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すきもの

評価:6/10

茶器店が求めている茶器を探し出す。

茶器店が求めている茶器が5種類めくられる。

プレイヤーは、それらの茶器を地方に買い付けに行く。できるだけ安く。

この買い付けの方法がスゴイ!

リアルタイムスピード勝負なのだ。

各自、カードの山を1つずつ手にとって、「買い付け開始!!」の掛け声と同時に、ズバババッと必要なカードを選り分けていく。

もう十分と思ったら「買い付け終了!」つって、手番マーカーを取る。

スピードが大事な理由は、この手番マーカー。

先に売られてしまうと、売却価格が下がってしまう。

最悪の場合、売却が不可能になり完全に無駄金になるのだ。

ワビサビの世界とは真逆の騒がしさ。

このギャップが良い。

基本はスピード勝負なのだが、各山札に残っているカードを覚えておく記憶要素や、

あえて売却せずに、商品をキープしておいて値上がりを待つ等。

ゲーマーがニヤリとできる部分をあって嬉しい。

カードの質やアートワークは一級品。

実は、ここが一番重要な気がする。

締める所はキッチリ締めるというか・・・真剣にバカをやるというか・・・

これが、ペラッペラのカードに手書きイラストとかだったら相手されんですよ。

質にこだわってる分、お値段もちょっとお高めだけど、オススメの国産ゲーム。

Published in ボードゲーム