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クアックサルバー:薬草の魔女

評価:6/10

2018年SDJエキスパート部門大賞「クアックサルバー」の拡張。

ニュルンベルク新作。

新たな効果セットが2種類追加。

黒の蛾にも新たな効果2種を追加。

新たな素材「花」と、カボチャの6が追加。

各プレイヤーが1回ずつ使える特殊効果「薬草の魔女」。

鍋がパンパンになっても得点を重ねられる小鍋の追加。

5人プレイ可能に。

効果セットが増えるのは、単純にバリエーションが増えて嬉しい。

「薬草の魔女」の特殊効果も派手過ぎず地味過ぎず、丁度いい悩ましさを生み出している。

5人プレイになったのも、もともと人数関係ないゲームなので有難い。

パンパンになってしまった時の消化不良が解消される小鍋の追加によってゲームの完成度が上がった。

年間ゲーム賞受賞を受けて焦って発売された感じは無くて、完成度の高い拡張。

システム的には全く不満はないのだが、問題はコンポーネント!

チップの質感が全く別物!

基本のチップは光沢のあるツルツルの質感で、拡張のチップはマットなザラザラの質感。

袋引きのゲームで、これは致命的!

実際、プレイしてみると触った感覚で分かってしまう。

意識しないことを意識してプレイしないとイケナイ!

日本語版も発売されるだろうが、材質には細心の注意を払ってほしい。

Published in ボードゲーム