ち。

出した枚数が少ない段階で降りると支払いが少なく済む。

早めに降りることが大事ってのはポーカーの鉄則。

1勝負着いたら、手札を10枚に補充して、負けた方から手番開始。

山札のリシャッフルはないので、カウンティングが大事になってくるのです。

カウンティング。

ブラフ。

確率計算。

ゲーマーが好きな要素が詰まっております。

ドッグ カードゲーム

評価:5/10

ドッグ カードゲーム

97年に発売された「ドッグ」ってボードゲームのカード版。

クラマー&キースリング。

2~4人用だけど、4人だとペア戦。

1~14が8枚ずつなのだが、1と11が1/11ってカードにまとまっているので、13種×8枚っていう、クラマー大好きカード構成。

これに、「シーフ」と「ジョーカー」2種類の特殊カード×8枚。

同じコンビの「アブルクセン」を思わせて期待しちゃう!

自分の前に、1から14を順番に置いて14枚の列を作るのが目標。

手番では、カードを置くか、場からカードを取るか。

場からカードを取るのがちょっと変わっている。

場には13枚のカードが並べられているのだが、

3枚目のカードを取る場合は、手札から3のカードを捨て札にする。

10枚目のカードを取る場合は、手札から10のカードを捨て札にする。

使わなそうなカードはこれで有効活用していく。

そうこうやって、1~14のセットを規定数作ったプレイヤーの勝ち。

「アブルクセン」程の深みは無いけど、それなりに面白い。

ちょっと気になったのは「シーフ」。

「シーフ」は敵プレイヤーの前の最後のカードを奪って手札に入れる。

時たま出る分には、アクセントとして良いと思うのだが、8枚も入っている上に他のカード効果によって、何度も繰り返し使われることに・・・

これが、ゲームを冗長化しちゃう。まぁ、これが味と言えば味なんだけど・・・

「シーフ」の枚数を4枚ぐらいに減らした方が良いかもね。

シェッフェルン

評価:6/10

シェッフェルン

ギュッと要素を絞り込んだ「ババンク」って説明受けたけど、まさにそんな感じ。

dlpゲームの新作。

円形の8マスにそれぞれ1台ずつの車。

手札4枚ずつ。

これを1枚ずつプレイしていって全部使い切った時点で、自分の担当する車が止まっている位置の得点をゲット。

カードは8色しかなくて、その色の車を1歩進めるだけ。

既に車がある場所に移動すると上に重なる。「キャメルアップ」みたいな感じ。

でも、2段までしか積めない。

3段以上積むような状況になったら、そうならないマスまで一気に進む。

このルールが、丁度良い!程よく読めて、程よくハプニング!

あと、カードをプレイするんじゃなくて裏向きに捨てることで、自分の担当色を誰も選んでない色と変更できる。

手札4枚をどの順番でプレイするか、もしくは捨てるかだけの選択なのにめちゃくちゃ悩ましい。

あとバリアントというか、全く趣が違う「ジャングルスピード」「ハイパーロボット」的なルールもある。

親が7枚の移動カードを裏向きに並べて、1枚ずつゆっくりめくっていく。

その間に、プレイヤーは場のキャラクターカードを1枚早取り。

全員がキャラクターカードを取ったら、7枚の移動カードを順番に処理して、最終的な位置で取ったキャラクターの車の場所の得点を獲得。

人によってどっちのルールか好みが出るみたいだけど、個人的には前者ルールが好き。

後者ルールはあくまでオマケって印象。

テンポールム

評価:5/10

テンポールム

ツリー状の時代の流れを切り替えて現在を支配する。

タイムトラベルがテーマ。

ヴァッカリーノ作。

ボードには古代、中世、近代、現在と4つの時代。

古代は1か所だが、そこから枝分かれして中世は2か所、さらに枝分かれして近代は3か所、現在は4か所、とツリー状になっている。

各枝分かれには時代の流れ駒が置かれていて、駒が置かれている方が現実になる。

手番では、自分が今いるエリアからの枝分れを切り替えることが出来る。

その後、現実のエリア4か所の中のいずれかに移動する。

各エリアには、「カードを使う」やら「カードを2枚引く」やら「カードで得点する」みたいな処理が書かれているので、その処理を実行。

という流れ。

で、最初は古代に各プレイヤーの権力トークンが10個ずつ置かれているのだが、「カードで得点」をすることで、この権力トークンを先の時代に進められる。

自分の権力トークンを全て現在まで進めれば勝ち。

あと、各時代に一番多く権力トークンを置いているプレイヤーは「その時代を支配してる」扱いになり、カードの処理で有利に働く。

ルールを聞いた印象よりも、タイムトラベル感は弱いけど、基本システムはシンプルだし、カード効果もシンプル。

プレイ時間表記も35分と手軽。

ただ、ヴァッカリーノお得意のランダムサプライが不安要素。

この組み合わせによっては、危険な展開になる。

あと、プレイ人数は2~5ってなってるけど、5人だとほぼコントロール不能。

できるだけ少ない人数でやった方が良さそう。

工房の錬金術師

評価:7/10

工房の錬金術師

スマホを使う推理ゲーム。

推理がベースなんだけど、色々とゴテゴテしております。

錬金術師となって、8つの素材の正体を解明していく。

2つの素材を混ぜ合わせると何かしらのポーションが出来上がるのだが、これをヒントに成分を推理する。

出来たポーションを冒険者に売ったり、素材の正体を学会に発表したり、お金でアーティファクトを買ったり、推理以外にも色々な要素がある。

ここら辺のゴテゴテはチェコゲームズの得意とするところ。

雰囲気はバッチリ!だけど、インストは大変、大変。

多くの推理ゲームは、推理を発表したらすぐに成否判定をするので、かなり自信がないと回答できなかった。

このゲームは、回答した瞬間には成否判定せずに、誰かがイチャモン付けないと判定されない。

なので、ある程度予測が付いたところで「エイヤッ!」と回答するのも全然有り!新鮮!

(とはいっても、ゲーム終了時には成否判定するので適当過ぎるプレイは許されない)

こういうゴテゴテ系は苦手なんだけど、各要素のつながりできているし、推理ゲームの枠に収まらない面白さに昇華できてる。

個人的に、もうちょいスッキリさせてほしいけど・・・

評価6か7で迷ったけど、スマホを使うって部分だけじゃないルール的な新鮮さと、スマホが無くてもプレイできるようにケアしている所にアナログゲーム魂を感じたので評価7あげちゃう!

ナンサッチ(デックテット)

評価:4/10

ナンサッチ(デックテット)

各カードに2スート描かれている「デックテット」ってカードセットを使ったゲーム。

1~9とK、6スート。

なのだが、2~9は3枚ずつしかなく、それぞれに2スート描かれている。

1とKは普通に1スートしか描かれていない6枚ずつ。

そんなカードを使った様々なルールが公開されている。

今回は、ビット系トリックテイキング。

ジョーカーを加えた37枚を9枚ずつ配る。

1枚残るが、これが切り札候補になる。

手札を見て、各自がビット。

ビットは「SOME」「MOST」「NONE]の3種類。

「SOME」は取ったトリック数がそのまま得点。

「MOST」は取ったトリック数が最大ならトリック数×2が得点。失敗したら足りないトリック数がマイナス。

「NONE」はトリックを取らなければ9点、失敗したら-9点。

全員がビットしたら、ジョーカーを持っているプレイヤーが切り札カードと交換して、切り札カードに描かれたスートから1つを選び、それが切り札となる。

で、ジョーカーを持ってたプレイヤーがリードする。

リードカードに2つのスートが描かれている場合は、出したプレイヤーがスートを1つ選び、そのスートをフォローしないといけない。

リードスートと切り札スートがどっちも描かれているカードを出せば、フォローしながら切れるという不思議なことが起きる。

意外と普通に遊べるのだが、

カード構成が複雑すぎて、全く覚えられない・・・

カード構成が頭に入ると、妙味が味わえるのかもしれないが・・・そこまでする気にはなれないし・・・

まぁ、そんなゲームです。

スクウェア スプリット

評価:4/10

ピクセルタイルを使ったパズルゲーム。

場に1枚のタイル。

場のタイルに繋がるように自分のタイルをドンドン置いていく。

制限時間は1分。

置ける条件は、

「ドットを1つ移動するだけで形状が同じになる」

「ドットを1つ移動した上に全体をスライド移動させると同じ形状になる」

最初は戸惑うが、慣れてくると意外と置ける。

でも、手札33枚(5人プレイ時)を全部置き切るのは中々骨が折れる。

僕は途中で心が折れちゃいました・・・

デンジャーシティ

評価:5/10

高級住宅地に出没する泥棒。

泥棒王になるか、セキュリティ王になるか。

手番では

手札からカードを1枚自分の前に出すか、

山札からカードを1枚引くか。

その後、左隣にカードを1枚渡す。

ってのを繰り返す。

ハウスカードが規定枚数が場に出たら、ゲーム終了。

手札に泥棒カードが一番少ないプレイヤーが勝つ。

泥棒の枚数が一番少ないプレイヤーが複数いる場合は、自分の場の数字が大きいプレイヤーの勝ち。

泥棒は場に出すことができないので、左隣へのカード渡しでしか手札から除去できない。

そうなると、手札に徐々に泥棒が増えることになるのだが、泥棒が5枚手札に集まると、そのプレイヤーがいきなり勝つ。

どちらの条件でゲームが終わるかをうかがいながら、自分が勝てそうな終了条件をそろえていく。

カードプレイの仕方から、どちらで終わらそうとしているかが予想できるので、他プレイヤーの動きにも注意しないとイケナイ。

初回だったので、ちょっと勘所がつかみにくかったが慣れると面白いかも。

いや、慣れ過ぎると展開が固定されそうな気もするので2回目が一番面白いな。きっと。

ダンジョン!

評価:3/10

ダンジョン!

D&Dをベースにしたモンスターを倒してお宝稼ぎ。

ファイター、ウィザード、プリースト、シーフの4タイプの中から一人を選ぶ。

ダンジョンは6階層に分かれていて、奥へ行くほどモンスターは強く、お宝の価値は高くなっている。

モンスターとの戦闘はダイスロール。

キャラクターのタイプによって、難度が変わっていて、ファイターやウィザードなら6階層目のモンスターを倒せるが、プリーストは4階層ぐらい、シーフは3階層ぐらいがギリギリなバランス。

戦闘に関してシーフやプリーストは不利なのだが、勝利条件が易しくなっている。

ダイス運が全て!

これぞアメゲー!

怪獣王決定戦 ゴジラ

評価:4/10

「ハゲタカの餌食」形式で得点の取り合い。

80枚ぐらいある得点カードを「ハゲタカの餌食」形式で取り合う。

自分の手札は8枚しかないので、使い切ったら、手札が全部戻る。

出てくる得点カードの半分ぐらいがマイナス点。

さらにマイナス点のカードも一番大きい数字を出したプレイヤーが取る。(ハゲタカは一番小さい数字の人)

なので、小さいカードを温存しておくことも大事。

あと、「取ったカードを別のプレイヤーに押し付ける」や「取ったカードを全部捨てる」みたいな特殊カードも有り。

色々と荒いが、バッティングゲームなので、ワイワイ楽しめる。

特撮物が好きな人なら大いに楽しめるだろう。